2008年02月02日

苺狩り体験!島田いちご園

ファミリーはもちろん、この時期デートスポット特集にもよくよく取り上げられるイベントと言えば、ビニールハウスでのイチゴ狩り!千葉県だと暖かな房総方面に目が行きがちですけれど、ここ八千代市内にもいくつか“いちご園”があるのをご存じですか?

今回は島田地区に今年からオープンしたいちご園へ行ってきました!
場所は、新川を挟んだ「道の駅やちよ」の対岸。遠目に見てもかなり大きなビニールハウスが2列並んでいるのですが、そこまでクルマで向かいます。

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国道16号線を柏方面へ走ると、「道の駅やちよ」を過ぎてすぐの橋を渡る途中に、側道があります(図@)。ここを左折して島田地域へ入って行き(図A)、側道の出口をUターンして田んぼの方へ(図B)。

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Uターンした先はすぐに道が分かれているので、ここを右折します(図C)。道なりに進んで十字路を左折すると(図D)、その先右側にビニールハウスが見えるので、そこまで直進します(図E)。

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島田いちご園では、無料の専用駐車場スペースを設けています。ここへ停めたら、まずは手前にある受付用の小テントへ!こうして近くまでくると、ビニールハウスとは呼び難いほどに立派な施設だと気付きます。いちご狩りは、確か高校生の時に行った以来だけど・・・ビニールハウスって、こんなに大きかったっけ??

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受付には、島田いちご園の方が数名いらっしゃいました。ここは八千代市の農家の方々が何人か集まって立ち上げた会社が運営していらっしゃるそうで、その人員の中で協力しながら栽培・維持はもちろん、こうした受付係も行っています。
「いちご狩りをしたいのですが。」とお伝えし、大人1,400円(税込)を2名分お支払いしました。この価格は、時期によって変わったり、お土産が付いたりします(→価格の詳細はこちら)。

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この受付カウンターには、試食用のいちごが置いてありまして、「この長細いのが“あき姫”、左の丸っこい方が“さちの香”ですよ。ぜひ味見してみてくださいね。」とオススメいただきました。
これからいちご狩りをする方は、あとでタップリと堪能できますが、ここではいちご狩りはせずに、パック売りのものを買うだけでもOK!朝摘みされた完熟・新鮮ないちごは、1パックが550〜600円程度で販売されています。また、島田地区で収穫されたお米や大豆など、いちご以外の品物も買えるようでした。

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この日は団体さんと同じ時間だったようで、市内の子供会の方々と一緒にビニールハウスの中へ。外はダウンジャケットを着こみたいほど、寒さの厳しい日でしたが、ドアを一歩またげば、5月頃のあたたかーい陽気を彷彿とさせるポカポカ具合!あまり湿度はきつく感じず、不快感はありません。子供たちも次々と上着を脱ぎはじめ、中ほどに設置されている長テーブルの上は、あっという間に荷物で一杯に。

この大きなビニールハウスの中は、大きく4面に分かれていて、入口から見て右側の奥・手前の2面は“あき姫”という種類のいちごが、そして左奥に“さちの香”、手前は“房の香”と“紅ほっぺ”が栽培されています。
通路は黒いビニールで地面が覆われていますし、足場が汚れる心配はありません。歩きやすい幅、そして圧倒されてしまいそうな広々としたハウス内、これはもう感嘆せずにはいられません!!

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島田いちご園の方が、団体さんに向かって説明を始めました。
『ここには現在4種類ほどの苺が栽培されていますが、特にどの列を摘むといった指定はありませんから、お好きなものをお好きなだけ召し上がってください。同じ苺でも、食べ比べると随分と違うものですよ。練乳もご用意していますので、付けて食べたい方は容器にお好きな量を入れてください。ただ、最初はミルク付けないで召し上がってみて、自然な甘さを味わってみるといいですよ。
30分間という制限はありますが、かなり十分食べられると思いますので、慌てずゆっくりと楽しんでいってください。』
【追記 平成21年1月】
※平成21年度は、苺狩り対象の種類は章姫(あきひめ)50%、とちおとめ50%だそうです。


そして、注意事項も2つほど。
『ハウスの中央に茶色い木箱があるのが見えますか?あれは、いちごの交配のために飼っているミツバチの巣箱です。木箱のふたは開いていますから、こういう暖かい日は次々と花を移動して飛び回っているのですが、蜂は触らなければ絶対向こうから刺してきません。そばにいても恐れる心配はありませんが、触らないように気をつけてくださいね。』

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『あと、摘んでいただく苺は“根元までしっかり真っ赤なもの”を選んでくださいね。少し白さが残っているものとでは、比べようがないほど甘さや風味が違います。』

青い実はまだまだこれから大きくなりますが、着色が始まってしまった苺は、もうこれ以上サイズが変わらないそう。完熟を見極めるポイントは、粒の大きさよりも、しっかりと全体が赤くなっているかどうかです!

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20名ほどの団体さんは、説明のあとそれぞれ好きな場所へと散らばっていきましたが、全く混雑した印象がありません。ここのビニールハウスは、とにかく大きさ・広さが魅力!一般的なビニールハウスは、長さがここの半分ほど、それでも支えきれないので間に柱が入るそうなんです。建物と言いたいほど頑丈そうなこのハウスには、そうした視界を遮る柱を必要としませんし、奥行きがあって天井も高いので、100人単位の団体さんが入ったって十分受け入れられそう!

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こんなにも立派なビニールハウス、機能にも特徴がありました。
『本来露地ものの苺は、5月頃に時季を迎えるんですが、この適温を維持するために“サーモセンサー”を利用してハウス内の温度を自動調節しています。天窓は段階的に自動開閉するようになっているので、暖かい日は外気を取り込み、逆に夜は密閉して暖房をかけています。』

さらに、タイマー設定で自動開閉するビニールのカーテンも2重に付いているんです。外側のカーテンは遮光機能まで備わっているとか!春に近づくと日照時間も変わってくるので、都度タイマーの設定を変えながら、日没頃にはカーテンでハウス内の空間を狭めます。こうすることで、暖房を効率的に機能させることが出来ているそうです。

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ハウスの高性能さに驚きつつも、とりあえず苺を食べてみないことには!!あき姫の列に立ち、真っ赤な苺を選んで・・・あ、でもこれって、どうやって摘むんだろう??
むしっちゃっていいのかな?でもどの辺りから??

そんな迷いを察してか、園の方がすかさずアドバイス。
『人差し指と中指の間で、苺のヘタ上あたりを挟んでください。そのまま握り込むように手首を動かすだけで、コロンとうまい具合に苺が手のひらに残りますよ。』

おおー!超簡単!!

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“あき姫”は、酸味が少なく甘みと香りが特徴だそう。口に含むと、すごくコクというか、厚みのある味が楽しめます。とにかく感動したのは甘さよりも香り!!自然ないちごの香りが、ふわぁっ!と広がるんです。スーパーでおいしい苺を買っても、こういう香りは今まで味わったことがありません。

“さちの香”は、あき姫よりもちょっと酸味がある感じがしました。サッパリ食べてもいいけれど、練乳が欲しくなるお味??
“ふさの香”は肉質がしっかりしていて、甘みと酸味のバランスが丁度良い品種。一番馴染みやすいかも?逆に珍しい印象を受けたのが“紅ほっぺ”です。かなりみずみずしさがあって、やや酸味が強い感じなんですが、何とも独特な風味を持つ苺でした。

どれが好きかと言われれば、私は“あき姫”かなー?

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『香りが楽しめるのは、いちご摘みならでは。スーパーに並んでいる苺というのは、摘んでから陳列するまで2日くらいはかかりますから、まだ青いうちにパック詰めして傷まないようにしているんです。陳列する頃には赤く色づいて、いかにも完熟しているように見えますが、やっぱり苗で完熟して摘んだものとは全く風味も甘みも違いますよ。』
ちなみに、隣の道の駅の直売所で販売しているのは、ちゃんと苗で完熟したものを契約農家の方が朝摘んで出品しているものですし、ここ島田いちご園の受付で販売している苺も同じです。

こんなに広い敷地で栽培している苺ですが、素朴な疑問が・・・。
一度摘んでしまったら、もうそこの苗に苺は生らないんですか?
『ほら、ひとつの苗から何本も茎が伸びて、その先に花や蕾が付いているでしょう。こうして“一番花”だけではなく、ひとつの苗から二番花、三番花をタイミングよく咲かせ続けることで、長くいちご摘みを楽しんでもらうことが出来るんですよ。“いかに安定して苺を摘んでいただける環境を維持するか”というのが、いちご園を運営していく上での一番の課題です。そのためにも、肥料を追加していくタイミングなど、かなり技術を要してくるわけです。適度な肥料を維持することで、最後まで糖度や味の深み・コクを保っておいしい苺を提供できるように心がけていますよ。』

さらに、苺の安全性についてもお話がありました。
『摘んだものを直接口にするいちご摘みの畑ですから、農薬を出来る限り使わない“減農薬栽培”を行っていますよ。不必要に農薬を使わずにすむよう、病気になる前に予防することがポイントです。例えば、特に苺がかかりやすい“うどんこ病(葉がどんどん白くなってしまう)”の対策として、畑のところどころに点滴の機械のようなものをセットして、土壌から病気を予防しています。昆虫は、ほんのちょっとの殺虫剤で大打撃を受けるものなんですが、このハウスにはミツバチが元気に飛び回っていますし、安心して召し上がっていただいて大丈夫ですよ!』

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小学生の団体さんのほかにも、うちのなび息子(1歳)とあんまり変わらない位のお子さん連れのファミリーも、何組か入っていらっしゃいました。うまい具合に苺を摘んで、口中一杯にほおばっている姿は何とも愛らしい限り!苺の苗と子供の背丈が、丁度バランスが良いんですよね。
あー、なび息子も連れてくれば良かった!(でも、一度この畑に放したら、お腹こわすほどに食べ続けそうだ・・・。)

ここ島田いちご園では、畑の両サイドと真ん中にフリージアやポピーなど数種類の花が植えられていて、花摘みも楽しむことができるんです。花の種類によって価格は異なりますが、1本30円〜100円程度の別途料金で摘むことができるそう。
1月末頃からは、ハウスに隣接した畑で菜花摘みも始まるそうで、200g前後ほど入る袋に詰めたものを、一袋150円程度で販売する予定とか。さらに、夏にはブルーベリー摘みも企画しているそうです。

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いちご園についてお話を伺っているとき、将来の夢も語ってくれました。
『実はね、ここをバリアフリーのいちご園に出来ればいいなぁと思っているんですよ。もっとそれぞれの苗の幅を広く取って、水耕栽培で苺棚を段々に高く作ることで、車イスに乗りながらでも楽しめるようなね。そのためには、このビニールハウスを建てたくらいの費用がかかってしまうんで、まだまだ先のことになるかもしれませんが・・・。八千代市内や近辺の老人ホームの方々が、イベントのひとつとして楽しんでもらえるいちご園があってもいいなぁと思いまして。水耕栽培だと、肥料などの調節も今よりずっと安定した管理が出来るようになりますし、将来的にはそうした次世代の施設にしていけたらという希望を持ってますよ。』

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今まで私が体験してきた“苺狩り”といえば、こんな大きなビニールハウスじゃなくて、もっとこじんまりした感じでしたし、摘むときも「この列の苺を摘んでください。」と指定されることが多かったように思います。時には苺が全然生ってなかったり、小粒ばかりだったり、練乳も予め容器に入れてある分だけだったり、それなのに金額的には家族全員で楽しむにはかなりお高め設定・・・。

でも、そうした苺狩りが普通だと思っていました。

けれどもこの島田いちご園でいちご狩りを体験してみて、イメージが一掃されてしまいました!なかなか複数品種の苺を食べ比べる機会もないですが、各種類の固さや肉質、糖度などの違いを楽しみ、自分の好みの品種まで戻って好きなだけ食べることが出来ますし、練乳だって無くなれば追加出来るし、何てったってこの広さ!

ただ・・・道の駅があんなに目の前にあるのに、なんで新川に橋が架かってないんだろう・・・。16号まで回らなくても、ちょっと歩いて渡れる橋でもあれば、もっと利用しやすいのになぁ・・・なんて。
でも逆にクルマで発見しにくいから、穴場的な感じでしばらく悠々と楽しめるかも??

とにかく、オススメです!!

●農事組合法人「島田いちご園」 080-1306-9752(法人「島田」いちご園担当)
千葉県八千代市島田402(地図
開催期間/平成20年1月12日(土)〜4月中旬頃
開園時間/平日13:00〜15:00、土日祭日9:30〜15:00
定休日/毎週月曜日(祝日の場合は翌日火曜日)
品種/ふさの香、さちのか、章姫(あきひめ)、べにほっぺ 他
後援/道の駅「やちよ」八千代ふるさとステーション/047-488-6711
【料金】
@1月12日(土)〜2月29日(金)
小学生以上/1,400円(税込)、1歳〜小学生未満/750円(税込)
A3月 1日(土)〜4月 9日(水)
小学生以上/1,050円(税込)、1歳〜小学生未満/550円(税込)
B4月10日(木)〜終了日(お土産1パック付き)
小学生以上/1,050円(税込)、1歳〜小学生未満/550円(税込)
※30分間食べ放題、練乳付き。
※土日祝日は混み合うため終了を早める場合があります。
※2歳以下のお子様でも、おんぶ紐等で背負っている場合は無料です。

八千代ナビ!イチゴ狩り情報/http://www.yachiyonavi.com/ichigo.html#shimada
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2008年01月31日

理容室「Gollista(ゴリスタ)」

なび夫さんを見ている限りでは、どうも男の人って「髪の毛を切りに行く」というのが面倒みたいです。女性の私なんかは、美容院に行けばキレイにしてもらえるワクワク感がありますし、その時間だけは子供のことも気にせず独身気分でゆったり過ごせるので、月に何回でも行きたいくらいなんですけれど・・・。
思えば、美容院はどうしても女性向けという印象が強いですもんね。雰囲気やサービスが、男性にとって良いと思えるツボが外れているのかしら?かといって、床屋さんや10分1,000円でカットしてくれるところは「何となーくオヤジっぽくなってしまいそうだから」と言って、行くわけでもなし。結局、自分の気が向いたときに受け付けてくれる、予約無しで入れる美容院を選んで行っているようです。

今回ご紹介するお店は、そんな迷える男性カットの現状に、救いの手を差し伸べるべく緑が丘に誕生した理容室「Hair Entertainer ゴリスタ」さんでございます。
八千代緑が丘駅から歩いて2分ほど、やちなびでも紹介した不動産やさん“緑が丘ホームズ(→レポートはこちら)”のすぐ右隣りにあるんですが、外観だけだとカフェかと思ってしまうような店構え!美容院には見えても、まさか床屋だとは思わないなー。

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木でできた大きな扉が印象的な入口。窓から覗くと、奥にはドライヤーを持つ男性の姿が・・・確かにヘアカットのお店に間違いはなさそうですが、この店構えで理容室だなんて。
何かしっくり来ないと思ったら、そうか!床屋さんの必須アイテム、くるくる回る「赤」「青」「白」のサインポールが無いから、美容院っぽく見えるのかも!
後でオーナーにお話したところ、いやいや、ちゃんと置いてありますよとおっしゃるんです。えー?どこどこ??なんて探してみたら、さっき覗きこんだ窓辺に小さなサインポールの置物が。
まさかコレのことでは・・・。

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「あんまり理容室っぽさを強調し過ぎないように、初めはその小さな置物だけだったんですが、あまりにさりげなすぎたようだったので、もっと分かりやすいものを入口に立て掛けてみました。」と指さすその先には、サインポールが描かれた油絵が1枚。
・・・確かに、美容院と勘違いして最後まで「床屋」だと気付かなかった女性客がいたというのも納得です。

オーナー曰く、ゴリスタは“新しいタイプの床屋さん”。
「美容院をはじめ、女性にはくつろげるお店が沢山ありますけが、男性にとっての“自分の居場所”となると、案外と限られているように思うんですよ。せっかく貴重な時間を削って髪を切るんですから、男性にもくつろいでいただける、安らぎを与えられるようなお店が作りたかったんです。最近は男性も美容院をよく利用しますが、やっぱり気兼ねなく入れる床屋こそ、そういった役割を担うのに相応しいと思い“理容室”としてお店を持ちました。ただ、どうしても床屋というと、“かっこ悪い”とか“オジサンの行くところ”というようなマイナスイメージが付きものなんですが、その点は信頼していただけるだけの技術に自信を持っています。床屋の技術だけではなく、美容院で扱うような縮毛矯正や毛量・毛流調整なども大得意!理容の底力をお見せします!」

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男性のライフスタイルに合わせたいということで、営業時間は午後10時(土日祝・木は7時まで)まで開いてるんです。しかも、メールでの予約なら営業時間外でも対応してくれるんですって!これはサラリーマンには心強い!会社帰りの時間が利用できるというのは、なび夫さんもかなり惹かれた様子です。また、休日は朝9時からなので、ささっとカットを済ませてお昼前には家へ帰れます。

さてさて、気になる店内はというと、外観と同じくらいかなりインパクトのあるレイアウトです。沢山の席を用意しているような大型店舗タイプではなく、こじんまりとしてはいるものの、限られた空間の中でよくここまで演出できたなぁ!とビックリするほどのこだわり具合。

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まず、入って左側には、カフェのようなカウンターがドーン!コーヒーなどを淹れる専用キッチンまで用意されています。
その向いには、ゆったりくつろげる大きめチェアに本棚、パソコンまでが用意されていて、まるでその一角が部屋のよう!
「無線LANもご用意しておりますので、お客様のノートパソコンもご利用いただけますよ。ちなみに、店主の私がパソコンを教えることもできますので、お気軽にお声掛けくださいね。」

そんなゆったりくつろぎ空間の奥半分には、本業のヘアカットスペースが3席と、個室シャンプー「YUME」部屋があります。各席の間は白壁で区切られているので、お隣を気にせず個室感覚でカットしてもらえる空間になっていました。

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本日カットを体験するのは、私ではなくなび夫さん。こちらのお店では、男性の場合はカットにはシャンプーと顔剃りが付いてきますし、女性にはシャンプーとライトトリートメントがついてきます。
また、オプションコースも男性は育毛・頭皮マッサージが、女性には顔剃り・フェイシャル・トリートメントが用意されていて、それだけでも来店したくなるような技術が受けられるんです。
料金の詳細はこちらにありますが、男性のカット基本コースをご紹介するとこんな感じです。

【男性用】
@スタンダードコース(4,200円)
:シャンプー→カット→顔剃り→シャンプー→セット(ドリンクサービス付き)
Aリラックスコース(5,250円)
:シャンプー→カット→顔剃り→ゆめシャンプー→セット(ドリンクサービス付き)
※シャンプーが、個室で頭皮に優しいワンランク上のシャンプー&トリートメントをしてもらえる「ゆめシャンプー」のコース。
B育毛コース(6,300円)
:シャンプー→カット→顔剃り→頭皮クレンジング→ゆめシャンプー→セット(ドリンクサービス付き)
※抜け毛や髪の弱さが気になる方にオススメのコース。

〔オプション〕
白髪ケア(3,150円)
:カラーリングやソフトな白髪ぼかしなど応相談。
フェイシャルマッサージ(1,050円〜3,150円)
:肌荒れやたるみが気になるときに。男性も肌ケアで若返ります。

男性だけではなく、女性も顔剃りをしてもらえます。男性のようにカットなどとセットにはなっていないので、オプションで付け加えることも出来ますし、これらのコースのみをお願いすることも可能だそう!ちなみに使用している化粧品は、すべて弱酸性の肌に優しいものだそうです。

【女性用】
@スタンダードカットコース(4,200円)
:シャンプー→カット→顔剃り→シャンプー→セット(ドリンクサービス付き)
Aフェイシャルベーシックコース(3,150円・30分)
:クレンジング→お顔剃り→トリートメント(ドリンクサービス付き)
Bフェイシャルスペシャルコース(5,250円・50分)
:クレンジング→お顔剃り→マッサージ→パック&トリートメント<美白保湿タイプorさっぱりタイプorうるおいタイプ>(ドリンクサービス付き)
Cブライダルエステコース(6,300円・70分)
※ブライダル用にスペシャルコースと襟つけのセット。着物や胸のあいたドレスがキレイに着られるように胸元や背中の上部をお剃りします。

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真ん中の席に通されたなび夫さん。
重厚感のあるウッドテーブル、そして正面にはかなり大きめの鏡がバランスよく配置されています。

「それでは、早速シャンプーをしていきましょう。」と声をかけられると、その席から移動することなく、座ったままイスを回転させて頭を濡らし始めたんです。
えー?シャンプー専用の場所へ移らないんですか?!

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「床屋さんでは、お客さんは座ったらまず席を立つことはないんですよ。シャンプーも、カットも、ひげ剃りも、すべてこの席で済ませるんです。女性の場合はシャンプー台の無い席にまずはご案内して、必要に応じてシャンプー台へ移動していただくこともあるんですが・・・。」
そうなんだー!!
この歳にして、久々のカルチャーショックです。床屋ならではの暗黙ルールがあるなんて・・・。なび夫さんも当たり前のようにうなずいてますけれど、世の女性には衝撃的な事実でっせ。

「じゃあ、子供が床屋へ行くと飴玉とかをもらえるというのも知らないとか??うちでも、レジの前にチュッパチャップスが置いてあるんですが、これは子供に帰り際渡すために用意しているんですよ。」

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まずはカットの前に軽くシャンプー。そのあと、同じ場所でイスの角度や向きだけ調節して、オーナーがカットしていきます。
美容師さんって、何となくラフでおしゃれな格好をして、腰まわりにハサミがたくさん刺さったベルトをしているイメージがあるんですけれど、こちらのオーナーはというと・・・まず格好が違う!カフェのバリスタみたいな黒基調のキッチリスタイル。その腰回りは何もぶら下げず、横に置かれた作業台にハサミなどが全て用意されています。そこからハサミを選んで持つと、丸イスに座りながら手際よくカットしていきます。

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「実は自分がバリスタに憧れていたこともあって、ちょっと格好も意識してます。店名は、英語の“Golly!(まぁ!)”という感嘆詞と、イタリア語の“〜ista(サービスをする人)”を組み合わせ、「お客様に驚きを提供するお店にしたい」という思いを込めた造語なんですが、自分がコーヒー好き&サービス好きというのが、そもそもの発端といったところでしょうか。」

カットしている間、うろうろ店内を見まわっていたんですが、沢山飾られている油絵以外にも、陶芸品やシルバーアクセサリーなど、色々な物が置いてありました。カットする席に置いてある指輪は700円で販売されていましたし、他の作品も全て購入出来るそうです。

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「八千代市やその近辺にいらっしゃる作家さんの発表の場になればという思いで、こうして提供しているんです。表に飾っているサインポールの油絵も、こちらの作家さんに描いていただいたんですよ。」

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カットのあと、一般的な床屋ではシャンプーをしてから髭剃りをするそうなんですが、ゴリスタではYUMEシャンプーという特別なコースを用意していることもあって、先に髭剃りを行います。
モアモアした泡を顔に塗布し、滑るように刃を当てていきます。見ていると切れやしないかとドキドキしますが・・・うまい具合にカーブを効かせて剃り残しも無し!

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剃り終わった後の毛を見せてくれたんですが、この毛は髭じゃなくてほっぺの毛なんですって!!そんなに毛深くないなび夫さんですが、こんなに生えてたんだー!!
なび夫さんの顔を確認してみると、た、確かに!何だか気持ち悪いくらいつるっつるで、でもしっとりした感じですごーいキレイなんですけど!!

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剃り終わったあと、しばらくスチームタオルで顔を巻いてからシャンプーへと移ります。スタンダードコースでは普通のシャンプーになりますが、初回サービスで「YUMEシャンプー」を体験できることに。
さっきからゆめシャンプーゆめシャンプーって言ってましたけど、どんなシャンプーなんですか??
「こちらの個室に専用のベッドがあるんですが、これは首に一切負担をかけないでシャンプーが受けられるようになっているので、とてもリラックスしていただけます。靴を脱いで横になっていただき、シャンプーや頭皮ケアを行うのですが・・・ここは体験してからのお楽しみです。なび夫さんだけ入室してくださいね、なび子さんは外でお待ちください。」

・・・えー、私は入っちゃダメなんですかー??
(仕方なし、終わったらどんな感じかなび夫さんに聞いてみようー。)

扉の外で待っている私に、「このゴリスタには楽しい仕掛けが色々あるんですよ。」とオーナーが声をかけてくれました。
「例えば、席の正面に用意している大きな鏡。これは額縁のような形になっていて、ピクチャーレールにぶら下がっているんです。壁に並んでいる油絵に並んで、お客様自身もひとつの作品として店内に飾られているように見せてみました。」

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「狭い店内をスッキリと、でも便利に利用するための工夫もしています。たとえば、お店の奥にある壁にはゴリラのイラストが描いてありますが、ここは引き戸になっていて裏側は控え室なんです。ちなみに、お店の出入口にある丸い窓から覗くと、丁度このゴリラのイラストが円の中に見えるようになってるんですよ。ほかにも、髭剃りのあとに使ったりするスチームタオルは、この引き戸の向かいに置いてあるスチーマーに入れてあるんですが、実は反対側にも扉がついていて、YUMEシャンプーの部屋と両方から使えるようにしています。」

オーナーさんって、どことなく独特の雰囲気を持っていらして、ちょっと身構えてしまっていたんですが、話しているうちに「???」と思うことが見え隠れ・・・。

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「この壁にある郵便受け、開くとYUMEシャンプーの個室につながっているんですよ。向こう側に何か渡したり、終わり具合の様子をちらっと確認するのに使えます。この上に乗っているリスは、りりーとマクベス。ハシゴの下にある巣穴に住んでます。集めた髪の毛なんかも入れられるスペースなんですけどね。」

・・・??住んでる?

YUMEシャンプーの個室から出てきたなび夫さん。
「いやー、すごかった!毛穴までしっかり汚れを落としてくれて、そのあと油分を補うパックもしてくれて。普段あまり頭皮ケアなんてしいから、床屋の値段プラスアルファでやってもらえるなら絶対こっちのほうが満足だよ。」
随分とご満悦で出てきた様子からは、単なる個室シャンプーというわけではなさそう。でも、具体的にどうだこうだということは「体験してからのお楽しみ」ということで、やっぱり教えてもらえませんでした・・・超気になるじゃん!

なび夫さんは寝ぐせが付きやすいから、そのクセを生かせる感じでカットしてもらったようで、ドライヤーをかけながらセットのコツを教わってました。最後にワックスで整えて、本日のカットは終了です。
おおー!なんかおしゃれっぽい感じじゃなーい。

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カット後には、ドリンクメニューを見せていただき、おいしいコーヒーをいただきました。コーヒーにもいろいろな豆の種類が用意されていて、中でも酸味が利いた軽めの“モカ・マタリ”をチョイス。
「自分がコーヒー好きなこともありますし、お出しするコーヒーには自信がありますよ。コーヒーの苦手な方には紅茶もご用意していますよ。ゆっくりカウンターでくつろいでいってくださいね。」
ちょっとしたお菓子が添えられて、淹れたてのコーヒーをカウンターで楽しませていただきました。こちらのドリンクはサービスなので、もちろん0円。ですが、お客さんによっては善意でチップを置いて行ってくれる方もいるんですって。

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私たちのほかにも、中年の男性がコーヒーを飲みながら待っていらっしゃるようでしたが、どうやらカットしている中学生くらいのお子さんのお父さんのよう。
「小学校高学年〜中学生くらいになってくると、お子様も髪型が気になってくるようで。大抵はお母様が通っていらっしゃる美容院などに行かれるケースが多いようですが、当店にもお父様と一緒にお子様がいらっしゃることが多いですよ。若い主婦の方も、お子様のカットのために足を運んでくださる場合も多いです。待って頂く時間も、ここならゆったりお茶を飲みながら、インターネットなどを楽しんでいただけますし。」

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ゴリスタの正式店名は、「ヘアーエンターテイナー ゴリスタ」。昔ながらの理容店では今の時代、顧客獲得というのはかなり困難になっている中、“理容”を技術職ではなく、サービス業として成功させたい!世代を超えた幅広いお客様に、技術と楽しみをご提供したい!そんなオーナーの思いが、この店名に託されています。
会社帰りに、休日に、一息入れるために寄れるヘアカットのお店を目指すゴリスタさんが、もしかしたら男性のカット意欲も変えてくれるかもしれませんね!

●Hair Entertainer Gollista(ゴリスタ) 047-411-8114
千葉県八千代市緑が丘3-7-4ビーグルハウス101(地図)東葉高速鉄道 八千代緑が丘駅下車 徒歩2分
営業時間/平日(除く木曜)11:00〜22:00、土日祝日9:00〜19:00
※木曜日は勉強会のため19:00まで。
定休日/毎週月曜日、第二・三の月・火曜日は連休
ホームページ/http://gollista.jp/index.html
料金表/http://gollista.jp/price.html
※料金(例)
男性(シャンプー・顔剃り付)
女性(シャンプー・ライトトリートメント付)
一般  4,200円 
高校生 3,675円 
中学生 3,150円 
小学生以下 2,625円
posted by やちなび子 at 00:00| Comment(3) | やちなび体験!お店レポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月21日

【追加記事】お正月の買出しはお済みですか?(道の駅やちよの農産物直売所「クラフト」)

お正月の買い出しと言えば、お雑煮に使う三つ葉や小松菜、煮物用のれんこん、にんじん、里芋、大根。いつも以上に野菜をどかっと買い込むせいか、道の駅やちよの直売所クラフトも年末はえらい大賑わいだそうで・・・。

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「毎年12月28日〜30日は、特に混みますね。それに、どこの売り場もそうだと思いますが、年末はお正月野菜が急騰するんです。ですから年末前でも、日持ちのするものは早めに買っておかれるのをオススメします。保存さえちゃんとしておけば、色々なものが前もって買っておけますよ!」

そうそう、三つ葉なんて300円近くするんですよね。今なら80円〜100円程度なのに・・・。小松菜も200円〜250円くらいまで値上がりするそうです。とはいえ、三つ葉はどうしても日持ちがしにくいので、小分けにして冷凍保存するのが一番ですが、小松菜などの葉ものは、特にこの時期なら結構長持ちするんですって。

「葉ものは、凍る寸前が一番うまいんです。でも、凍らしてはダメ!新聞紙などに包んで、外や暖房をかけない部屋へ置いておくと良いですよ。白菜や大根などの大型野菜も、同じようにして立てて保存します。」

泥つきのものは、さらに日持ちのする裏ワザが・・・。

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「まだ洗っていない泥つきのにんじんや長ネギなどは、庭など土の中に埋めてしまうと、かなり長持ちします。ごぼうや里芋などは、もともと持ちが良いので、土がついた状態であれば埋めなくても大丈夫です。」
注意したいのは、さつまいも。これだけは、寒さに相当弱いらしく、土に埋めるにしてもかなり深くしないと傷んでしまうそうです。ただ、さつまいもは、かぼちゃと同じように収穫直後よりも乾燥した後のほうが甘みが増すので、家のあまり寒くない場所に普通に置いておくのが一番の保存法のようです。

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この時期ならではの商品といえば、お正月用ののし餅やお供え餅!お餅は固くなってヒビが入ってしまうので、直前に購入する方が多いと思いますが、ここクラフトでは25日まで予約販売も受け付けています。
年末時期には店頭に各種お餅を販売されるそうですが、予約の良いところは、確実に購入できるのはもちろん、お気に入りの生産者のお餅を“指名買い”できること!予約する場合は、作業場へ声をかけてくださいということでした。

【お餅予約 詳細】
のし餅/1.4kg 950円、2.0kg 1,350円
お供え/1寸 250円、2寸 350円、3寸 950円、5寸 2,000円、7寸 3,000円

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※予約の締切は12月25日(火)で、28日(金)〜30日(日)の午前中引渡しとなります。なお、料金は予約申込時にお支払いください。
※店頭販売もこの価格になります。

白菜や大根などの大型野菜も、先月よりもさらに価格が下がってどれも100円を切るほどに。いくつものコンテナに混ざって、こんなものまで大型サイズに!!

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絵本のようなカブだ!と思ったら、実はこれ「大根」だそう。聖護院(しょうごいん)という種類で、普通の大根よりも柔らかいので、すぐに火も通るし煮物にピッタリなんですって。いつもより厚切りにして頂くのがおすすめだとか。

へー、こんな大根があるんですねー。という私に、他にも色んな種類がありますよと紹介してくれました。
「一般的には、青首大根がよく利用されますが、首が青くない大根も何種類か置いてありますよ。たとえば、青首大根サイズで全体が真っ白な“大蔵大根”や、先が太い“三浦大根”や“おふくろ大根”、それに普通より長細い沢庵用の大根なども置いてあります。お正月のなますには、青首よりも三浦やおふくろ大根の方が、辛味が少なくべちゃつかないので向いてますよ!」

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大根って、“大根=青首”しか頭になかったので、沢山並ぶコンテナはどれも同じだと思ってました!!ほんとだ、よくよく見てみると、いろんな種類が混在してます。今まで適当に1本取ってましたが、もしかしたら毎回違う味を知らずに楽しんでたかも・・・。

いよいよ陳列棚を華やかに彩るイチゴも登場してきました!
市内には10以上のイチゴ農家があるそうで、生産元によって種類も大きさもいろいろ。今は1パック500円〜600円程度での販売です。
子供も楽しめると、毎年大人気のイチゴ狩りも年明けから順次始まるとのこと。近々やちなびでイチゴ狩り情報を掲載しますので、こちらもぜひご参照くださいませ。

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年末年始の買い出しは、新鮮&長持ちの野菜が溢れる直売所クラフトが、賢い買い方かも!ですね。

〔関連記事〕
・道の駅やちよの農産物直売所「クラフト」(2007年09月26日)

●八千代ふるさとステーション 農産物直売所「クラフト」 047-488-3188
千葉県八千代市米本4905-1道の駅「やちよ」八千代ふるさとステーション内(地図
営業時間/9:30〜18:00(4月〜9月は〜18:30まで)
定休日/第2月曜日
※年末年始の営業について
平成19年12月30日(日)9:30〜15:00(営業時間短縮)、12月31日(月)〜1月4日(金)までお休みです。


【交通手段】
(バス)@京成電鉄「勝田台駅」より米本団地行き(約25分)A東葉高速鉄道「八千代中央駅」から米本団地行き(約20分)※@Aいずれも終点米本団地下車 徒歩約5分B公共施設循環バス「ぐるっと号」でふるさとステーション下車

2007年11月10日

【追加記事】秋〜冬野菜が満載!道の駅やちよの農産物直売所「クラフト」

最近は「旬」を忘れてしまいそうなほど、年中出回っている野菜。本当に美味しい時季には、栄養価も抜群!お値段も手頃!ぜひ毎日の食卓に取り入れたいものです。
そこで、立冬を迎えてようやく深まってきた秋のこの季節、今が食べ頃のオススメ食材を、農産物直売所「クラフト」で伺ってきました!

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今は、大根や白菜、キャベツなどの大型野菜が収穫の時期を迎えている真っ最中!青々とした葉付き大根が、何個ものコンテナを一杯にしています。

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「出始めなので1本が大体120円ほどですが、これからもっと安くなってきますよ!新鮮な葉付きですので、ぜひ葉っぱもおいしく召し上がってください。葉がどんどん大根から水分を吸収してしまうので、出来るだけ早く大根と葉の部分を切り分けて、それぞれ新聞紙などに包んでいただくと長持ちしますよ。」

こちらの白菜(200円!)も、こんなに巨大!!なび息子の体くらいあります。これは冷蔵庫に入らないぞ・・・。

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「これからの時期なら、頻繁に暖房を入れない部屋など冷暗所に置いておけば大丈夫です。これだけ重量があるので横にすると葉が傷んでしまいますので、根の方を下に立てておくのがいいですね。切り分けずに丸ごと新聞紙にくるんで、外葉を剥がしながら適当な大きさになるまで使っていきます。ポイントは、新聞紙が湿り始めたら交換することと、凍るような寒さになってきたら外での保存に気をつけること。」
なるほど、それなら大きな野菜も躊躇せず購入できますね。

ちょっと前までスーパーではかなり高騰していた小松菜やホウレン草も、ずいぶんと安くなっていました。最近暖かい日が続いていたので葉が伸びやすく、出品量が増えてきたからだとか。
青々しい新鮮なほうれん草が、80〜100円程度で並んでいるんですもの、これは即買いだわ!と、手元のカゴへ・・・。

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他にも、八千代産の秋ウコンやさつまいも、自然薯などこの時期ならではの食材もいろいろと並んでいました。
自然薯は、太く長いものが2〜3本入って500円〜700円程度で販売されていましたが、これってかなりのお値打ち価格!!折れていない良質なものは贈答用にも使われるほど高価な自然薯、ネット販売している家庭用のものをみると、1kgで2,000円以上はしてます・・・。
同じとろろ芋にするにも、山芋とは別物くらいの仕上がりです。もちもちの食感を楽しみたいなら、やっぱり自然薯!八千代では、こんなものまで手に入るんですねー。

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秋ウコンもたっぷり一袋で250円、まるまるデカデカタイプのさつまいもも200円〜300円程度で販売されています。さつまいもって、太くてずんぐりしていた方が繊維が少なくてほっくりいただけるんですって。本数が少なくても重さがかなりあるので、これもまたお買い得だわ!!

お芋といえば、ありました!焼き芋100円!!
トングで自分で選んで袋に入れ、かごに入れて他のものと一緒に会計を済ませます。

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オススメの葉付き大根とキャベツ、ほうれん草などなどを購入し、その日の夕食は野菜たっぷり献立に。
キャベツは、包丁を入れた感触からその新鮮さが伝わります。柔らかくてキュッキュッと良い音が聞こえてきそう。大根も水分が多いせいか、身がしまっているのにシャクッと刃が通る柔らかさ!!

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キャベツは豚肉やニンジン、玉ねぎなどとコンソメスープで重ね蒸しにし、大根はお味噌汁、葉は朝に残した鮭などと炒めて自家製ふりかけに。
大根はあっという間に茹であがり、味噌汁がしみ込んでます!これはふろふき大根とかイカ大根にしても美味しそう!!

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夏場とはガラッと様子の違う店内、ぜひ旬のお野菜を楽しみに訪れてみませんか?

〔関連記事〕
・道の駅やちよの農産物直売所「クラフト」(2007年09月26日)

●八千代ふるさとステーション 農産物直売所「クラフト」 047-488-3188
千葉県八千代市米本4905-1道の駅「やちよ」八千代ふるさとステーション内(地図
営業時間/9:30〜18:00(4月〜9月は〜18:30まで)
定休日/第2月曜日
【交通手段】
(バス)@京成電鉄「勝田台駅」より米本団地行き(約25分)A東葉高速鉄道「八千代中央駅」から米本団地行き(約20分)※@Aいずれも終点米本団地下車 徒歩約5分B公共施設循環バス「ぐるっと号」でふるさとステーション下車

2007年10月09日

【梨園レポート】幸果園(こうかえん)

「納得いただける良い商品を作ることが一番!けれど、それだけでは本当に満足いただけるとは思いません。心を込めた接客はもちろん、少しでもニーズに添えるよう努力しています。」

どこかの一流企業で素晴らしい理念を聞いているようですが、お話されているのは会社でもショッピングセンターの方でもございません!今回も、間違いなく梨園レポート。実は、八千代市村上の梨園「幸果園(こうかえん)」の奥さんが語っているんです。

年に1回、多くて2〜3回ほどしか顔を合わせないお客さん、けれども毎年足を運んでくれる常連さん。その一人一人を出来る限り記憶し、短い時間でも楽しい会話を・・・と、年1回の接客に心血を注いでいらっしゃるというのですが、こちらの梨園はリピーターさんを数えきれないほど抱える超人気店!口コミで広まり、雑誌danchu(ダンチュウ)をはじめ、多くのTV・雑誌等のメディアで紹介されている話題の梨園だけあって、市場に出荷する前に店頭で売り切れてしまうのだそう。そうした状況でも、声を嗄らしながら笑顔で色々語ってくださった梨園「幸果園(こうかえん)」のご主人と奥さんに、その人気の秘密を伺ってきました。

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16号を柏方面に向かって宮内交差点(右前方にセブンイレブン)を右折すると、すぐ右側に「幸果園」の大きな看板があります。

一番の特徴といえば、「大玉専門店」と呼ばれるほど、品種に関わらず大玉がゴロゴロ販売されているということ!大きいと、つい“大味”なんじゃないかしら?と思ってしまいますが、梨は大きくなるほどおいしいのだそうです。
「うちは幸水でもMサイズなんてほとんど出来ません。豊水になると、3Lサイズでも小さいくらいです。とあるお客様から『ショッピングセンターで贈答用の幸水梨を注文しようとしたけれど、一番大きいサイズで2Lまでしか無いと言われた』とお伺いしたことがありますが、うちで大玉と言えば3L以上です。一般的に数が採れないとされている大玉は、なかなか市場で大量販売出来ないようですね。
うちで贈答用として箱買いされるお客様には、幸水だと4L〜5Lが売れ筋。やはり“なかなか市場では買えない大玉を送りたい”というご希望が多いようです。」

梨の標準小売価格表を見ても分かるように(→こちら)、同じ5kg箱でも詰める梨のサイズが小さくなるほど値段が安くなるので、価格を理由に小さいサイズを選ぶ方も少なくありません。ですが、実際に食べ比べてしまうと「やっぱり大玉の方がおいしい!」と気が変わって、大抵大玉を希望されるんだとか。
とはいえ、なかなか大玉になりにくい幸水。注文したくても収穫量によって順番待ちになるケースが多い品種ですが、ここ幸果園では大玉だから・・・という心配は御無用!4Lや5Lがわんさと採れるらしいのです。収量だけではなく、サイズも並外れたことに!大きいものだと新高ほどにもなるそうで、“ジャンボ幸水”と呼ばれて目玉商品になっているとか。

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そんな大玉自慢な幸果園さんですが、自然と大玉ばかりが生るわけではありません。毎年並々ならぬ努力と技術を注いでいるからこそ、大玉狙いのお客さんに応えられる質と量を維持できているのです。

「梨を作るうえで、やらなきゃいけないことは決まっています。“それを全部やれるかやれないかで、梨の出来が違ってくる”と、うちのおじいちゃんはよく口にしてますよ。収量を増やそうとすずなりに実をつければ大玉になりませんが、間引いただけでは収量は増えません。長年培ってきた技術と勘、それに出来る限り手をかけ目をかけ健全な木に育て上げていくことで、大玉且つ高い収量を得ることができるんです。
特に幸水は、育て方によって収量が3倍ほども差が出るほど難しい品種だと言われていますし、天候が過酷な年ほどそれが顕著に結果として出てきます。」

健全な木に育てるために、有機肥料の使用や減農薬などはもちろん、天災による被害を最小限に抑えるための投資も欠かさないそう。そのひとつが「多目的防災網(たもくてきぼうさいもう)」と呼ばれる網を掛けることなんだとか。

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多目的防災網の使用が特に広まったきっかけというのは、ヒョウによる被害だと言います。生り始めた小さな実に少しでもヒョウがかすれば、もう黒く傷がついて売り物にならなくなってしまうそうです。小指ほどのヒョウは木の皮をもビリビリにし、実や葉を落下させてしまいますが、この防災網によってそうした災害を最小限に抑えることが可能になりました。
「年がら年中かけているわけではなく、必要な時期だけ網で畑全体を覆います。この網をかけたり巻き取ったりを、家族総出で数日かけて行うのですが、それはもう大変な労力なんですよ。梨の枝はどんどん上に伸びていきますし、それを妨害したり折ったりしないように気をかけながら、はしごを使って網を張っていきます。途中どこかにひっかかれば棒でつつき、声を掛け合いながらの力仕事!」

霜も対策を怠ると大ダメージを被るんだそう。“霜による影響”といっても何だかイメージが湧きませんが、花が凍ることでめしべが真っ黒になってしまい、実がつかなくなるんですって!しかも、最近は暖冬で開花時期が早まる傾向にあるため、輪をかけて霜の被害に遭いやすくなっているとか。
そこで活躍するのが「防霜(ぼうそう)ファン」という送風機。冷え込みが激しい地表から数メートル上には、逆転層と呼ばれる比較的暖かい空気がたまるのだそうで、その位置あたりに防霜ファンを取り付けることで下へ空気を循環させる仕組みです。万一花が凍っても、ゆっくりと解凍されるため被害から免れることができるとか。

「大きな被害に遭った時に、速やかに機器や道具を取り入れるか、“もうこんなひどいことは無いだろう”と様子を見てしまうか。この判断で差が出ます。惜しまず資本投資できるか?これが同じ失敗で苦労しない一番の策ですね。」

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こうした“手をかける”投資と並んで、重要視しているのが“目をかける”ということ。幸果園の奥さんは、お父さんの見回りの勘を絶賛します。
「うちのお父さんって、木が今何を欲しがっているのか、ダメになっている部分がないかがパッと分かるのよ。なかなか気付かないようなちょっとした赤ダニも、どうしてかすぐに気付くんです。これを放っておけばすぐに大量発生へとつながるけれど、大抵未然に防ぐことが出来ています。そうした梨の小さな異変を察知できる鋭い観察眼、そして長年の経験から養われてきた勘が、木の健康を維持できている要素のひとつですね。」

形の良い大玉を収穫するため、特に力を入れているのが授粉作業だそう。そもそも、梨は同じ品種同士では実がならないというやっかいな性質をもっています。そのため、多品種を混植して蜂や風によって花粉を運んでもらうか、あるいは違う品種の花粉を人工的に付けてあげないと授粉できません。
普通に考えれば、混植すれば手間がかからないのでは?・・・と思うところですが、品種ごとにきちんと人工授粉を行うそうです。
「形の良い梨を作るには、授粉が重要なんです。梨には授粉できる場所がひとつのめしべに6か所あるのですが、すべてに授粉できて初めて丸く形のよい梨に仕上がります。けれど、ミツバチなどが花粉を運んで4か所とか5か所しか授粉しなければ、いびつな形になってしまうんですよ。一度授粉してしまった花に、あとで追加して花粉をつけてももう手遅れ!なので、蜂に邪魔されないように多目的防災網を早めにかけて、蜂が入らないようにしたりしています。」

虫の力を借りれば、いびつな形になってしまうかもしれないけれど、少なくとも梨が収穫出来る可能性は広がります。けれども、こうして網を張って一切を人工授粉で賄うというのは、人工授粉に手慣れていない場合はかなりリスキーなんだとか。熟練した技術と相当な人手が不可欠な作業だそうです。
「一番良いタイミングで授粉できる時期というのは、開花後2〜3日。梨全体での受粉期間は10日程度と、大変短い時間での勝負になるんです。授粉作業が間に合わなければその木には実が生りませんが、もし雨が降れば作業が中断されてしまいます。とても家族など身内だけでは人手が足りませんので、毎年パートさんなどをお願いして人材を確保しているほどですよ。」

人工授粉するための花粉づくりも、相当な技術を要します。開葯器(かいやくき)という機械で加熱保温して花粉を集め、絶妙なバランスで配合した自家製の花粉をはけで塗っていくそうですが、これも天候などの状況に応じて薄めたり濃い目に作り直したりするんだとか。この判断を誤ると、きちんと塗ったとしても授粉に結び付かず、木にまるまる実がならない・・・というケースが生じることも。

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そうして実った貴重な大玉梨。そのままでも十分魅力あふれる品ですが、さらに“接客”という付加価値が、幸果園さんならではの逸品に仕上げるのです。

「毎年足を運んでくださるお客様を裏切らないために、美味しい梨を作るというのは大前提。プラスアルファとして、お客様との時間を大切にすることを常に考えて接客しています。お帰りの際には、少しでも幸せな気持ちになってもらえれば何よりですね。」

何がすごいって、去年1回会ったっきりのお客さんと、最近まで顔を合わせていたかのように話が出来ること!私たちお客の立場からすれば1軒のお店ですが、お店から見れば自分なんて大勢の中の一人。覚えていてくれるだけでも嬉しいのに、去年話したことまで記憶してくれていたらビックリするやら親しみ深くなるやら。
それは幸果園へ毎年訪れる方々も同じ思いのようで、「おしゃべりするのも楽しみなのよ!」と声をかけられることも多いとか。
その接客スタイルを確立したのは、何と言っても凄まじい記憶力!相手と交わした会話や顔、それにどういう接客を以前望んでいたかということまでを、出来る限り頭に叩き込むそうです。そして翌年、記憶の糸をたぐりよせつつ、ああ!あの方は去年娘さんに赤ちゃんが生まれるって言ってたわ!と思いだせば「今年はお婆ちゃんになりましたねー!」なんて声をかけてみたり、短い時間でも会話が弾むきっかけを作っていくんですって。

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そんな心がけが通じ、お客さんにとても慕われている幸果園さん。お店のアピールをも積極的にしてくださるそうで・・・。
「この直売所の後ろに貼ってある『祝 平成十七年 千葉県梨味自慢コンテスト特別賞受賞』の文字、こちらはお習字を嗜んでいらっしゃるお客様が書いてくださったんですよ。今まで色々と賞をいただいてきましたけれど、何だか恥ずかしくて賞状なんて飾ったこともなかったんですけどね。お客様から『受賞した梨園だとアピールするのは、送り主としても嬉しいものなのよ。信頼性だってアップするし!』と後押ししていただいたこともあって・・・折角なので平成17年に頂いた賞状2枚も一緒に飾らせてもらいました。」

このお習字を書いていらした方、とってもマメな奥様だそうで、新高ジャンボ梨という文字も書いて、さらにパウチしたものまで持ってきてくださったんですって!しかも、それを立てるものも日曜大工好きなご主人が制作。ぜひPRしてくださいね!とおっしゃるそのお客さん、かなりの幸果園さんファンでございます。

PRのことのみならず、お客さんとの会話の中から引き出されたニーズに応える努力も惜しみません。そのひとつが“3キロ箱”を用意したことだとか。

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最近は核家族化で夫婦2人のところも多く、5kgは食べきれないという声も多かったそう。それに、4Lサイズの幸水を送ろうと思うと4,000円プラス850円の送料がかかってしまうので、結構な額になってしまいます。かといって3,000円で抑えようと2Lサイズを詰めると、16個ほどもある上に大玉に比べて味もイマイチ。
そうした状況をクリアにしたのが3kg箱!人気の4Lも8玉で3,000円、これに送料も350円下がって500円で済むのです。「良いものを少し」というニーズを、見事に実現したオリジナル3kg箱の登場によって、若い方が両親に送ったり、今まで量が多くて送れなかったお婆ちゃんの家にも送れるようになったりと、送り先にも広がりが出来たそうです。

反面・・・今まで5kg買ってくださったお客様が3kg箱に流れてしまうとなると、売り上げの面で厳しかったんじゃないですか?
「確かに、この箱を作ろうと検討したときには、そういう心配がないわけではなかったんです。けれども、それよりお客様のニーズに応えるためには3kg箱は不可欠だという状況が、背中を押してくれました。
先日も、3,000円程度でお返ししたいけれど、5kgだと大玉の良い梨ではお返し出来ない!と梨を選択からはずそうとしたときにうちへ来てくださったんです。3kg箱があったからこそ、5Lサイズを6玉入れて3,500円でお作りすることが出来たんです。他にも、マグカップをご持参されて、これを一緒に送りたい!とおっしゃいましたので、ひとつ分の梨を抜いてところに入れて送ったこともありました。お客様のニーズは本当にバリエーション豊かですが、出来るだけご要望に沿えるようとことんお付き合いしてますよ。」

そうそう、この箱側面に書かれた“やちよの梨”の文字。あのお習字の奥様が書いてくださったんですって!

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それにこちらの「お願いシール」も先様に美味しく食べていただくために始めた独自サービスのひとつ。完熟した梨をもぎたてで送るわけですが、リンゴなどのように長持ちしない幸水は、段ボールから取り出さなければ痛んでしまいます。そこで、目立つように黄色のシールで「日持ちがしないので、野菜室などの冷暗所へすぐに移してください」というお知らせを外箱に貼るようにしたそうです。ちなみに、3kg箱には初めから印刷して作ってあります。
「冷蔵庫じゃなくて、野菜室に入れてくださいね。傷がついていないものなら1〜2ヵ月は持ちます。前にも、忘れた頃にうちの野菜室から幸水が出てきましたよ。折角お客様が思いを込めて贈った梨ですから、ダメにしないでもらいたい!そのために出来る企業努力です。」

幸果園さんは、以前NHKの番組「食卓の王様」に“親子3代梨作り”というタイトルで取材を受けたことがあるそうです。その際、「梨がセールスマンなんですよ。」と表現したことがとても評判でした。
「自分達が営業に回らなくても、送られた方から梨の注文をいただくんです。梨をしっかり作っているからこそ、その味が営業してくれる。それを“セールスマン”と例えたんですね。ふと思いついて口に出た言葉ながら、全くその通りだと思いました。」

そのお話のとおり、この直売所でも大抵用意している通称「1,000円袋」にも余念がありません。
「勿体無いからと、何でもかんでも袋に詰めたら購入した方にはこれが幸果園の梨だと思われてしまうでしょう。配送に回らないサイズを袋に入れますが、自分がもし袋に入っていたら嫌だなと思うようなものは決して入れません。そういうお金を取れない梨は、売らずに『ご自由にお持ちください』のコーナーに回します。基準を緩めないから、うちの1,000円袋は美味しいと評判ですよ!」

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「大玉は決して安くはありませんが、価格だけで判断しないで欲しいんです。配送ひとつとっても、場所によってはパックにしっかり収まらないサイズを送るところもあると聞きますが、うちはキツキツにパックに詰まった状態で、責任を持って先様にお送りします。梨の美味しさを追求し、それだけの投資をしています。」

梨園の名前どおり、梨という果実に幸せのせて、今年も多くの方々に笑顔を提供している直売所「幸果園」さん。梨シーズンも終盤ですが、まだまだ八千代の直売所めぐりは楽しめそうです。

●幸果園(こうかえん) TEL(FAX)047-483-7348
千葉県八千代市村上750-15(地図
営業時間/9:30〜
駐車場/有り
梨もぎ体験/豊水の時期に希望があれば予約可。ただし、梨狩りツアーなどを盛んに行っているところのように、まんべんなく狩ることができるよう栽培していないので・・・とのことでした。要お問い合わせを!
※八千代ナビ!八千代の梨園マップはこちら
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2007年09月26日

道の駅やちよの農産物直売所「クラフト」

先日、なび夫さんの会社の方から突然のお電話が。

「八千代まで来ているんだけれど、道の駅ってどの辺ですか?」
千葉方面に用事があったので、ついでに野菜を買いに八千代へ寄ったんだとか。

近隣市はもとより、県外からもわざわざやってくるという評判の高い道の駅やちよ。
そんな皆さんのお目当ては、八千代ふるさとステーション内にある農産物直売所なんです。「新鮮でバラエティに富んだ野菜やお米が安く手に入る」ということで、平日でも午前中から人が絶えることがありません。
道の駅といえば、国土交通省が道路を利用する人への休憩所として、またその地域の観光情報や食事、土産物などを提供する場として全国各地に設置している施設ですが、駐車場やトイレ、情報提供など基本的なものは標準設備として設けられているものの、物産品などの充実度やその他付加施設は多種多様。温泉施設や美術館など独自色を打ち出す道の駅がある中、ここ八千代の目玉は何と言っても充実した直売所!ここまで活気溢れる直売所を設けている道の駅は珍しい・・・いやいや、こんなに成功している直売所自体、全国でも例を見ないほどなんだそうです。
市内には道の駅をはじめ、JAグリーンハウスなどの直売所が身近にあるので特別気にしたこともなかったのですが、実は八千代って、とっても恵まれた環境にあるらしかった!

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知ってました?
そもそも、この直売所って農協が運営しているんじゃないんですって。10年前に千葉で3番目の道の駅としてここの建物が完成したとき、直売所を併設したい!と地元農家10名が集まって農事組合法人「クラフト」という会社を興し、道の駅やちよを管理している八千代市と契約。八千代市で初めての農産物直売所として、出店に至ったそうです。
「当時、農作物を販売するルートとしては、市場に卸すか行商しか方法がありませんでした。」とお話してくださったのは、ここ「クラフト」を運営しているメンバーのお一人。

「当初は、こういう農産物の直売なんて認知されていませんでしたからね。まさか成功するなんて思われておらず、この道の駅に出店が決まる前にも色々と市内の場所に持ちかけましたが、ことごとく断られたんですよ。いざ道の駅で始めるにあたり、農作物を販売してくれる農家を募りましたが、これもまた30名程度しか会員が集まりませんでした。
スタートしてみれば、市内の方々はもちろん遠くからも買いに来てくださる方が大勢いらっしゃり、その盛況ぶりが話題を呼んであっという間に会員数も100名にのぼりました。」

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成功の秘訣は色々あるようですが、とにかく手数料が安くて農家の方々が安心して出品できるということも要因のひとつだそう。とある直売所では「1万円分販売しても、手数料だ何だと引かれて5千円しか戻らなかった。」という話があるほど、明瞭会計には程遠い店舗運営をしているところもあるんですって。また、出品するための手数料を高く設定している直売所では、どうしても価格に上乗せせざるを得なくなり、結果客足が遠のいてしまったり。そうなると、その直売所自体を農家の方が利用しなくなってしまい、品数が自然と減ってしまうので、さらに人が集まらなくなってしまう・・・という負のスパイラルによって、結局直売所自体が成り立たなくなるケースが少なくないそうです。
一方、そうした問題がクリアに解決されている道の駅やちよの直売所は、まれに見る大成功例。他の店舗が「こんなにも農作物が集まってくるのか!」と驚かれるほど、ここは農家の方々にとっても絶好の販売ルートとなっているわけですね。

さて、そんな奇跡の直売所「クラフト」の見どころ&ポイントを、お伺いしてまいりました。いつも何気なく利用している八千代市民も、へー!と思わず言わずにいられない、直売所トリビアを交えてお送りいたしましょう。

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トリビアその1
「道の駅やちよの直売所は農協ではないので、会員の中には八千代以外の農家の方がいる。」

直売所「クラフト」は会社なので、八千代限定にしなくても大丈夫。100名の会員構成は、主に八千代市内の農家ではあるそうですが、市内では不十分な農産物を近隣市の農家会員さんに補完してもらうことで、いつでも豊富な種類を取り揃えることが出来るわけです。
「八街市の農家からは、うまいと評判の八街スイカを出品してもらっています。農作物だけではなく、千葉で養豚をやっている会員さんが、新鮮で安全な肉を出品したりもしてますよ。」

クラフトでは、会員数を制限していながらも正規スペースだけでは足りず、隣接している部屋(元々会議室として用意された場所だそうですが)を借りて、ここにも時季折々の野菜や果物を並べています。
この部屋中央に置き並べられているコンテナは、ほぼ八千代産の品ばかりですが、会員の出品物だけは補えない野菜がある場合は、市場で買ってきたりもするそうです。ちなみにこの日は、大根が北海道産のものでカバーしてあり、壁際のほうでひっそりと販売されていました。

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最近どのスーパーでも取扱い始めた流行りの「顔の見える農産物」。そのさきがけとも言えるのが、こうした生産者の名前が印字された直売所のパッケージです。同じ作物を数軒の農家の方が出品していることも多く、コンテナごとに書かれている名前が違っていたりします。
生産者自身が1袋あたりの量や価格をつけられるので、コンテナによって内容も値段もまちまちだとか。といっても、大幅に違うというわけではなく、数十円程度の差。
「誰かが値段をつければ、じゃあうちも・・・と、何となく足並みが揃ってしまうようです。価格的には、市場よりは高めだけれどスーパーよりは安いといった感じだと思いますよ。」

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今は大分落ち着いてきましたが、幸水がピークを迎えるころは梨の箱で溢れんばかりの状態になるそう!今日は4〜5軒の新高や20世紀などが販売されていましたが、品種の多さも目玉のひとつ。なかなかひとつの直売所では手に入らないものが色々と集まってくるので、多い時には10品種ほどがここで購入できるんだとか。
「八千代の梨園マップ(→こちら)」でも紹介したエコファーマーですが、このクラフトでは梨だけではなく販売する農作物全般において取り組んでいらっしゃるそうです。
(※エコファーマー:環境と調和のとれた持続的な農業を行うため有機物を利用した土づくり、化学肥料低減、化学農薬低減の技術を組み合わせて、環境にやさしい農業に取り組んでいる農業者のこと)

品質・安全性を追求している生産者、その生産者が分かる商品。今まさに消費者が求めている「食の安心」が、このクラフトでは自然な形で提供され続けてきたという事実、これが八千代で直売所ミラクルを巻き起こした要素のひとつに違いありませぬ。
消費者ニーズにぴったりマッチ、流行らないわけが無い!

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トリビアその2
「野菜だけではなく、実はお米の売れ行きがすごく良い。」

クラフトには、八千代市内で収穫されたコシヒカリやミルキークィーン、あきたこまち、ひとめぼれといった数種類のお米が用意されています。一足早く8月に新米が出回るという、香りが豊かなふさおとめや新品種のふさこがねなども販売されていました。
やっぱり一番人気はコシヒカリですか?
「うーん、そうでもないですね。ミルキークィーンなんかは、冷めても水分が飛びすぎないのでお弁当に向いていると人気が高いですよ。この直売所には、市内の米農家が40軒近く会員として登録されているんですが、皆さん毎朝精米したばかりのものを3kg若しくは5kgの袋に詰めて棚に並べています。」

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新潟や東北地方のように名産地として知られてはいませんが、八千代産のお米もなかなかのものですよ。ここに置いてある米は、一切混ぜものもしていませんし、とお米の人気振りも紹介してくれました。

同じ八千代の土地で収穫されたお米ですが、同品種でも生産者ごとに味が違うんですって。川を挟むと味が変わったり・・・。日本人はやっぱり米の味の違いには敏感!
「皆さん色々と食べ比べていらっしゃるみたいですよ。好みは人それぞれですが、それでも不思議と売れ筋のお米っていうのが出てきますね。特にそれを一押ししているわけではないんですが、口コミもあるようです。」

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私はお米を直売所で購入したことがなく、何となく高いイメージがありましたが、よくよく見てみれば5kgで2,000円前後と、スーパーで販売されている価格とさほど変わりません。
3kgとか袋売りではなく、好きな量を好きなつき方で精米することもできるそう。その場合は、各農家から選ぶことはできませんが、こちらで置いている「やちよ米本」という米を無料で精米してもらえます。(お店の方に購入したい量とつき方をお伝えすればOK!)
ちなみに、玄米やもち米なども置いてありますよ。

こうしたお米やもち米、農作物などが売り捌ききれない方は、お弁当やモチなど加工品にし、保健所の許可を得て販売しているんですって。

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八千代産のもち米を100%使用したモチやかきもち、玄米もちなど、これもまたバラエティ豊かなラインナップ。触ってみると、思いのほか柔らかい!!これを焼いたり煮たりしていただきます。やっぱり市販のお餅を食べ慣れてしまうと、こういうもち米100%のちゃんとしたお餅の濃厚さは感激ですよね。これからの季節、お雑煮やおしるこにも良さそう!

トリビアその3
「夕方のタイムサービスは、出品している各農家の方々が独自に価格を下げている。」

出品した品物は、会員農家の方自身が好きに価格を下げたりできるそうです。その日売れなかったお弁当などは持ち帰らないといけません。そうならないように、若干少なめに用意したり、タイムサービスで売り切れるよう価格を下げるんですって。なので、あまりタイムサービスを狙い過ぎると、完売していることもあるのでお気をつけて・・・。ちなみに午後15時には少なーくなってました。
「家に持ち帰ると、大抵はその家の夕飯になりますね。お赤飯をお弁当コーナーに出品している方は、『今日こそは夕ごはんに白飯が食べたいから、赤飯は持って帰らないぞー!』と売り捌くのに必死だったりしてますよ。」

うーん、切実。

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こうしたお惣菜やお弁当は、お昼に揃うように用意されているんですか?
「いや、朝イチから並べていますよ。ただ、陳列ははじめからこの冷蔵棚なんです。以前全国的にO157が流行った時に、保健所から冷蔵保管するよう指導がありまして。オススメは朝イチのホカホカを召し上がっていただくことでしょうか。」

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総菜やお弁当だけでなく、豆腐や油揚げ、厚揚げなどの加工品、自家製の味噌なども置いてあります。豆腐ひとつとっても、いろいろな種類が用意されていて選びきれません!
お、これは噂の千葉養豚場の方が持って来られた豚肉かしら?
漬物棚には、冬場になってくると白菜や大根などの漬物が溢れんばかりに陳列されるんですって。ちなみにぬか漬けは一年中置いてあるそうです。

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トリビアその4
「クラフトには、千葉の酒がすべて揃っている」

らしいんです。
あの「八千代桜」も一升瓶からミニタイプまでずらり。お酒だけではなく、黒酢や梨などの果物を使った珍しいお酢も並べられていました。

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トリビアその5
「ここの焼き芋は1本100円。しかも税込。」

もう間もなくどこの店先でも焼き芋が売られる、誘惑シーズンが始まります。この直売所でもお酒売り場近くで焼き芋を販売するそうですが、価格は利益度外視のサービス品!税込1本100円!!
安い!
サツマイモ自体はもう収穫され始めていますが、今はまだ水分が多くてベタベタしてしまうので、うま味も乗ってくる10月頃から販売予定だそうです。

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販売スペースが限られているということもあって、100名で募集を打ち切っているクラフトの会員さん。その多くの方々は60代で、あと10年も経てば仕事が出来なくなる人も出てくるということで、八千代の農業発展のためにも若い世代の会員を募集したいとおっしゃっています。
「親世代が働けなくなっても、そのまま代替わりで親の会員権利を引き継ぐ若者世代もいると思いますが、今からでも若い方々に会員募集をして、さらに活気付かせたいと考えています。
実はこの八千代市っていうのは、他に比べて後継者が多いんです。このクラフトをオープンして以降、市内にはJAグリーンハウスなどの直売所も増えてきていますし、市場だけに頼ることなく販売できるツールに広がりがあることが後押ししていると思いますよ。
それだけ売れるってことですからね。
八千代の農業を支えている若者の働きをみれば、負けていられん!と年寄りの腰も伸びますよ。」

“今の八千代は農業を営むのに恵まれた環境にある”と言えるのも、売れるはずがないという声にも負けず、先駆けて直売所「クラフト」を始めてくれた功績が大きいはず!
市内に住んでいると、つい身近すぎて気付かなかった直売所の有り難さを、改めて感じたのでありました。

それにしても、農協じゃないってことが衝撃。今まで「道の駅の農協」と言ってたけど、今度からクラフトって呼ばなきゃだわ。

●八千代ふるさとステーション 農産物直売所「クラフト」 047-488-3188
千葉県八千代市米本4905-1道の駅「やちよ」八千代ふるさとステーション内(地図
営業時間/9:30〜18:00(4月〜9月は〜18:30まで)
定休日/第2月曜日
【交通手段】
(バス)@京成電鉄「勝田台駅」より米本団地行き(約25分)A東葉高速鉄道「八千代中央駅」から米本団地行き(約20分)※@Aいずれも終点米本団地下車 徒歩約5分B公共施設循環バス「ぐるっと号」でふるさとステーション下車
〔関連レポート〕
クラフトのオススメ食材(季節毎に公開)/http://yachiyonavishop.seesaa.net/category/4396234-1.html
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2007年09月22日

【梨園レポート】豊梨園(ほうりえん)

“阿蘇ナシ”の名で全国各地に出荷されている八千代の梨。大正初め頃、現在の村上地区では水田が少なく貧困に悩まされていましたが、「麦や芋、養蚕に代わる何か良い農作物はないか?」と、梨の栽培に着手した宮崎B(キヨシ)さんと宮崎規矩治(キクジ)さんお二人が梨の苗を植えたことが始まりだそうです。人生をかけて梨の育成・普及を行った並々ならぬ努力のお陰で、今では“梨”が八千代の特産物となったわけですが、その功績を讃えて七百餘所神社(しちひゃくよしょじんじゃ)の県道を挟んだ向かい側に「頌徳之碑(しょうとくのひ)(→詳細はこちら)」が建立されたほど。
今回お伺いした豊梨園(ほうりえん)さんですが、実はその八千代の歴史に名を刻んだ“キヨシさん”をお祖父さんに持つという、何とも由緒正しい?梨園だったんです!

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キヨシさんのお孫さんにあたるのが、豊梨園(ほうりえん)のご主人宮崎敏勝さん。現在は4代目となる息子さんも一緒に梨を生産されています。樹齢約90年を迎えるという八千代の元祖梨、今も大切に木々を維持されている豊梨園さんにお話をお伺いしてきました!

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場所は村上にあるイズミヤに隣接した新川側の道を、16号(柏方面)へ向かって道なりに進んだ左側にあります。ピピゴルフの看板がある交差点よりもひとつ手前の細道を入ると(図@)、お墓の一角があるのでそこを左折(図A)。木々に囲まれた道を進んでいくと(図B)上下二股の分かれ道に出るので(図C)、ここも左側へ。その先が豊梨園の駐車場です(図D)。この砂利の駐車場へ停めたら、畑の前に建っている直売所へ(図E)。途中、誘導する看板も旗もないので、まさかこんなところに直売所があるなんて思いもしません。“知っている人だけが知っている、隠れ家的梨園”といったところかしら。

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9月中旬に差し掛かったこの日、今は豊水(ほうすい)が最盛期。「今年は特に大玉に成長したんですよ。」とおっしゃる通り、箱詰めしている手元の梨は、どれもはち切れんばかりの立派なものばかり!6Lサイズ級がゴロゴロしています。さらに右奥には、最近“なかなか市場に出回ることのない高級梨”としてテレビでも話題になっている、青梨系「かおり」も販売されていました。

豊梨園は、幅広の直売所に隣接して梨畑が広がっています。ベンチに腰をかけると、視界一杯の梨の木に圧倒されてしまう!この見渡す限りの枝葉を支えている太く立派な木々というのが、八千代の梨を特産物にまで成し得たキヨシさんが大正当時に植えたものなんです。樹齢90年・・・うーん、一切れ口にするだけで何か御利益がありそうだわ。
そんな年季の入った梨の木を、いかに健康なまま維持・育成するかということにポイントを置いた栽培に努めていらっしゃいました。

「とにかく木が元気でいられるような配慮をしています。人工的なものは出来るだけ省き、より自然な状態を保つようにしているんです。例えば農薬散布には、特に気を使っています。減農薬を進めている梨園さんは多いですが、大抵は害虫対策として8月頃に一度散布をします。その場合、散布後24時間経てば収穫可能という農薬を使用するので安全なんですが、うちではそういう農薬も収穫時期には一切使いません。収穫時期を迎える少し前から完全無農薬状態を保っていますから、多少の虫害は仕方ないのですが、とにかく目配りを第一に何とか薬に頼らず頑張っていますよ。」

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土づくりにも化学肥料は使用せず、大豆かすや菜種油かす、魚骨などの有機肥料を利用しているそう。さらに、土壌を自然と豊かにしてくれる“草生(そうせい)栽培”も取り入れていらっしゃいました。一見すると草むしりをしていないようですが・・・この状態を保つことによって、枯れた草が緑肥(りょくひ)となったり、草の根っこが土壌を柔らかくしてくれる作用があったりするそうです。
また、市内でも広く利用されている“害虫交信かく乱剤(→詳細はこちら)”も導入されていました。

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そういえば、豊梨園さんの梨には全部袋をかけているんですね。
「いや、全部ではないですよ。直売所の正面が新高の畑なんで、そう映るかもしれませんが、かけているのは新高や20世紀だけです。幸水や豊水は果肉が柔らかい品種なので日に当てても問題ないんですけどね、直射日光にさらすと甘みが増す代わりに肉質が固くなるんですよ。新高などは昔ながらの品種で元々固めですから、健康日で育てるとさらに固くなってしまいます。
ほかにも、7月から一度も農薬散布をしないわけですが、新高はその年の終盤の梨です。それだけ長い間木にぶら下がっていると、病気や虫害に遭いやすかったり、何かの拍子に傷がついたり、埃がかぶってしまったりします。大玉に成長するので贈答用として売れることが多いですし、やはり見た目が汚くなると商品になりませんからね。
人間だって、紫外線から身を守るために日焼けするでしょう。それと同じように、梨も色素が強くなって赤黒くなってしまうんです。甘さはそこそこにありますから、それよりは食感と見た目を維持するためにも、こうして袋をかけたくらいが丁度良いんですよ。」

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木を健康に育てるためのこだわりとして、畑に網を張らないというのもあるんだそう。網をかけると、いくら目の粗いものを使用したとしても風通しの良さとなると、網をかけないのが一番とおっしゃいます。
「風通しが悪いとね、どうしても空気の循環が悪くなって温室状態になりやすいんですよ。すると、網を使っていることも相まってダニが付きやすくなります。それに日光も、やっぱり多少は遮られてしまいます。病気にかからないようにするには、木が強くあってこそ!日陰育ちよりも、100%太陽エネルギーを吸収して育った木のほうが、やっぱり病気に強くなります。とにかく自然の陽の光を浴びさせることで、いつまでも木が元気でいられるようにしているんですよ。」

一方、網をかけないことで鳥対策に追われるという苦労もあるとか。確かに始終パーンパーンという鳥避けの爆音が鳴り響いていましたが、これは網をかけないで育てるための策なんです。
鳥だけではありません。自然な環境で育てるということは、気候による被害の影響を、もろに受けてしまうということでもあるのです。
「先日珍しく関東を直撃したあの台風でも、ゴロゴロと実が落ちて後始末が大変でした。落ちた実を何とか拾いあげましたが、今でも筋肉痛ですよ。強風に加えて、不意に降られるヒョウもかなりの痛手です。柔らかい梨の実に当たれば、すぐ穴が空きます。木や枝の皮も剥けてしまいますし。
数十年前にも、ものすごく酷いヒョウの被害があったんですよ。丁度7月に入った頃、まさに収穫直前というときでした。竜巻のような激しい突風とともにね、大粒のヒョウが突然バアアーっと降ってきて、上へ伸びる枝が右へブワー!左へブワー!!と、吹き倒されたんです。あっという間に梨の実が、目の前で全部落下していきました。
あの時はもう、ほんとに見ていられなかったですよ。」

その年の梨は全滅。実ばかりではありません。特に被害のひどかった白井地区では、葉が根こそぎ吹き飛ばされ、深手を負った木々の中には植え換え以外に無い畑まであったそうです。何とか維持できた木でも翌年以降再び元気を取り戻し、実が正常に成るまで数年かかったと言います。

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「もうここにある木は、人間でいえばおじいさん。ご老体に無理をさせれば、木が弱ってしまうんです。収穫量は限られてしまいますが、それでもある程度まで間引いて、1本あたりに生る実の量を調整しています。人間だって、20〜30代くらいの働き盛りの頃は、体力があるから多少の無理も乗り越えられます。けれども、まだまだ技術的には発展途上。数がこなせたとしても内容的にはこれからの域。逆に、熟練の業を習得した年配層は、若者が100出来るところ20位しか量がこなせないかもしれませんが、一つ一つ良い仕事をするでしょう。そういう差が、梨にもあると思っているんです。」

幸水などの新品種は、長く育てるというよりも30〜60年程度で植え替えてしまった方が良いものもあるとのことでしたが、新高や長十郎、20世紀など昔ながらの品種については、年を重ねるごとに深みを感じさせる「何か」があるようです。

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樹齢90年の梨なんてそうそう見れる機会もありません。八千代を梨の街としても有名にしてくれたキヨシさんに思いを馳せつつ、梨畑を眺めに梨を買いにくるというのもまた一興。
村上梨集出荷場の隣にある石碑とセットで、ぜひ足を運んでみてはいかがですか?

●豊梨園(ほうりえん) 047-486-1156(兼FAX)
千葉県八千代市村上426(地図
営業時間/10:00〜18:00
駐車場/有り
※「八千代ナビ!八千代の梨園マップ」豊梨園詳細はこちら
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2007年08月29日

【梨園レポート】周郷梨園(すごうなしえん)

八千代市内に数多くある梨園ですが、各園が保有する畑の数や広さはさまざま。収穫量が比較的少ない梨園の場合、なかなか市場へ卸したりする余裕がないそうですが、数多く畑を持っていらっしゃる梨園さんは、朝採りした梨をグリーンハウスや道の駅、また依頼を受けた一部のスーパーなどに直接納品しているんだとか。売れ残ってしまうと夕方引き取りに行かないといけないので、納品する個数はある程度加減するとのことでしたが、なかなか各直売所に足を運べないという方には農協買いという手もありますね。
今回ご紹介する梨園「周郷(すごう)梨園」さんも、大量収穫が可能な園のひとつ。さて、毎日大量にもぎ頃を迎える梨を、どうやって捌いているんでしょうか?そんなあたりも気になりながら、直売所へと足を運んでみました。

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JA八千代近くのガソリンスタンドの向いに伸びる道路を進んでいくと(写真@)、左手に大きな白い看板が見えてきます。「梨産地直売 周郷園芸」と書かれたその看板を左折し(写真A)、道なりに少し走ると周郷梨園への入口が左手に(写真B)。

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砂利の駐車場へ車を停めたら、そこから少しだけ歩きます。そのまま奥へ進んでいくと(写真C)、二股に道が分かれているので左へと進みます(写真D)。左手にある白い壁で出来た門へ入れば(写真E)、すぐ右側にある直売所へとたどり着きます(下写真)。
白い壁越しに見ると直売所というよりは民家っぽい雰囲気なので、本当にここ?と躊躇してしまったのですが・・・間違いなく、こちらが今回の取材先「周郷(すごう)梨園」さんでした。

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周郷さんの特徴は、何と言っても収穫量!八千代市内でも圧倒的な広さを持つというその梨畑、全部で7面ほどあるそうですが、全て周郷さんの直売所兼ご自宅まわりに位置していて、効率の良い作業が可能なんだとか。また、この麦丸の土地自体にも秘密が・・・。
「ここら麦丸は、梨畑として開拓されたのは比較的新しいんです。市内の古い産地の生産者が3代目だとしたら、麦丸の生産者は2代目あたり。梨の木は古い方が味が良いという話もあるけれど、逆に木自体が若いので、実の生り方にはかなりの勢いがありますね。」

麦丸特有の若く元気な木々を、もみ殻や鶏糞で作った自作有機肥料で成長させ、また最小限必要な量の農薬を慎重に使い分けながら、梨の育成に取り組んでいるそうです。

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豊富な収穫量を誇る周郷さん、箱詰めまでの作業もいかに美味しい状態で消費者に届けるかという点にも配慮がなされていました。
「仕事の速さはピカイチ!と言われるよう頑張っていますよ。朝も5時には畑でのもぎ取りを始め、畑へ向う他のトラックと行き交うのは、梨一杯のコンテナを積んだうちのトラック・・・というくらい。家のまわりに集中して畑があるという好条件もあり、9時にはほぼもぎ取り作業は終わります。日差しが強くなってくる10時頃になると、果実が30〜40℃近くまでどんどん熱くなりますからね。その状態で箱詰めしたら、一発で痛んでしまいます。新鮮なものを新鮮な状態で配送する、そのためにはスピードが重要なんです。」

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梨の収穫がピークを迎えるお盆過ぎ頃は、コンテナ80杯もの量を一気にもいでくる状態に。さらに台風などが来たときには、被害を受ける前にもげるだけもいでしまうそうなので、もうてんてこ舞いなんだとか・・・。
そんな大量の梨を手早く箱詰めしていくためにも、最盛期には足りない人手を農業ボランティアにお願いするそう。
「お盆のあたりから、毎年八千代市の農業士等協会に依頼して、農業ボランティアの方々に来ていただいているんです。多い時では8名ほど、今日は5名の方に来ていただいています。ボランティアの方には即戦力としてご協力いただけるよう、雑用ではなく梨の選別から詰める作業まで自分たちと同じ作業をしていただいているんです。どんどん実際の作業に触れて、どんどん覚えていってもらう。ほぼ同じ方がいらっしゃってくださることもあり、今では皆さんプロ並みですよ。」

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直売所というよりも、選果場といった方がしっくりきそうなこちらの場所ですが、建物の片側一杯に選果機が納められています。一番左に並んだコンテナの梨はひとつずつ受け皿へ乗せられ、それが右へ右へと流れていきます。梨の重さによって、M〜4L、5Lサイズなどなど区分けされた場所へ転がり込むのですが、待ち構えている数人の手によって、どんどん梨がケース詰めされていくのです。
こうして詰められた梨は、一度コンテナに仮置きされて、さらに段ボールで出来た箱へ詰めて配送へと回されます。
ビックリしたのが、2階から流れてくる「八千代の梨」の段ボール箱!作業場の天井越しに、2階からつながっているはしごのようなレール・・・あれは一体??
「ここだけではなく、2階にも作業をお願いしている方がいるんですよ。午後からの箱詰めに向けて、せっせと段ボールの組み立てをしてくれていまして、あのレールを使って1階へと降ろしているんです。」

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作業の素早さだけではなく、箱へ詰める梨にもこだわりが。
「もぎ取る実は、あえて完熟ばかりではなく青さの残るものも一緒に収穫しています。どれも完熟していたら1ケースもの量を慌てて食べないといけなくなってしまいますから、完熟のものとそうでないものを混在しておくんです。そうすればゆっくり長く楽しんでいただけますしね。もちろん青いといっても、ある程度の甘さはすでについています。梨は何といってもシャリ感が肝心!日が経ち過ぎてぐずぐずになってしまっては、いくら甘くても美味しさ半減ですから。」

さらに周郷さん、「この作業所は明るいと思いませんか?普通の部屋よりもかなり蛍光灯の数を増やして、手元の梨の色がしっかり判別できるようにしているんですよ。」とお話されていました。作業時間も、暗くなる前の17時くらいまでで終えているそう。

道沿いから見える大きな看板もありますし、新規のお客さんが多いのでは?と思っていましたが、聞けばほとんど買いに来るのは常連さんばかりなんだそう。それでこれだけの量がはけるんですか?!と思いきや、実は箱詰めした品物のほとんどが配送用に回されていくそう。周郷梨園さんでは、大口の注文も多いそうで、会社関係のお中元向けに50箱とか、老人ホームで受付をしていただいた分への配送などがあるそう。さらに、グリーンハウスや道の駅にも毎日合計30コンテナほど卸しているとのことでした。いくら箱詰めしてもどんどん捌けてしまうのはこういった理由があるんですね。

こうして丁寧に選別・箱詰めされた梨を改めて眺めてみると、なんだか随分と大きい幸水が目立ちます。コンテナの中身も、一杯に詰めても40個程なんだそうで、一粒ずつが比較的大玉タイプです。
「お盆を過ぎると、幸水でも随分と実が大きくなってくるんですよ。ホルモン剤を使えば需要の高まるお盆に合わせて粒を大きくしたり、収穫量を増やしたりすることも出来ますが、それをやってしまうと味が落ち、さらに日持ちもしなくなってしまうんです。」

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「お盆前までは大玉も採れにくいのですが、8月20日以降あたりには幸水のピークを迎えるので逆に比較的大きめなものしか採れなくなってきます。この時期は、特に袋詰めの梨がお買い得ですよ。お盆まではどうしても小ぶりなものになってしまいますが、今なら自然と大玉になるわけです。」
袋にまわす梨は、贈答用としてケースに収めるにはちょっと形が合わないものだったりするそうですが、もちろん味はほとんど変わりません。それがケースの半額程度で購入できるというのはお買い得!
周郷梨園の場合は、(その日の収穫量やサイズにもよりますが)約2キロほど入って1袋500円!3キロ以上入った大袋も1,000円で用意されていました。
もともとこちらは大量に収穫できるということもあってか、平均価格よりも1サイズ分ずつ安い設定になっていらっしゃるのですが、お盆過ぎで需要が落ち着くこの時期はさらにお手頃価格!実は今くらいの時期が直売所の狙い目かも!

粒の大きさといえば、周郷さん曰く「うちの豊水は粒が大きいのが自慢なんです。」とのことでした。幸水のあと、9月がメインになってくるこの品種ですが、周郷さんでは収穫される梨のほとんどが5L以上のサイズばかりなんだそう!ヘタすると新高より大きいからね、というその一言に、また来てみたくなってしまいました・・・。

そうそう、足を運ぶといえば、この梨園では電話やFAXによる予約は可能ですが、配送の依頼は店頭でのみ受け付けているそうです。間違いを防ぐということはもちろん、直売所に足を運んでもらいたい!という意向からだそう。
「せっかく購入してくださった方にも、ぜひ今年収穫した周郷梨園の梨を口にしてもらいたい!という思いから、梨をプレゼントしているんですよ。なので、試食という形では用意していません。ひとつ、ふたつこの場でつまんでもらうより、自宅でゆっくり召し上がって欲しいので・・・。」

そんな周郷さんから、お得情報をゲットです!ケースで購入された際に「八千代ナビを見た」とお伝えいただいた方には、通常500円で販売している袋入りの梨をまるまる一袋プレゼントいただけるそう!
ぜひお声掛けしてみてくださいね。

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私もお味見させていただきました!適度に粒感があるのですが、その粒も大きさが整っている感じがして歯のあたりがとても上品。すっきりした適度な甘さと、口いっぱいに滴るジューシーさが印象的な、シャリっとした歯ごたえの梨らしい梨でした。

梨園によっては、いろいろな品種を同時期に販売することも多いのですが、周郷梨園では大量に選別・箱詰めしていくので、そのラインが混乱しないように幸水の時期だったら幸水だけを販売しているんだそうです。幸水の時期が終われば豊水だけを販売!バッサリと幸水は打ち切ってしまうそうです。
今年は8月末頃には豊水に移り、9月17〜25日頃に終了。少し間をあけて9月末頃から新高を販売する予定とのことでした。

「実はトマトも人気なんですよ。」
え?梨園でトマトですか??聞けば、トマトを買いにきたのが初めてで、秋に梨も販売していると知ってこの時期に足を運ぶお客さんも少なくないんですって。

トマトは夏の食べ物というイメージが強いのですが、一番おいしい時期というのは、実は春。
「4月からゴールデンウィークまでが最高にうまい!それを過ぎると味が落ちてきてしまうので、6月に入っても実は出来るんですが、あえて5月一杯で打ち切っています。うちで栽培しているのはミディよりも少し大きめな中玉トマト。品種は桃太郎なんですが、味はフルーツトマトのような甘さです。
特に看板も出してはいないんですが、口コミだけで常連さんがついてくれました。サイズはまちまちですが、袋に1キロ位入って500円程度で販売しています。」

皆さん本当にびっくりするくらいまとめ買いしてくださるんですって。特にゴルフボール大のものが“味が濃縮されている!”と人気だそうで、小さめものが詰まった袋を選んで購入するんだとか。しかも何キロも・・・。
トマトをそんなまとめ買いしたら、すぐに痛んでしまうのでは?と心配になりましたが、きちんと作ったトマトというのはそう簡単に傷まないので、長く楽しめるようです。また、不思議と皆さんご近所の方々に配るんだそうで、そこで味を知った方々がまた買いに来たり、今度は共同買いしたり・・・。
そんな話を聞いて、トマト好きな私はいてもたってもいられません!来年の春か・・・。待ちきれない気分ですが、ぜひ買いに行ってここに写真を掲載することにしましょう。ちなみに、春の時期は畑へ出ていて直売所に人がいないことも多いので、事前に電話で確認するのが良いということでした(午後には畑から戻ってくるそうなので、13時すぎ頃がいいかもしれません)。

冬以外、3シーズン足を運べる直売所「周郷梨園」さん。ぜひお立ち寄りあれ!

●周郷梨園(すごうなしえん) 047-450-8145(FAX 047-450-7350)
千葉県八千代市麦丸917(地図)
営業時間/13:00〜17:00
駐車場/有り
ホームページ/作成中
※ケースで購入された方で「八千代ナビを見た」と言えば、通常500円で販売している袋入りの梨(1.5kgほど入っています)をプレゼント!
※電話・FAXによる予約注文は可。ただし、受け取りは直売所のみ。地方配送については店頭にて直接申し込みのこと。
※フルーツキャップ(白い網状の果実保護用)は4L程度のもの以上であれば、ご希望のものにかぶせるとのこと(あまり小さい粒にかぶせても、かえって貧弱に見えるそうなので・・・)。
※4月〜5月に販売している中玉トマトについては、畑に出ている場合があるので事前に電話にて確認するのが良いとのこと。(047-450-8145)

※八千代ナビ!八千代の梨園マップ
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2007年08月23日

【梨園レポート】果秀園(かしゅうえん)

村上の16号沿いなど直売所の密集地域ではなく、ちょっと外れた島田台の一角に、ほとんど市場に出回ることなく店頭販売のみで売り切れてしまうという人気梨園があるそうなんです。
車でないとアクセスしにくいということもあってか、電話やFAXによる注文販売の量が半端じゃない!口コミで広まったというその人気の秘密に迫るべく、白井良夫さんが生産する梨園「果秀園(かしゅうえん)」へお伺いしてきました。

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場所は、中山カントリークラブ入口側の道沿い。JA八千代近くにあるクロネコヤマトの通りをひたすら進み、左角に見えるデイリーヤマザキを左折、道なりに進んで左に大きくカーブした先(そこが中山CC沿いの道)に果秀園の看板と直売所が見えてきます。
村上あたりに比べれば通行量も少なく駐車場も停めやすいので、車があればちょいちょいと行きやすい場所かもしれません。

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こちらの直売所は、入口の前に自宅用の袋入りや、ちょっとした手土産用の手持ち箱入りの梨が並べられており、お店の中ではケース売りの受付や配送依頼が出来るようになっています。朝採りの新鮮な梨だけを並べているというこの梨ですが、18時を閉店を待たずして完売してしまうことも多いそう。市場へ卸したり、翌日に持ち越すような余裕はなく、すべてその日のうちに売れてしまうというから驚きです。

店先には梨のほかにも、桃(500円)やじゃが芋(200円)などが一緒に販売されています。丁度行き交ったお客さんが「このまえの桃、おいしかったわー!」なんて言っていましたが、桃は10時半の時点ですでに完売・・・。ここのじゃが芋も、ほっくほくでおいしい!と評判らしく、じゃが芋目当てに買いに来られる方もいらっしゃるとか。

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お店の中がこれまたすごい!
一歩踏み入れると、そこはまさに梨の戦場状態!正面では選果機がゴロンゴロン音を立て、選別し終えた梨の山が右側のスペースへきれいに積み上げられています。そんな様子を上から見守るかのように壁一角を埋め尽くす賞状の数々!
八千代市園芸共進会主催の「八千代市園芸農産物共進会(なし幸水の部)」や八千代市土と緑の祭典実行委員会主催の「園芸農産物共進会」、また「千葉なし“豊水”味自慢コンテスト」など、数々のコンテストで入賞してきたという実績が一目瞭然、表にも昨年受賞された八千代市長賞の記念札が立てられています。

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そんな実力派な果秀園さんですが、どんなこだわりの梨づくりをされているんでしょうか??生産者の白井良夫さんにお伺いしてみました。

「そうだね、特に肥料にはこだわってるよ。肥料には相当お金をかけていて・・・詳しくは企業秘密だけれどね、うちの畑を見た肥料やさんが“マスクメロンでも育てているですか?”と言うほどのものを使っています。だから甘みが違うんです。」

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八千代市梨業組合でも全面的に推進しているエコファーマーへの取り組みですが、この梨園でも環境にやさしい農業を精力的に取り組んでいらっしゃり、認定も受けています。
「減農薬、減化学肥料での栽培というのは、特別エコファーマーになったから始めたというわけではないんですよ。薬を使わず虫被害に効くフェロモン剤も、今はコンフューザー(赤い紐のような形のものを木にぶら下げて使う)という製品が一般的ですが、こうしたフェロモンを使った虫よけが出来たという初期の頃から導入しています。」

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さらに、収穫時期についてもこだわりが。
「成長を早くしたり生産量を高めたりするホルモン剤(ジベレリンペースト等)は一切使わず、自然に熟した梨を一番最適な時期に収穫して販売しています。梨っていうのは、置いておけば色がつくけど追熟はしないからね。やっぱり木で完熟したものは味が違うんですよ。それに収穫してから時間が経つと、どんどん梨独特のシャリ感がなくなってしまいます。市場に卸してからスーパーなどに並ぶまでには最低でも3日はかかりますし、流通の間にどうしても傷だらけになってしまいます。たっぷりの水分と食感は、木で完熟したもぎたての梨ならではの特徴ですから、直売所の梨はそういった点で市販のものと大きな違いが感じられると思いますよ。」

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収穫の時間も、いくら需要があっても朝9時半ぐらいまでで切り上げてしまうそうです。日が高くなってカンカン照りになってしまうと、光のせいでどれもあかく色づいて見えてしまうので、本当に完熟しているものかどうかの判別がしづらくなってしまうのだとか。

そうして慎重に収穫した梨は、店内に置いてある選果機(せんかき)に流され、サイズのふるい分けが行われるのです。
(この日はまだお盆前だったこともあり)収穫量はコンテナ20杯ほどでしたが、最盛期にもなると70〜80杯もの梨をもいでくるそう。選果機を導入する前は、この量を白井さんと奥様、息子さんの3人だけでS〜5Lサイズなど7種類以上に分類しなければならず、朝から晩までてんてこ舞いだったとか。今では当時と比べ物にならないくらい楽になったとおっしゃいます。

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こうして無事箱詰めされた梨は、予約先への配送へとどんどん回されていきます。店頭で直接購入されるよりも、電話やFAXでの発送注文が圧倒的に多いそうで、特に収穫量が限られる3L以上の大玉タイプになると、予約分で一杯だとか。お盆過ぎになると、注文しても1週間待ちになってしまうそうです。

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果秀園さんでは、幸水や豊水などのほかにも、新品種の取扱いもしています。幸水より少し前、8月上旬に販売が始まる筑水(ちくすい)という品種や、10月中旬以降に収穫される王秋(おうしゅう)・新雪(しんせつ)といった種類を用意しているそうです。
そんな品種の話をしていたとき、面白いことを耳にしました。
「梨はね、幸水の木から出来る実の種を蒔いたからといって、幸水が出来るとは限らないんですよ。」

梨はほぼ接ぎ木で増やしていく植物なんだそうです。しかも、同一品種間で実がならず(自家不結実性)、さらに実がなる組み合わせも限定されている(交配不親和性)という難しい性質を持っているので、虫媒花でありながらも人工授粉に頼らないとなかなか難しいようです。実が生るには同じ時期に開花し、しかも親和性を持つものを2品種以上植える必要があるんですって・・・。
梨の話を色々聞いて回っていると、ひとつの作物を育て上げて、しかもおいしい立派なものを作るというのは並大抵なことではないなぁと、あらためて感じさせられます。

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さて、そんな努力の結晶である果秀園さんの幸水を実際にいただいてみました!手に持った感触は間違っても熟しすぎてぐずぐずといったことはないのですが、包丁の刃をいれたときの滑らかな感じにびっくり。固めの洋ナシでも剥いているかのようなイメージ・・・それは口に入れたときにも同じ印象でした。歯ごたえやシャリ感はあるのに、梨特有のざりっとした粒が無いんです。舌ざわりはあくまで滑らか、ざらつきがありません。
お味はとっても澄んだ優しい甘さで、透明感のある風味がします。甘みがのどに残らず、はじめはちょっと物足りないかな?と思いつつ、でも食べているうちにじわじわとその甘さが引き立ちはじめるという何とも不思議な食後感。
うーん、上品!

でも、白井さん一押しの品種は豊水なんですって。
「梨の中で、自分は一番おいしいと思ってます。」

今年も八千代市園芸協会が主催する梨の共進会が8月31日(金)に開催される予定です。去年まで3年間ほど村上フルルで行われていましたが、今年はイオン八千代緑が丘が会場に!そこでは、市内の55〜60園ほどから自慢の豊水が出品されるので、なかなか直売所まで足を運べない方にはぜひおすすめの機会です。(→詳細はこちら
果秀園の生産者、白井良夫さんの梨も出品される予定です。気に入った梨を購入することもできるので、ぜひ足を運んでみてはいかがですか?

【追加情報 H19.9/1】

平成19年8月31日(金)に開催された「第22回八千代市園芸農産物(梨・豊水の部)共進会」にて、今年も白井さんの梨が八千代市長賞を受賞しました!(→詳細はこちら

2年連続受賞という快挙を成し遂げた白井さん、さぞお喜びのことと思い、さっそく翌日に直売所へ向かいましたら・・・ありました、ありました!去年の札の隣には、真新しい札が!!

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お顔を拝見した途端、「ちゃんと写真撮れてた?撮れてた??」と確認するその様子に、思わず噴き出しそうになってしまいました。
ちょっとカメラが遠かったのですが、ちゃーんと受賞の瞬間を納めてきましたよ!

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この日は、豊水のほかにも面白い梨がありました。「秀玉(しゅうぎょく)」というかなり大玉な青梨です。白井さんの奥様曰く「これは本当に美味しい梨なのよ!」とのこと。
その大きさもさることながら、味わいまで逸品だなんて!これは贈答用にもぴったりです。(・・・でも、数が少ないため梨園マップの収穫品種リストには掲載していません。気になる方はお問い合わせを。)

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ちなみにこの梨、収穫直後よりも2〜3日置いてからのほうが、酸味が抜けて甘みが増し、また香りもさらに豊かになるんだそう。もぎたてがどれも一番なのかと思っていましたが、そうではない品種もあるのですね。

●果秀園(かしゅうえん) 047-450-3212
千葉県八千代市島田台728-2(地図
営業時間/9:30〜18:00(売り切れ次第終了)
※八千代ナビ!八千代の梨園マップ
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2007年08月18日

【梨園レポート】梨園またべー

夏風邪をひきにくくするには冬の暖房を抑えめに、冬に健康で過ごすためには夏の冷房を控えめに、とにかく自然に過ごして体を鍛えておくことが風邪への何よりの対策だということを耳にしたことがあります。
自然治癒力など、人間が本来持っている力が十分に発揮出来るようコンディションを整えておくことで、病気に負けない生活が送れるというわけですが、こうしたことは植物にも通ずるものなんだそう。

「木自体を丈夫にすることが、薬に頼らず育てていける秘訣です。」
そんな信念を持って梨作りに取り組んでいるのが、今回お伺いした綱島豊一さんの梨園「梨園またべー」。
場所は、16号を村上フルル側から柏方面へ進んだ道沿い左側、大きな看板とその覚えやすいネーミングが目印です。

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ちなみに、村上にあるイズミヤ沿いの県道(新川側)からも行くことができます。県道を柏方面の16号へ向かってしばらく進むと右手に石碑と村上梨集出荷場が見えるのですが、そこを越えて3つ目の右側脇道に入ります。

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道なりに進むと、分かれ道にまたベーの案内看板が立っているので、それに従って進んでいくと、あっという間に直売所の駐車場へ到着!

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こちらの直売所には、販売場所だけではなく、配送用紙などを書いたり梨をいただいたりする時に利用できるテーブルなどもきちんと用意されています。駐車場に停めると、そのテーブルコーナーが目に入りますが、まずは梨が陳列してある販売所へ。この日は8月8日、いよいよ梨もシーズン突入!とばかりに、大玉の梨がずらりと並んでいました。

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直売所には、いつも同じ梨が並んでいるわけではなく、その時期によって採れる種類のものが販売されています。お盆前後にシーズンを迎える梨と言えば、とにかく甘さが際立つ人気の「幸水(こうすい)」!
まだ出始めということもあり、そのサイズも豊富に用意されていました。ご家庭タイプのMサイズから、贈答品として好まれる大玉5Lサイズまで、緑色のケースにずらりと納められています。ちなみに、1ケース5キロの詰め合わせの場合、Mサイズは20個ほど、4Lサイズだと12個入っていまして、またべーさんの場合は1箱3,000円〜3,800円程度で販売されていました(大玉になるほど貴重なので、同じ重さでも価格は高くなります)。

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「直売所で贈答品としてケース買いするのはいいけど、家でそんなに食べられないわ!」という方には、各直売所で用意されている袋入りがオススメ。こちらでは、M〜Lサイズくらいのものが5〜6個入っている2kg1,000円のものが販売されていました。
ちなみに、バラでも購入できるそうですよ(1個200〜300円程度)。

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またべーさんでは、幸水や豊水などのメジャー種以外にも、新品種を育てていらっしゃいます。幸水が出始めるまでの間、7月下旬から8月中旬位までは、幸水などと似て水分が多く香り高いという甘い梨「筑水(ちくすい)」や「明水(めいすい)」を販売していたそう。来月9月から始まる豊水(ほうすい)と同じ時期には、夏光(なつひかり)という梨も採れるそう。新高(にいたか)の前には、「南月(なんげつ)」も収穫されます。これは病気に弱い「南水(なんすい)」という梨の改良版で、甘みの強い青ナシだそうです。

「愛宕(あたご)という梨も10月上旬から販売するんだけれど、これはとても日持ちのする種類なんですよ。お歳暮はもちろん、お正月に食べる梨として皆さん買っていくんですよ。」

ええ??梨を・・・お、お正月ですか?!
そんな品種は初めて知りました。冷蔵庫とかに入れて保存しておくのかしら?

「愛宕は常温でも大丈夫ですよ。日持ちのする梨として有名な新高よりも丈夫で、新高ですら時間が経つとだんだんと肉質が落ちてしまいますが、愛宕は10月に購入したものをお正月に食べても歯ごたえはしっかり楽しめます。冷蔵庫に入れておいたら、来年の4〜5月くらいまで持つんじゃないかな?」

桃は食べる2〜3時間前に冷蔵庫へ入れるのが良いと聞いたことがありますが、これは桃の甘みは冷蔵庫に入れるとどんどん抜けてしまうからだそう。逆に、梨は甘みが落ちないどころか、甘み成分である果糖は冷やすことでα型からβ型に変わり、甘みが3倍に増えるんです。長持ちもしますし、梨はぜひ冷蔵庫へ。

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またベーさんに、梨を育てる上でのこだわりについて伺ってみたところ、殺虫よりも殺菌を重点的に行っているということがポイントのよう。
「虫は観察さえしっかりと行えば、殺虫剤をかける必要も最小限に抑えられるけれど、殺菌剤を減らすためには病気を減らす必要があるんです。人間も体が丈夫だと風邪がひきにくくなるように、病気にかかりづらくするということは、木を元気にするということなんです。
そのためには、まず木を薬漬けの状態から自然な環境へ慣れさせることが重要になります。そこで、栄養は化学肥料は一切使わず有機肥料のみで育てることにしました。マグロやスケソウダラなどの魚骨を主体とした完全有機で栽培する、いわゆる古代農法を取り入れているんです。」

そうした土壌づくりを整備しても、それをしっかりと木が養分として取り入れなければ意味がありません。その手助けまでも、しっかりと考えていらっしゃるまたベーさん。

「木というのは、もちろん根っこから養分を吸収するのが基本ですが、特殊なやり方で葉から直接吸わせることもしています。また、日照時間が少ないと、“光合成によって、水と吸い上げた養分を栄養に変える”という作業が滞ってしまいますので、葉がより一層日光を浴びられるようにしています。」

葉を間引いたり薬品を使ったりするのではなく、なんと葉に海藻エキスのようなものをかけるんですって!!それによってピンと張っていた葉がしなり、隣同士との間に隙間ができるので、1枚1枚に光が当たるようになるんだそう。

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「薬漬けにすると、人間だって弱くなるように、木もどんどん弱くなってしまいます。農薬の散布は努力して最小限に抑えるように、そして土壌は化学肥料に頼らず有機肥料を工夫して、梨本来の自然な味を引き出せるようにしているんです。」

豊水がピークとなる9月上旬くらいからは、入園料無料の梨もぎ体験もできるんです。なんと時間制限ナシの食べ放題付き!
希望の方は、梨の販売所で受付を済ませて、16号を渡った向かい側にある豊水畑でもぎ取り体験を行います。もぎ取った梨を入れる袋を渡されますし、手で簡単にもぎ取れるので、特にこれといった準備は必要ありません!

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こちらで収穫した梨は、すべてキロあたり800円で買い取ります(大きいサイズですと、大体2〜3個で1kgになるそう)。買い取った梨はすべてご自宅に持ち帰り、食べ放題は直売所で用意されたものをいただきます。梨畑で食べずに、直売所に設置してあるテーブルでゆっくり食べ放題!梨がかご盛りされているのを、ナイフでむきながらシャクシャクシャク・・・。
大きめなテーブル&ベンチの下は、ウッドデッキのようになっているので、特に女性は足元を気にすることなくゆっくり堪能できるのが嬉しいですね。トタン屋根からよしずが下がり、大きな扇風機も用意されているので昼間でも涼しく過ごすことができます。

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そのテーブルで、今日は幸水をお味見です。

いやいや、この幸水は甘ーい!すごくモノの良いはちみつの甘さに似たイメージです。はちみつ独特のくせがない、ただただ舌で感じられるあの甘さが、梨を含んだときの第一印象でした。
またベーさん曰く、この糖度がちょうどギリギリの限界だとか。これ以上甘くなると、逆に何切れも食べる気がしなくなってしまいます。豊水も糖度だけで言えば、幸水よりも甘いものがあるそうですが、豊水の特徴として酸味が入るため、それほど甘さばかりが前面に出ないので食べ放題などでもパクパク行けてしまう梨だそう。

今はまだ幸水真っ盛り。
まずは甘い幸水を、そしてみずみずしい豊水の爽やかさを、ぜひ自然な味わいを追求しているまたベーの梨、食べてみませんか?

●梨園またべー 047-485-1794
千葉県八千代市村上822(地図
生産者:綱島 豊一
直売所開店予定期間/7月最終日曜日〜10月上旬まで
営業時間/10:00〜18:00
駐車場/有り
※梨もぎ体験/入園無料。もいだ豊水は1kg当り800円でお持ち帰り。直売所で別に用意した梨を、時間制限なしで食べ放題(無料)!
※地方発送/有り
※電話注文受付/有り・TELまたはFAX:047-485-1794

※八千代ナビ!八千代の梨園マップ
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posted by やちなび子 at 00:00| Comment(3) | 八千代の特産!体験レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする