2015年10月24日

オールイングリッシュでリトミック体験!「Happy英語リトミック」

今回見学してきたおけいこは、最近都内では増えているそうですが、八千代では多分初めてじゃないか?と思われる「英語リトミック」のお教室!
今年の夏前に開講したばかりだというのに、口コミで人気が広がって早くもベビークラスを増設予定なんだとか。

聞けばレッスン中は、一切日本語を使わないというオールイングリッシュな環境らしい!!
対象年齢がベビーから就園前のお子さんですから、ただでさえ初めての集団活動に戸惑いそうなもの。それなのに、普段耳慣れない英語だけですって??
リトミックどころじゃないのでは・・・。

ところが、6月の体験レッスンから参加されている方によれば、
『大人が思うよりもずっと早く順応するんだ!とビックリです。さすがに初回はポカーンとしていたり、泣いてばかりの子もいましたけれど、思いのほかすぐに馴染みました。それどころか、センテンスで言葉も覚えたりして!子どもの吸収はすごいですよね。』
とのこと。

一体どんなレッスンなのか?!

村上南にあるレンタルスペースで開催されているとのこと、ベビークラスを中心に見学させていただきました!

↓ 2週に1回のレッスンのたびに借りていらっしゃるという、オカムラホーム村上支店のリノベーションスタジオ『ヴィンテージ木ここち』。中央図書館がすぐ目の前に望める、陶板浴施設アース・メイトさんの建物のところです。
okeiko271018-1.jpg




↓ 自動ドアを開けば、こんな素敵な空間が!以前のシンプルだった貸しスペースからは想像できない変わり様。ちなみに普段は、アース・メイトをご利用になった方の休憩場所としても活用されているとか。
okeiko271018-2.jpg


レッスンは、10時過ぎから1〜2歳児クラス、11時からベビークラスが、どちらも30〜40分間程度行われます。
私が到着したのが10時半近くだったので、丁度1〜2歳児クラスが終わる頃。
よほど流れの良いレッスンと見え、途中から部屋に入っていったにもかかわらず、子どもたちはすっかり内容に夢中!そばに立とうが、チラリとも目を向けることのない集中振りです。


そして聞いていたとおり、レッスン中は完全にオールイングリッシュ!!

細かな指示やリアクションまで、すべてが英語。
日本語はまったく、一言たりとも出てきません。

okeiko271018-3.jpg

レッスンのメイン講師であるMai先生は、小中学校時代にアメリカやフランス、イギリスの現地校で学んだ経験のある帰国子女。中学・高等学校英語教諭の免許をお持ちで、TOEICも935点!
英語耳を育てるにも安心の、本場仕込みの英語です。

さすが!と思ったのが、レッスン終了後。

お母さんから日本語で声を掛けられたのに、先生は英語で返していたんです。途中でようやく英語を話していることに気付き、『あー!英語から(日本語に頭が)切り替わらない!!』と言いながら日本語を話し始めたくらい!
なるほど、レッスン中はうっかりでも日本語が出てこないワケだわ。

okeiko271018-4.jpg
↑ Mai先生(左)と、ピアノ担当のEmi先生(右)。


ベビークラスが始まる前に、気になっていたことを少し伺ってみました。


Q.なぜリトミックだけ、英語教室だけ、ではなく「英語リトミック」を開講されたのですか?

海外での生活や英語教諭の免許を活かし、都内で幼児から大人まで英会話を教えていた経験もお持ちのMai先生。ご自身のお子様がリトミックを習ったことでその素晴らしさを実感し、これは英語の語感と相性が良い!と実感されたそうです。

実際、英語を学んでいく上で、リズムや歌はとても効果的!
リトミックを幼児期に学ぶことは、音楽的な面はもちろんのこと、心を育てる情操教育につながることはよく知られています。リズミカルに英語をとらえ、そして表現力を鍛えながら語学を身につけていくという相乗効果が期待できるというわけです。
そこで「NPO法人日本こども教育センター」の英語リトミック講師養成講座にて学ばれ、幼稚園教諭の経験もあるピアノ担当のEmi先生とともに「Happy英語リトミック」を開講されたということでした。

毎回の内容はきちんとカリキュラムに沿ったものでありながら、さらにアレンジを加えていらっしゃいます。毎月テーマも変えて、飽きのこない楽しくてワクワクするようなレッスンになるよう心掛けているんですって!


そしてもうひとつ。
ベビーや就園前のお子さんを対象としたクラスにしたのは、お母さん目線での想いもあったから。

子どもが小さい頃って、いろんな悩みを抱えながら育児をしているのに、なかなかそれを共有できるお友達が出来にくかったりしませんか?
実際にそんな経験をお持ちだったMai先生は、子どものおけいこの場を介して、ぜひお母さん方に気軽に話し合える機会を作ってあげたい!という願いも、このレッスンに込められているのです。

okeiko271018-5.jpg
↑ 広々したフローリングのお部屋。床暖房も完備されているので、冬でも靴下や裸足で過ごせます。


Q.英語を小さいときから始めても、辞めたら忘れちゃいそう・・・。やっぱり、続けていかないと意味はないのでしょうか?

Mai先生は、5歳〜7歳の頃に海外で暮らした経験があります。
当時は英語をペラペラ話せたそうですが、小1で日本に戻ってきてからは、使う場が無くなりあっという間に忘れてほとんどしゃべられなくなってしまったとか。

ですよね・・・
やっぱり言葉って、日常的に使わないと忘れちゃうって聞きますしね。
英語教育を子どもにと考えたとき、フッとよぎるであろう一抹の不安。
それは「途中で辞めたら、それまでのことが結局無駄になるんじゃないか?」ということ。
英語教室に通い続けたり、幼稚園でも英語コースのあるところに行かせたりと、何かしら英語で話す環境を整えていかなければ英語を習う意味がないんじゃないかと思うと、気が引けちゃうんです・・・ワタシ。

そんな後ろ向きな思いを、先生の実体験エピソードで払拭してくれました。

『それが、そうじゃないんですよ!』
実は、中学になって再び海外へ行くことになったんですけれどね。
イギリスの学校に転入したとき、それまでほとんど忘れていたはずの英語の記憶が、一気にウワーって蘇ってきて。1〜2カ月後には、元のように問題なく英語で会話していました。
一度体に浸み込んだ記憶って、絶対無駄にはならないことを身をもって体験しました。特に語学は、幼少期に耳から刻み込んだリズムや音は、必ずその後の学習に役立ちますから、ぜひ安心して積極的に英語に触れる機会を持たせてあげて欲しいですね。


その話を聞いて、ふと思い出した自分の英語トラウマ記憶。

私、高校生くらいだったか、海外旅行先で道を尋ねようと思って。
でも、いくらそれっぽく言っても、びっくりするほど全く伝わらなかった!(自分では結構イケテル発音と思ってたんだけど。)

それがなんだかトラウマになっちゃいまして・・・。
とにかく今も、英語だけは口にするのが妙に恥ずかしい!(人前で話すことは何とも思わないのに。)
知識やヒアリング力のようなインプット面での英語力はそこそこあるはずなんだけど、どうせ私がしゃべっても伝わらない!英語は話せない!!っていうニガテ意識が消えないのは、これが原因だったのかも・・・と、ようやく気付いた。

そんな思いをする前に、言葉がちゃんと伝わる喜びを小さい頃に経験しておくのって、とても大事だと今更のように再確認。
幼少期から英語に触れることは、英語の知識をどれだけ詰め込めるかがポイントじゃないんだ。
いかにアウトプットできる場数を踏んで、しゃべられる!という自信を積み重ねられるかが大切なんだわー!!!


「ごく少ない語句でもいいから、とにかく英語をアウトプットできる喜び・楽しさを味わえる」という目線で、次のベビークラスの様子を見学していきましたら、
至る所で幼少期の英語レッスンに欠かせないポイントが満載だったんです!

★POINT その1★
やりとりしやすい少人数制
okeiko271018-6.jpg

ベビークラスは、生後6ケ月〜1歳代くらいのお子さんが集まっています。3月の時点で0歳のお子さんが対象なので、この日は1歳半になる子も。
1クラス最大8組程度に抑えたいという先生のご意向もあって、少人数で目が行き届きやすいアットホームな雰囲気!会話の頻度も自然と高くなるので、英語に触れるという観点からも良いバランスです。


★POINT その2★
お母さんも英語を話す機会満載!
okeiko271018-7.jpg

レッスンの始まりは、毎回グリーティングソングとハローソングから。
「How are you?」というお決まりのあいさつ、それに答える流れ。
そして名前を聞かれて返事をするというやりとりが、歌に合わせて行われていきます。
1〜2歳児クラスに比べて、まだまだお母さんと一緒にという色の強いベビークラスでは、子どもに代わってお母さんが英語で返事をするシーンも多々あるわけです。
『名前はなあに?』と英語で一人ずつ聞いていくときも、人数が少ないときには、子どもだけではなくお母さんの名前も一人ずつ聞いていったり!
英会話教室を検討しようにも、外国人の先生と挨拶するのすらドキドキして抵抗感が・・・という私のようなニガテママには、こんな風に気軽に英語が口にできる場で慣れておくのはすごくオススメかも。

Mai先生も、『お母さんにも積極的に家で英語を使ってほしい』とおっしゃっていました。
その思いもあって、レッスンでは日常で使える簡単な声掛けも織り交ぜているそうです。
例えば今日出てきたのは、「パジャマを脱いで」「パジャマを着て」なんていう一言。
『普段から、自然と英語を口にするような環境を、お母さんが作れるのが理想ですね。子どもにはもっとしゃべらせたい!と思っていても、実際にお母さんが気恥ずかしがっていては、そのニガテ意識が伝わってしまいます。英語で話すのは楽しいね!という雰囲気づくりが、子どもの興味をより引き出すことにもつながりますよ。』


★POINT その3★
大げさな動きで印象づけ!体の動きを英語の意味に結び付ける。

okeiko271018-8.jpg

『スタンドアップ!』の声掛けでみんな立ち上がり、
ゆっくりゆっくり、『スローウォーク』と言いながら歩きまわり始めました。
ピアノの音色が変わると、テンポを上げて『ウォーク、ウォーク、ウォーク』とリズミカルに。
途中、
『ストップ!Get down!』と寝転んで、
『スリーピング・・・、Good Night・・・』と言いながらすやすや寝るしぐさも入ったり。


okeiko271018-9.jpg
↑ お母さん方はお子さんを歌に合わせてだんだん高く上げます。先生はお人形を代わりにして。

日の出のイラストが描かれた一枚を手に、『サンライズ』の意味を簡単な英単語を口にしていく先生。
「日の出」って、子どもが日本語で聞いてもピンと来ないですよね。
そこで、『♪サンライズ イン ザ スカーイ!』という歌に合わせて、お母さんが両手で子どもたちを持ち上げて、高い高いの状態にしていくことで『サンライズ』が昇っていくということだと体感できるように。
初めて耳にする英語でも、何となくどんな意味かを結び付ける工夫のひとつです。


★POINT その4★
色や数字などの基本的な英単語は何度も織り交ぜて。

okeiko271018-10.jpg

ハロウィンの季節ということで、この日は全体的にハロウィンにちなんだ歌やキャラクターなどが多く登場していました。
最初は、魔女が乗るほうきから。

ほうきに見立てて、ポンポンのついた棒を先生が配っていきます。
子どもたち一人ずつに、何色かから選ばせていくのですが、ちゃんと『ピンク?ブルー?』などさりげなくカラーにも触れていきます。
こうした機会は、ほかでもカラフルな布を選ぶときなど都度出てきて、色彩と英語での呼び方が自然とつながるようにしたり、同じように数え方を織り交ぜたりしていました。



★POINT その5★
この時期ならではの「渡す」「片づけ」なども英語で!

okeiko271018-20.jpg

道具を使ったあとは、一般的なリトミックでもよくある「返そうね〜!」「しまいましょう!」のやりとり。Happy英語リトミックでは、日本語で指示しない代わりに、『バイバイ broom(ほうき)』と声掛けします。
楽しく遊んで、せっかく気に入ったモノだもの!
すんなり元に戻すお子さんもいれば、他のリトミックの光景でもよく見られるように「返したくない!!」となっちゃう子もいるわけです。

それに対して、どんな対応をされるのかな?と拝見していましたら、何度かバイバイを勧めたあと、先生は『イッツ オーケー!』と引いたんです。
笑いながら、無理に取り上げなかったほうき。
すると何となくバツが悪くなったのか、しばらくしたらその子は先生へ返却できていました。

英語だからでしょうか?
毎日のように繰り返されるいつものやりとりなのに、言葉が違うと思ったより素直になれたり、普段は返すなんてことは嫌なことでも楽しく感じているみたい!
「返しましょうね」という言葉に比べて、きつさが感じられないのかも。



★POINT その6★
ピアノの音色で英語の意味を補完!


ピアノの生演奏付きリトミックならではの特長が、こんなにも英語という他言語に触れるときに役立つとは!と実感したポイントもたくさんありました。

例えば、今回のレッスンの中で登場した「パンプキンの表情を読み取る」というレッスン。

okeiko271018-12.jpg
↑ ♪ワン、ツー、スリー、フォー、と数え方も交えながら、順番にいろんな表情のパンプキンの真似をする歌遊びを導入に。

それぞれのイラストには、泣いている、眠い、怒っている・・・など、いろんな表情があります。
これらを先生が、「crying(泣いてる)」「sad(悲しい)」とさまざまな英語表現で言い表しながら、声の調子だったり表情だったり、身振り手振りで意味を伝えて、どういう状態なのかを伝えていきます。

イラストを見て、先生の様子とリンクさせるだけでも十分意味は分かるけれども、加えて強烈に印象づけてくれるのが、バックに流れてくるピアノの音色。
悲しい音や子守歌っぽい雰囲気、楽しい音楽などを耳から感じ取ることができるので、自然とイメージが膨らむというわけです。


さらに、こんなシーンでも。

okeiko271018-14.jpg

ハロウィンによく登場するキャラクターをつかったパネルシアターのはじまりはじまり!
いろんなモンスターが住むお城。
中央の扉を ♪ノック ノック〜と歌いながら開くと、順番にハロウィンにちなんだお馴染みの魔女やマミー、ゴースト、こうもりなどが出てくる仕掛けです。

さっきのほうきで空を飛ぶ真似も、「魔女」っていうキャラクターなんだ!とここで結び付きます。
これから出てくるものは、「scaring」怖がらせるものだと説明。
同時に流れてくる音色といったら!
トーンも低くて、今にもおばけが出てきそう・・・

今まであんなにニコニコしていた子どもたちも、途端に不安な様子になるんです。
ドキドキしながら我慢してママに寄り添ったり、突然泣いちゃう子まで。
さすが、ピアノのチカラだ!!
音色の怖さで、きちんと「怖い」という言葉が伝わっている証拠ですよね。


こうしたピアノの生演奏でレッスンが進められていくリトミックで、先生がスムーズにレッスンを進められるかどうかは、ピアノの先生の技量も注目ポイント。
今回、とってもレッスンの流れが良いなぁ!と思いながら見学していたのですが、Mai先生との息の合ったEmi先生のピアノ伴奏は外せない理由のひとつです。
「レッスン内容は、綿密に何度も流れを確認して準備をしています。」
とおっしゃるだけあって、ギュッと要素がつまったボリュームのあるレッスンでも、変に途切れることがないので、子どもたちの集中力も続くのでしょうね!

okeiko271018-13.jpg
↑ ちなみに、ピアノを担当しているEmi先生は、幼稚園教諭の経験を活かしてイラストや工作も担当!!こうしたハロウィンのパネルシアターも手作りされているんですって!

このペーパーシアターでは、ほかにも「マミー(ミイラ)」だったら、マミーのように滑稽に歩いてみよう!と動きで表現したり、「バット(コウモリ)」は両手で羽ばたきながら動き回ったり。
「ゴースト(おばけ)」だったら、薄い布を頭からかぶって、peek a boo!(ピーカーブー!=いないいないばあ!)で取って遊んだりと、言葉と意味をつなげる工夫が溢れていました。



Mai先生、何だかこうした間も、ずっと笑ってる!!
だからでしょうか?すっごく楽しそうな雰囲気が途切れないんです。

「英語を使う」というだけで、特に大人はただでさえ緊張感が出そうなものなのに、それがまったく感じられず、終始とてもリラックスした状態でレッスンが進んでいくのも、先生の雰囲気づくりの上手さにありそうです。

okeiko271018-17.jpg
↑ 最後は、お決まりのグッバイソングを歌っておしまい!(写真は1〜2歳児クラス)

レッスンを終えると、子どもたちはそれぞれのシール帳を手に、先生へと駆け寄っていきます。
ちゃんと参加したごほうびシールです!
基本的には持ち物はこのシール帳と飲み物くらいで、恰好も動きやすければ特に決まりも無し。
たまに工作(クラフト)などのワークがあるそうで、何か持ち物が必要なときはレッスンの度に都度連絡があるとのことでした。
この日も、『次回は仮装してきてくださいね!簡単なもので大丈夫です。ハロウィンを楽しみましょう!』と先生。レッスンも終わっているので、こういった内容は日本語でお話してくださいますよ!

okeiko271018-18.jpg


レッスンは30〜40分程度で、小さな子どもたちにとって集中し続けるには少し長めかもしれません。
けれどもだれ一人として飽きることなく、あっという間でした!
ギュッ!!っと詰め込まれたカリキュラムだから、2週に1回のレッスンだけでも随分いろんな要素が学べる構成になっていたようにも感じます。
そうそう、この時期のお子さんは、風邪などでお休みになってしまうこともしばしば。
ときどき通常レッスン日とは別に振替日を設けて、お休みしたことのある方がまとめて一緒に参加できるようになっているそうです。


1〜2歳児クラスも、今回紹介したベビークラスとほぼ同じ内容・流れでレッスンが行われるそうですが、英語の内容はステップアップ!
ライティングの時間はありませんが、指導方法にはフォニックスを取り入れて、英語を母国語にしている子どもたちが覚えるように、アルファベットも実際の発音で使う音で覚えていきます。
何より、オールイングリッシュだから、意識しなくても自然とセンテンスも耳に入ってくるため、単語だけの意味ではなく、簡単なまとまりなら覚えて言えるようにもなってくるとか!

6月から参加している、1歳4か月の女の子ママさんからは、
『自分も英語に慣れることが出来ました!ここをきっかけに、親子で英語教室にも通い始めたのですが、いつの間にかちゃんとセンテンスで挨拶も覚えていて、外国人の先生に怖がることなくちゃんと話をしている様子をみて驚きました。』
というエピソードも!!

「楽しい!っていう気持ちがここで育まれてよかった」とおっしゃっていたのが印象的でした。


okeiko271018-19.jpg

レッスンが終わった後も、しばらくお話は尽きません。
お母さん同士もとっても楽しそう!

「インターナショナルプリスクール、どうする?」
「英語の習い事を始めようと思っていて・・・」
「今度海外に旅行に行く予定で。今なら飛行機が無料だしね!」
「どうやって飛行機乗るの?断乳もしちゃったし不安だわ」
「あかちゃん煎餅とかで、結構あっという間に着いちゃうよ!」
などなど・・・

やはり、「英語」リトミックということで、英語教育に興味を持っている方が自然と集まるようです。
同じ考え方、興味の方と出会うのって、なかなか難しいもの。
ここなら、「小さい頃から英語やらせてるの?」とか理解されない心配もなく、むしろこれから決める幼稚園や習い事についての話題が気兼ねなく広げられます。
一緒に悩めたり、相談できる相手を見つけられた!という声は、有本先生がこの教室を始めた「お母さん同士の交流の場を提供したい!」という願いが、早くも達成できている証拠ですね!



okeiko271018-21.jpg

今回見学してみて、聞いていたとおり一度も日本語は出てこなかった!!
ですけれども、
子どもたちが分からなそうにしていることなんて、一度もありませんでした。
そして、お母さん方が英語だからと戸惑うシーンも、一度も見かけませんでした。

一般的なリトミックとの違いと言えば、
その一切を、「英語」だけで行っていたというだけです。

小さな子どもにとって、家では聞かない初めての言葉に出会っても、こうして目や耳、手で触れるもの、リズムや動きで体感することなどで、それがどんな意味を持つのかが自然と伝わるんだと目の当たりにした思いです。
よく、英語をいくら聞き流していても、それがどういう意味なのかが一緒に理解できなければ、頭にとっては雑音が流れているだけにしか認識できないと言われることもありますが、こうやって先生とリアルにやりとりをしながら、会話と意味を一緒に体得していくことが重要で、吸収にも差が出てくるのかも。

やっぱり、英語を覚えさせなきゃ!!と焦って、家で英語を流しているだけじゃダメなんだわ・・・。

言葉だもん。
伝えられる楽しさ、理解する喜びを味わうことがなかったら、身につかないわね。


【今回見学したおけいこ情報】

教室名/「Happy英語リトミック」
【募集対象】@ベビー(0歳児・6ヶ月〜) A1〜2歳児
【レッスン日時】月に2回、火曜日に開催 @1〜2歳児クラス 10:10〜 A0歳児クラス(生後6ヶ月〜)11:00〜
【教室場所】アースメイト「ヴィンテージ木ここち」(地図)東葉高速鉄道「村上」駅より徒歩10分
※駐車場完備
【費用】入会金/1,000円、スポーツ安全保険/1,000円(年間)、月謝3,000円(施設使用料、教材等込み)
【問い合わせ】happyenglish007@gmail.com(担当:有本)
【ホームページ】http://ameblo.jp/chocolat567/

詳細はこちら⇒http://yachiyonavi-okeiko.seesaa.net/article/417591819.html(八千代ナビ!おけいこ&サークル情報)
posted by やちなび子 at 10:34 | Comment(0) | ◆おけいこ&学び体験レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月07日

8月野菜のオクラ・とうがらし・生きくらげ(農産物直売所クラフト)

8月に入ってから、途切れることのない猛烈な暑さ!
ようやく明日から少ーし穏やかになるらしいですが、とは言ってもまだ30度越えが続きそうな天気予報。
この時期は野菜にとっても、特に根菜類や葉物にはとても厳しい季節です。
お馴染みの野菜は10月頃からドンドン出回り始めますが、それまで直売所が閑散としているかと言えば・・・そんなことはない!
8月はちょっと面白い野菜が手に出来る季節でもあるのです。

tenpo270808-1.jpg


8月1日にイベントが開催されたばかりの「とうがらし」。
この時期は、ししとうやピーマン、とうがらしの色々な品種が出揃います!辛みや苦味が抑えられることもあって、天ぷらは人気の調理法ですよね!なび息子たちも、ものすごい辛いのに当らないかとビクビクしながらも、なぜか楽しんでパクパク食べます。

tenpo270806-3.jpg

煮びたしや甘辛煮あたりがポピュラーな調理法ですが、最近はチーズと合わせるレシピも多く見かけます。独特の苦みと好相性で美味しいみたいですよ!
直売所ならではの珍しいものと言えば、葉とうがらし。
実はもちろん、柔らかくたっぷりついている、この葉の部分も頂きます。葉とうがらしは佃煮にする方が多いようで、皆さんまとめ買いされているとか。そういえば、コンビニでも「葉とうがらしおにぎり」が出てましたね。

↓ 緑色の小ぶりな実は、このまま熟していくとお馴染みの赤とうがらしになります。この束を持ちあげると、ふわっと爽やかな香りが!
tenpo270806-1.jpg


八千代のオクラは8月が旬!
オクラって、いつもスーパーで見かけるものだけじゃないんです。とても色々な種類があるんですよ!
同じ緑色でも、うぶ毛が少ないものやとても大きいサイズのもの。白っぽいオクラや、驚きの赤いオクラまで!どれも独特のねばりが特長で、夏の疲れにとても魅力的な栄養がたっぷり!

↓ どれもはちきれんばかり!黒ずみもなくて、鮮度の良さがすぐ分かります。
tenpo270806-6jpg.jpg

↓ ゴーヤにも、いろんな種類があるようです。
tenpo270806-2jpg.jpg


今回初めて見かけたのが、生きくらげです。
中国産の乾燥きくらげしか見たことなかったのでビックリ!知らない方は、きくらげって海のものじゃないの?!と驚くらしい。

↓ きくらげは、キノコです!
tenpo270806-7jpg.jpg

なかなか生きくらげは手に入らないそうなので、思わずお買い上げ。定番のきくらげと卵と豚肉の炒めものを作ってみたんですが、とにかく歯ごたえがプリップリ!!包丁で切り分けるときから、きのこだとは思えない弾力でした。
ちなみに、ついそのまま使いたくなりそうな生きくらげですが、かならず熱を加えて頂きます。炒め物なら火が通りますが、サラダなどに入れるときは、ちゃんと熱湯でゆでてから使ってくださいね!


↓ こちらはみょうが。8月が旬です!八千代でもよく採れるそうですよ。
tenpo270806-4.jpg


きゅうりはだいぶ旬が過ぎてきましたが、ナスはまだまだ安い!
今年は今のところ台風がまだ来ていないので、傷もなく収穫量も豊富!
沢山安く手に入るときは、漬物にするのがオススメですよ。
⇒クラフト売れ筋NO.1の「漬物の素」はコレ!


夏のフルーツと言えば、ブルーベリー!
こちらのパックはふなばし工房さんのもの。人気ランキング3位で話題の、あのアンデルセン公園の裏あたりにあります。

tenpo270806-8jpg.jpg

ふなばし工房さんといえば、パンも置いてありますよね。
春に開催された「2015春の総選挙」のパン部門では、黒蒸しパンやオレンジブレッドに人気が集まったそうですよ!
「2015春の総選挙」投票結果はこちら

そうそう、その投票結果でランクインしていた「木更津産の乾海苔」が気になって、今回初めて買ってみたんです。聞けば、以前からとても人気の品なんだそうで、炙ると香りがものすごく良いと評判らしい!
家で頂きましたが、確かに!!
軽く炙るとスッと緑色になって、磯の良い香りが・・・!
一般的な海苔より厚みがある分、よりパリッと歯ごたえが出ます!!

↓ 市販の海苔と全然違う!と好評なのに、思いのほか低価格!
tenpo270806-9.jpg


立ち寄ったのが8月4日だったので、梨の季節にはほんの少し早かったのですが、八千代の8月といえば「梨」ははずせない一品!!
今年の幸水は、例年に比べて5日くらい早いスタートになりそうとのことでしたので、今日あたりはもう並んでいるんじゃないかしら?!
今年は雨が少なく、快晴が続く天候に恵まれて、味も期待できそうとのこと!

↓ 初めて見かけました!「多摩(祇園と幸水の掛け合わせ)」です。幸水などと比べると、ぐっと小ぶりで肌があまりキレイではないものの、早生梨は手に取る方が多い様子。
tenpo270806-10.jpg

とは言っても、こんなカンカン照りが続いたら、実に何か悪影響が出たりしないのかしら?
クラフトの梨農家さんに質問してみました。
『実が熱くなりすぎるのを抑えるために、農家のみなさんは枝葉を上手に利用しているんですよ。今年みたいな晴天が続く場合は、梨園全体が少し暗めになるように葉を多く残しておきます。ぐんぐん成長していた梨の枝も、7月上旬でピタッと成長が止まって、そこから実がぐっと大きくなるんですが、そのタイミングで枝を横に倒して、日陰を作ったりもしますよ。逆に曇りの多い年は、葉を多めに剪定したり。』

なるほど!
葉の剪定の仕方次第で、梨園を明るめにも暗めにも出来るんですね!

とはいえ、日中の実は30℃〜40℃近くまで熱くなってしまうことも。
熱くなった実をそのまま箱詰めすると傷んでしまうので、梨農家さんはまだ薄暗い早朝5時頃には収穫を始めるそうです。9時頃には収穫を終え、クラフトにも新鮮もぎたての梨が開店に合わせてどんどん届きます。

収穫されているのは、農家さんが目利きした、丁度食べ頃に色づいた梨。
ベストタイミングでもいでいるのに、買った梨をそのまま車に放置してお出掛け・・・なんてこと、ありませんか?
せっかく涼しい時間帯に収穫した梨も、車内の高温で傷んでしまったり、食感が柔らかくなってしまいます!
梨だけではなく、せっかく買った朝採り新鮮野菜も・・・・。
この時期は、なるべくすぐに涼しい場所へ置いてくださいね。
もし引き続きのご予定がある際は、ぜひクーラーボックスのご用意を!


●八千代ふるさとステーション 農産物直売所「クラフト」 047-488-3188
千葉県八千代市米本4905-1道の駅「やちよ」八千代ふるさとステーション内(地図
【営業時間】9:30〜18:00
【定休日】第2月曜日
【交通手段】
(バス)@京成電鉄「勝田台駅」より米本団地行き(約25分)A東葉高速鉄道「八千代中央駅」から米本団地行き(約20分)※@Aいずれも終点米本団地下車 徒歩約5分
【ホームページ】http://craft-yachiyo.net/
posted by やちなび子 at 13:31 | Comment(0) |  >農産物直売所クラフト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月27日

サークルに!打ち合わせに!貸しスペース(レイ&REI)

2015年7月27日 内容を一部修正しました(金額設定を変更)。

2008年7月5日
何人かで集まってサークル活動がしたい!今度の催しについてどこかで打合せに集まりたい!なんていうとき、必ずついてくるのが「場所探し」。
飲食店だと何かを持ち込んで長々作業するのも気がひけるし、かといって公民館みたいな公共施設は利用者が多くて、直近の予定だと借りれるか微妙なところ。
すぐ見つかるようで、意外と“心当たり”のネタが少ないスペース探しですが、今回はなーんと!嬉しいことに持ち込みOK&格安で借りられる穴場なスポットを見つけてきましたのでご紹介します。

場所は八千代台駅東口から歩いて7分ほど。
夜はバーとして、そして日中はカフェとして営業している「レイ&REI」さんが、11:00〜17:00はほとんど使われることがないのでぜひ皆さんに提供したい!ということで、広々スペースをご紹介してくれました。

実際、そうやって場所を貸しているなんて知らなければ、外観的には決して“気軽”には入っていけない雰囲気ではあるんですが・・・さて、入口はここでいいんだろっか?なんて躊躇していると、看板犬のメイちゃん(シェルティ・7歳女の子)が可愛らしいフワフワなお姿でお出迎えしてくれました。

200628-3.tenpo.jpg

入口の印象どおり、店内に入ると夜はバーとして営業しているだけあって、昔ながらの喫茶店みたいな落ちついた雰囲気。どこを貸してもらえるんだろう?と思いきや、店の奥にそのスペースを発見!

灯りを付けてもらうと、広々としたスペースがどどーんとお目見えです。
低めのテーブルやソファ、カウンター席などが用意された部屋は、18〜24名ほどが座れる広さ。テーブルと椅子があるので手芸や工作といったクラフト系のサークルはもちろん、カラオケ設備もあって個室として利用できるので、歌や楽器など色んなサークル活動が出来そうですし、何かの集会などにも使えそう!

この場所を11時〜17時の間なら、何時間でも一律料金で借りられるということなんです。
金額は、お一人につき1,000円!
しかもカラオケを利用しても、追加料金がかかりません!

「本当は、無料でも良いくらいなんですが・・・完全に無料にしてしまうと、どうしてもご利用される方に気を遣わせてしまって・・・。かえって料金を決めてしまったほうが、気軽にお使いいただけているようですし、当店でも有り難く空調代や光熱費などに充てさせていただいてます。」

200628-5.tenpo.jpg

「オープンしてもう11年以上経ちますが、大通りに面している割には意外と場所が知られていないんですよね。アクセスも悪くないし、日中何も使わないよりは地域活動やサークル、懇親会などの集まりなどにぜひ使ってもらえればと思いまして。」
定休日の日曜・祝日をのぞいて、毎日利用させていただけるそう。予約制なので、事前に電話などで利用したい日時をご連絡くださいね!

200628-2.tenpo.jpg
↑ 写真は当時撮影したもので、子連れを想定してなび息子も一緒に写ってしまっているんですが・・・スミマセン、お子様連れNGです(2015.7追記ご参照)。

夜はバーということで、パッと見の雰囲気からちょっと敬遠しがちではありますが、知っている方にはとっても好評のようで、和風なBGMをかけながらお茶会で使われたり、カラオケボックスで集まるより安くてのびのび出来る!と懇親会に利用する方も多いみたいですよ!
ちなみに、カラオケは最新の曲がどんどん歌えるサイバーダムです。
大きなテレビでは、持ち込みのDVDなども見ることが出来るので、何か映写会をするのにもいいかもしれません。

「事前にご相談いただければお弁当の用意などご利用になるスタイルに合わせて対応いたしますので、気軽にお問い合わせしてくださいね。お食事のご用意っていっても、そんなしゃれた感じじゃなくて昔ながらの煮物やら何やらの家庭料理なんですが・・・。」
そう照れ笑いするお母さん。どんな“おふくろの味”を頂けるんだろう?なんて、逆に興味が沸いてしまいましたわ。

200628-1.tenpo.jpg

八千代台駅の東口からナリタヤの交差点を左折した道路沿い右手にあるので、歩いてもそんなに距離には感じませんが、駐車場も2台ほど用意してあります。お店から道路を挟んだ反対側にある砂利の駐車場で、左奥がレイ&REIさんのスペースになっています。

200628-4.tenpo.jpg

いつもサークルで借りてる公民館が、次回借りられない!なんてピンチのときなど、ぜひ一度利用してみてはいかがですか?


2015年7月27日 追記
以前の金額設定は、目的に応じて利用料金に違いがありましたが、今後は11:00〜17:00の時間内であれば何時間でも一律一人1,000円に統一されました。
また、以前はお子様連れでもOKだったのですが、カウンター席やカラオケの機械など、小さいお子さんには危険なものも少なくないので、万が一のことを踏まえてご遠慮いただいているそうです。
(実際に、沢山のお子さんが集まったときは、お母様方が常に声を掛けて追いかけて回っていらっしゃる状態で、落ち着いて過ごせない様子だったようで、申し訳ないので・・・とのことでした。)

そうそう、持ち込みはOKですが、コーヒーなど温かい飲み物や軽食、スイーツ系などもその場でオーダー出来ますので、ペットボトルのお茶やジュースに飽きた折には、気軽に声をかけてみてくださいね!

230214-1.tenpotui.jpg

最近の利用状況を伺ってみますと、カラオケをしながらのお茶会というケースのほか、ちょっとした面接や打ち合わせ、会議などビジネスシーンでも利用されることが多いんですって!ただ、経理作業など書きモノをする作業には、大理石のテーブルなどが多く書きにくいため、そのあたりは利用を要ご検討の上・・・とのことでした。

●レイ&REI 047-487-8950
千葉県八千代市八千代台東2-13-2(地図)八千代台駅東口から徒歩7分
【貸出時間】11:00〜17:00
【料金】一人1,000円(貸出時間内であれば何時間でもOK)
【定休日】日曜日・祝祭日
【予約先】047-487-8950 又は 090-3312-4838
posted by やちなび子 at 17:34 | Comment(0) |  >レンタルスペース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月04日

再び体験!ハワイアンヒーリングサロン「マナオピリ」

マナオピリさんを初めてレポートしたのって、なび長男がお腹にいたから9年も前なんですよね。
⇒当時のレポートはこちら
当時は八千代郵便局裏の住宅街にてひっそりと営業されていたサロンも、数年前にお引越しされて、人気ハワイアンカフェ「プナルウ」やフラなどのカルチャースタジオを併設した八千代イチの“ハワイアンスポット”に!!

個人サロンを続けていくのは大変です。
けれども、飽きられるどころか年々とお客様は増え続け、今や都内のハワイ系イベントにまで引っ張りだこでいらっしゃるオーナーのペコさん!
今もなお人気が絶えない理由は、このペコさんにヒミツが隠されていたのです。

tenpo270705-13.jpg

ヒミツ その1
ペコさんが施術するロミロミは、ハワイ現地の本場仕込み!

ペコさんの施術は、一般的なスクールで得た技術ではなく、古来から伝わる本場のロミロミ。

きっかけは、ハワイで本当のロミロミに出会ったことでした。
ホテルでの施術しか経験が無かったペコさんは、地元の方のみぞ知るような現地セラピストの施術に出会い、その違いに圧倒!意を決して、住み込みで学ばれました。そこで痛感したのは、技術うんぬん以前に、セラピスト自身の人柄が、いかに施術を左右するかということだったのです。

ハワイで昔から考えられていることとして、自分の心の中にあるネガティブな感情(悲しみ、自己嫌悪、恨み・・・)を追い出し、アロハの精神※で満たすことが、自分をコントロールする上でとても大切だとされているそうです(=ホオポノポノと言われています)。

※アロハの精神って?
ハワイ好きの方には馴染み深い、アロハの挨拶。
単に「こんにちは!」といった意味だけではなくて、相手を思いやり、そのすべてを受け入れる心を持って、謙虚さや感謝といった、愛に溢れた精神が込められた言葉なんだとか。


ロミロミは、本来あるべき状態へと導くトータルヒーリング。
その“ホオポノポノ”も、施術の大切な要素とされています。
だからこそ、ロミロミセラピストは温かくて優しい、強い、痛みが分かる人が求められる・・・

・自然に自分自身をさらけ出してくれるような、信頼される人柄であること
・癒してあげよう、ではなく、あくまで相手に寄り添うスタイルを貫くこと

こうした点が、ホテルでの表面的な施術との違いにつながっていたのです。

とはいえ、気を付けたからといって、すんなり出来るものでもありません。
本来、その人が持つ素質だったり、心の持ち方が大きく関係するため、一朝一夕での習得は困難を極めるところですが、なんとペコさんは難なく会得!
弟子入りしたセラピストの方から、ロミロミセラピストとして太鼓判を頂けたのです。



ヒミツ その2
ヒーリング効果のある「声」を持っていること!

随分前に、とあるきっかけで大学の研究機関の方に声の波長を調べてもらったことがあるそうで、なんと特殊な波長「1/fゆらぎ」を持つことが判明!これは、川のせせらぎや炎のゆれる様子、電車の揺れなど、心地良いなぁ・・・と思うリズムや間隔に共通する特殊な波長を指し、自然界特有のものとされていますが、ごく一部の人はこの「1/fゆらぎ」を発声できるんだそうです。
フラのレッスンを取材させていただいたとき、ウクレレを片手に歌い上げるその心地良さが何とも言えない!・・・と思っていたんですが、まさかそんな秘密が隠されていたとは・・・。

あくまで生まれ持ったものなので、ビブラートなど歌のテクニックで再現できるものではないらしく、歌手では美空ひばりさんや松田聖子さん、宇多田ヒカルさんなどが1/fゆらぎの声を持っていると知って、さらに驚き倍増!
調べた当初、「あなたは声の仕事をすると良い」とアドバイスされたそうですが、そのチカラが今こうして、ロミロミやレイキ・ヒーリングで存分に生かされているわけです。

ちなみにペコさん、ご縁がつながり人気ハワイアンバンドとしてもご活躍されているんですよ!
ハワイアンバンド「Mele Lani(メレラニ)」
【ホームページ】http://melelani.jimdo.com/
↑ You tubeでもライブ映像があるので、ぜひ聞いてみて!ほんとに感動しちゃう。


話を戻しまして・・・

最近は、リフレや整体、タイ古式などなど色んなリラクゼーションサロンがあるけれど、その中でもあえて「ロミロミ」を選ぶ人って、きっとマッサージの心地良さだけじゃなくて心のリフレッシュも求めているんだと思うんです。
だからこそ、表面的じゃない「本物」を感じるペコさんに、自然と集まってくるのだろうと推測。

9年前に取材したときよりも、
「あれ?若返ってる?」
と思うくらい、いつもハツラツとした素敵なペコさんとその施術を、新しいサロンから再びのご紹介です!

tenpo270705-22.jpg

サロンはこちらの建物の、2階奥の一室です。
プナルウの入口左側にある扉がマナオピリさんの出入り口。扉から先がすぐ玄関になっていて、靴を脱いで階段を上がっていきます。

お部屋には窓がふたつあって、窓辺の光がサンサンと感じられ、とっても明るく開放感に溢れた空間!
どこからともなく癒しのBGMが流れていて、居るだけでリラックスできる心地良さです。
ちなみに、部屋の向かいにはシャワールームもあるので、夏場など全身ロミロミの前にさっぱりしたい方などにご好評だとか。

tenpo270705-1.jpg

今日はロミロミは初めてというKさんに、一番スタンダードな90分コースを体験していただきました!

まずはお着替えから。
ロミロミマッサージはオイルを使って全身に施術をしていくので、下着はすべて外してガウン一枚になります。以前は無かった紙ショーツも取り扱うようになったので、オイルで汚れないような下着をはいてくるといった気遣いもなくなりました!

着替えが終わると、席を外していたペコさんが、フットバスの準備をして戻ってきました。
それからしばらく足湯をしながら、簡単な問診票を書き込むのですが、問診票に向き合うことで日頃の様子を振り返るKさんとの会話の中で、最近の体調や気になることなどを自然に引き出すそうです。
普段あまりマッサージなどに行かれる機会がないというKさん、「あまり首はこらないんですけれど、ふくらはぎにむくみを感じることはあります。」とのこと。

tenpo270705-2.jpg
↑ 「わー!ピンク色のお湯!これは何が入っているんですか?!」と、色に感動しているKさん!ハワイアンな雰囲気、置かれている小物の可愛さ、窓からの景色など、ひとつひとつにテンションが上がってました!

施術に使うのはスイートアーモンドオイルをベースにしたアロマオイル。
アロマは、お客様に選んでもらったものをブレンドします。
その選び方が独特でして、たくさん瓶が並んだケースから、左手で感性に任せて3つピックアップするというハワイ式のスタイル。
あえて左手と指定しているのは、概念にとらわれることなく潜在的に“自分にとって必要なエネルギー”を持った精油を無意識レベルで選べると言われているからなんですって!

tenpo270705-5.jpg

Kさんは、ちょっと悩みながら、割と慎重に左手でピックアップしていきます。
『ケースの中を見ずにパパッと取っても、眺めながら選んでも、どちらでも大丈夫ですよ!“見る”ということ自体も、感性のひとつですから。』とペコさん。

さて、自然と体が求めたアロマは、どんなものだったんでしょう?
ペコさんは、選んだアロマそれぞれが元々持っている意味、そこから導き出されるKさんの本質の部分や課題点、今後どう活かせばよいか、といった流れで解説してくれました。

『1つめはドラゴンタイム。Kさんは志や意識が高くて、小さい頃から一生懸命に何か取り組むことが苦じゃないようですね。ただ、時々一途になりすぎて、周りが巻き込まれることがあるようです。今やることを冷静に見ることが大切です。2つめのライムは、素直さ、疑うことが無いといった意味があります。主君に尽くすタイプかしら。
3つめのセンセーション。周りの人がビックリするような人間でも、まあこういう考えもあるんじゃない?と中和してくれる人です。・・・』

といった具合です。
いわゆるハワイ式のちょっとした占いですね!
でも、Kさんは「そうそう、昔からそういうところありました!」と思い当たる節が多かった様子。
実はコレ、アロマの種類だけではなく、それらを選ぶ順番も関係があるそうで、もし1と2が入れ替わっていたら随分違う結果になるんですって!

これらのアロマはブレンドして、施術に利用していきます。
何も考えずに選んだ3つの香りが混ざったとき、一体どんな香りになるのかしら・・・?

tenpo270705-4.jpg

水に浸った足を丁寧に拭いたら、施術用のベッドへ!
うつ伏せの状態で、穴あき枕に顔をうずめるようにします。すると、丁度顔の下にアロマが香り立つお湯が置かれているので、お香として鼻から吸うことで心身のバランスも整えられていきます。
もちろんこのアロマも、先程Kさんがチョイスした3つのブレンド。

Kさん、どんな香りの印象ですか?
『私も3つがどういう香りにブレンドされるのか不思議だったけれど、何だか、懐かしい香りですね。自分に近いにおいというか、落ち着いて、自然と脱力してしまうような・・・。』

tenpo270705-3.jpg

同じ空間にいるので、私ももちろん同じ香りの中にいるわけですが、Kさんのように懐かしいという言葉はちっとも浮かびませんでした。ランダムな3つが合わさっている割にはまとまった香りで、爽やかな心地の良いアロマだなぁ、という印象。
やっぱり、チョイスした本人だからこそ得られるものがあるんでしょうね。


そうそう、マナオピリのオープン当初から変わらないのが、ペコさんのドレーピング技術!
ドレーピング(シーツリングとも言われています)とは、何枚も重ねてあるシーツを丁寧に整えながら、裸で施術を受けているお客様の大切な部分を、うまい具合に隠しながらマッサージを進めるというもの。

tenpo270705-6.jpg

今日は第3者の目(ワタシ)があるので、ベッドに横になるときなどにも特に気を配って大判のタオルケットで壁を作っていらっしゃいましたが、お客様とペコさんお二人だけのときにも「誰も見ていないんだし、そこまで丁寧にしなくても!」と思うくらい細やかに行われます。
これは、信頼してもらって、安心して施術を受けられるようにするための大切な要素。

着ていたガウンは、タオルケットの下から優しく引っ張るようにゆっくりと外されます。このガウンを取る方法は、ペコさんのオリジナルなんですって!

↓ すっとガウンを持って・・・
tenpo270705-7.jpg

↓ ほんとだ!突っかかることもなく、スムーズに外されました!
tenpo270705-8.jpg

そのあと、Kさんの肩と頭に手を添えて、しばらく動きを止めるペコさん。

これは『体と心へ立ち入ることをお許し下さい』というメッセージを送る、ハワイでは“Pule(プレ)”と呼ばれている儀式です。こうしてメッセージをおくると、必ず体からお許しが来る感覚があるそうです。
ロミロミは、すべて手の平から愛情を伝える施術。最後のプレが終了するまでは、一時も体から手を離さないようにします。例え片手を離しても、基本的に両手を外すことはありません。

tenpo270705-10.jpg

プレの後、まずは髪に手櫛をかけるようにスッと梳きおろしたり、タオルケットの上からスッスと体全体に両手を滑らせるように当てていきました。
『スポーツ選手とかが手をブラブラさせたりしますよね、あれと同じです。指先から余計なものがでるイメージで、力が抜けるようになでおろしていきます。』

tenpo270705-9.jpg

それから、施術する部位だけ丁寧にタオルケットをめくり整えながら、オイルを使ったリンパマッサージが進められていきました。他をタオルケットで隠しておくのは、施術で温まった身体を冷やさない効果もあるんです。
様子を見ていると、アロマやリンパマッサージとの違いが分かりにくいんですが、どんな点がロミロミ特有のものなのかしら?
『上半身を上から見ると、自然と体が左に傾いていますよね。まっすぐ横になっているつもりでも、腰あたりが緊張しているのかそこへ引っ張られてしまっています。
こうしたゆがみを整えていくあたり、リンパマッサージよりも整体施術の色が濃いかもしれません。』

tenpo270705-11.jpg

ロミロミは、スピリチュアリティな考え方のもと、東洋の整体とリンパマッサージが融合された施術です。
特に整体の手技がかなり入っていて、ストレッチなども使って筋細胞に働きかけつつ、アロマ・トリートメントで肌の表面から身体全体の流れを整え、滞りをほぐしていきます。

↓ 手の平や指だけではなく、ひじや腕全体を使って、その部分に合った力加減とリンパを流していきます。
tenpo270705-12.jpg

↓ リズミカルに、膝を曲げ伸ばししながら体全体で施術しているペコさん。
tenpo270705-14.jpg

こうしてマッサージしている間、Kさんと会話することは基本的にはありません。

ロミロミには“手の平でクライアントと触れ合い、心で会話をする”という考え方があるそうです。触れていておかしいな?と思う部分には、長く手を当ててその部分の不調を感じ取るのだとか。
『皆さんも、言葉を交わさなくてもその人の顔色を見て雰囲気を感じ取ったり、調子が良い悪いということが分かったりしますよね。こういう部分を感受性豊かにしていったものなんです。』とペコさん。
だから、「力加減はいかがですか?」と頻繁に訪ねたり、世間話をしながら施術をしたりといったよくマッサージでありそうなやりとりは、マナオピリの施術では基本的には無く、ただただリラックスBGMが心地よく流れている静かな空間を堪能できるのです。
※マタニティロミロミのときだけは、大事に至らないよう必ず声掛けがあります。

tenpo270705-15.jpg
↑ Kさんの脚を見ると、最初に比べて皮膚に透明感が出ていて、つやっつや!

また、言葉に表さないのは、セラピストが情報の発信源にならないように配慮しているからなんですって!例えば、「肩がこってますね」とセラピストに言われてしまったことで、今まで気にも留めていなかった部分が普段から気になるようになってしまう方もいるので、あくまで自分で気付いたり、感じてもらえるように誘導するに留めるとか。

↓ ストレッチもかけながら、身体のバランスを整えていきます。
tenpo270705-16.jpg

↓ ロミロミには、ツボ押しの施術も多いんです。
tenpo270705-17.jpg

頭から足先までの施術が済むと、今度は仰向けにチェンジ。
Kさんは頭一つ分下がって、ベッドにまくらを置いて上を向く状態になります。顔にはアイマスクのようにタオルをかけるのですが、肌に触れる生地にはとてもこだわっているそうで、柔らかい小動物のお腹みたいなポヤポヤの柔らかさ!

うつ伏せのときは肩から始まりましたが、今度は足先からの施術です。
手のひらや足の裏は、すごく正直に体の状態を表すそうで、ここを整えることで感受性も整うんだそうです。脚からお腹、首の後ろまでを、オイルを使って同じようにマッサージしていきます。

tenpo270705-18.jpg

そのマッサージされている様子を見ているだけで、ワタシまで眠くなってきてしまう!
心地良さが伝わってくるんですよね。
心地良い音楽とさわやかなアロマの香り、そしてリズミカルに、ときにゆったりと滑っていくペコさんの手の動きが織りなす、癒しの空気感!

つい、こうしたリラクゼーションの時間って、寝てしまうともったいない!心地良い気持ちを全部覚えていたい!と思って、寝ないように頑張る方も多いと思いますが(私はそのタイプ)、かえって寝てしまったほうがより得られる効果が大きいんですって!
眠っているときは、生きるチカラが強く働くそうで、感性も普段以上に高まっている状態。潜在意識に任せて施術を受けることで、より深いリラクゼーションを味わえるそうです。

↓ 首の後ろは、「小さい体の集合体」と言われるほど、とても繊細な部分。あらゆる神経や筋肉が集まっていて、人によってその反応はさまざまなので、特に感性を研ぎ澄ませて施術をするそうです。
tenpo270705-19.jpg

↓ 頭のマッサージもじっくり。髪の間をかき分けて、ラインを決めて襟足からロングストロークでかき上げていくと、より心地良く感じるんですって!子どもにシャンプーで実践してみなきゃ。
tenpo270705-20.jpg

最後は、首の後ろにある“万能のツボ”をじっくり刺激し、さらに髪先から余計なものが抜けるように、再び手櫛をかけて終了です。
オイルの効果で、施術後は髪の毛がサラサラになると評判です!

↓ 「ピカケ」というハワイの香りをお部屋にスプレー!空間の浄化をします。
tenpo270705-21.jpg

着替えを済ませて、しばしティータイム。

Kさん、いかがでしたか?
『身体の疲れをほぐすといった、よくあるマッサージではなくって、体に合ったマッサージという印象でした!力加減も程よく、痛くも強くも弱くもなく・・・でも、普段はこっていると感じてないところが少し痛かったりして、自分はこういう場所に疲れが溜まっているのかなぁと思ったり。
とにかく気持ちが良くて、すっきりしました!有難うございました!』

全身の流れが良くなったのが、見ただけでわかるくらい顔も艶々していて肌色がキレイ!
座っている姿勢もスッと背筋が伸びて、何だかこちらまでスッキリ感が伝わってきました。
マナオピリさんは、とにかく人気サロンなだけに、早めのご予約は必至。
ぜひ一度、本場のロミロミとペコさんの声&人柄に、癒されてみませんか?

★今回取材したコース
 /【ロミロミ全身】LE'ALE'A(レアレア) 90分 10,000円

●ハワイアンヒーリングサロン マナオピリ 047-486-7914
千葉県八千代市ゆりのき台4-8-1(地図)東葉高速鉄道“八千代中央駅”から徒歩2分
【駐車場】有り
【営業時間】9:30〜19:00(最終受付)
【定休日】不定休(完全予約制/メールでの予約は前日まで)
【予約について】⇒予約ページはこちら
1日限定2名。基本は火水金日。ただし、月曜日しか都合が合わない、夜が良いといったご要望には出来る限りお応えしているので、お気軽にご相談くださいとのことです。
※予約は電話又は予約フォームにて承ります(当日予約は電話)。
※男性のお客様のご予約について、ご紹介もしくは初回女性との同伴のご利用をお願いいたします。男性に限り、料金はプラス2000円となります。
※お支払は、現金にてお願いいたします。(クレジットカードのお取り扱いしておりませんので、予めご了承お願いいたします。)

【ホームページ】http://manao-pili.jimdo.com/

〔関連レポート〕
妊婦に嬉しい!マタニティロミロミ体験(2009年09月18日)
激カワ!フラドールづくりにチャレンジ!(2008年03月27日)
癒しの踊り!フラに初チャレンジ(2008年04月29日)
posted by やちなび子 at 13:48 | Comment(0) |  >マッサージ・リフレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月31日

6/20(土)開催!「とうもろこし&枝豆祭り」〜食の広場 ピアッツァ

6月に入ると、いよいよ本格的に夏野菜のシーズン到来!
周郷農園直売所「食の広場ピアッツァ」さんでは、もう間もなくとうもろこしと枝豆が店頭に並び始めます。
6月20日(土)には、今年も恒例の「とうもろこし&枝豆祭り」が予定されているそうです!

tenpo270531-1.jpg

★イベント詳細情報
「とうもろこし&枝豆祭り」
【開催日時】2015年6月20日(土)/10:00〜14:00 ※雨天決行
【場所】食の広場ピアッツァ 駐車場及び店舗内
【内容】
★とうもろこし(味来)1本100円
★えだまめ(湯上がり娘)約300g 1袋 通常350円 ⇒ 250円
★その他、夏野菜(トマトなど)が3割引き
★焼トウモロコシ 1本150円
【駐車場】有り
※当日は駐車場スペースで焼とうもろこし販売等を行いますが、4〜5台分の駐車スペースは確保。お近くの方はぜひ徒歩等でお越しいただけると助かります。

tenpo270531-2.jpg

周郷農園さんが作るとうもろこしは、元祖“生で食べられるとうもろこし”で知られる、昔ながらの品種「味来(みらい)」。一粒ずつの皮がとても薄くて、はじけそうなほど!
かじるとプチプチっとしたジューシーな食感が楽しめるのが特長です。

けれども近年の市場では、小ぶりで見栄えがしない味来は「高値で売れない」という理由で、大きく育つゴールドラッシュなどの品種に圧され気味。
このタイプは皮が厚くて粒ごとポロポロとむしり取れるくらい実がしっかりしているので、食べごたえ感を求めてニーズが高まっているようです。

それでも、「味わいの深さはダントツの優良品種!」と味来に情熱を傾ける周郷農園さんは、味来が通常1本300gほどに育つところ工夫を重ねて350g程度までサイズアップを実現。
さらに、糖度をより高く維持するためにも手間を惜しみません。
とうもろこしは収穫するとどんどん糖度が下がってしまうので、売場に並べる朝に収穫し、出来るだけ採れたてをお客様にお届けしていることから、「同じ品種でもピアッツァで買うとうもろこしは甘くておいしい!」と、遠くからも買いにいらっしゃるファンが絶えないんです。

tenpo270531-3.jpg
↑ 6月10日前後から売場に並びます。

同じく夏の目玉野菜となる枝豆も、周郷農園さんこだわりの品種「湯上がり娘」が並びます。
だだ茶豆のような、濃厚で旨みのある味わいが人気!
八千代市での栽培・販売は周郷農園さんが先駆けだったのですが、最近では数多くの農家さんが栽培をしていますし、どこの直売所でも見かけるようになってきている印象です。
それでも周郷さんは、胸を張って「うちのが一番うまい!」と自信の笑顔をみせてくれました。

枝豆も収穫した途端に味がどんどん落ちていくので、畑から収穫してさやを外し、袋詰めをする作業をすべて当日の朝に行っていらっしゃるそうです。

tenpo270531-4.jpg

これらが売り場に並ぶのは、あともう少し先。
そこで今回は、一足先に畑での生育状況を見学させていただきました!

tenpo270531-5.jpg
↑ 周郷農園さんのえだまめ畑

畑を訪ねたこの日も、とても5月とは思えない真夏のような暑さ。
前々から、「農家の方って毎日のようにこんな広大な畑一面に水を撒くのって大変だなぁ・・・」と思っていたんですが、実は基本的には水やりはしないんですって!!!

野菜は根を張ると、毛細管現象で地下から上がってくる水分を吸収するから、上からわざわざ水を与えなくても大丈夫なんだそうです。海外でよく聞くような、干ばつのニュースで出てくる土地と違って、日本は基本的に水が豊かな国。「最近、雨が少ないよね・・・」と心配する位の気候でも、案外と問題ないんだそうです。
まさに、「日照りに不作なし」ですね。
(発芽の時期や野菜の種類によっては、一時的に水やりでカバーする必要があるそうです)

そのため、地下の水を吸い上げられるように整えることが大切で、種まきのときは足で踏んで圧迫し、固める必要があるそうなのです。
私なんかは、ついふかふかの布団のような土のほうが根が張りやすいんじゃないか?!とイメージして、ほっくりと土を反したまま、種をまきたいところですが・・・。
掘り返しているのは、あくまで酸素や肥料などをしっかり含ませたりするためで、そのあときちんと土を固めておかないと、地下から上がった水が柔らかい部分のところでストップしてしまい、根から吸収できず枯れてしまいます。家庭菜園で失敗する、よくある原因なんですって!へー。

tenpo270531-6.jpg

話がそれましたが、
それくらい、日照りというのは悪いどころか、むしろ農作物を育てる上で有り難いくらいなんだとか。
雨が続けば日照時間が少なくなって、葉っぱから光合成が出来なくなり栄養が十分に行き渡らない。さらに湿気が多いので病気も発生しやすくなる、という悪循環に。

最近、野菜がやけに高騰してますよね?
これって、今年4月の雨や曇りばっかりだった天候が影響しているんだそうで、初回に作付けしたとうもろこしや枝豆にも、しっかり悪天候の影響が出てしまっているということなんです・・・。

↓ 4月上旬に植えた初回のとうもろこし
tenpo270531-7.jpg

↓ こちらが2回目に植えたとうもろこし
tenpo270531-8.jpg

20日ほども間が空いているのに、見るからに2回目に植えたとうもろこしのほうが葉が大きく生い茂っていて、背も1.5倍くらい高かった!
初回分は、台風の影響で根元から折れてしまったものあって、出来はかなり心配・・・。
これらの収穫は6月10日頃から始まりますが、店頭に並ぶ本数は例年より少し減るかもしれないとのこと。ただ、とうもろこし祭りのある20日には第2陣が収穫できる頃になるそうです!


そうそう、畑で初めてとうもろこしの実のなり方も知りました!
とうもろこしって、1本の木に基本的には1つの実しか成長しないんだそうです。
雄花が上のほうに出ているススキみたいなもので、下の根元近くにひげ根が出ているのが雌花。
雌花は一番上に付いているものから、毛むくじゃらなもさもさした絹糸が出始めます。絹糸1本がとうもろこしの粒ひとつ分の実につながっていて、上から落ちてくる花粉をキャッチして受粉します。
2個目の雌花は下のほうに隠れていて、絹糸が出てくるタイミングも遅れるので、受粉が出来ずに終わってしまうんだとか。
ちなみに、絹糸にまんべんなく受粉出来ないと、歯抜けのとうもろこしになってしまいます。
また、とうもろこしの木はとても弱くて、台風などで横に倒されてしまうと、もう元のようにまっすぐには戻らないんですって。だから、斜めになってから受粉のタイミングになってしまうと、うまく下にある雌花に花粉が落ちないから、実が生らないそうです。

tenpo270531-9.jpg


枝豆のほうも、初回分は4月の日照不足で生育が悪かったうえに、台風で葉が風に飛ばされて散々な結果に・・・!
ただし、こちらも20日ごとに作付けをしていて、4月下旬以降に植えたものは順調に育っていましたから、6月中旬頃からの収穫分は例年通りになりそうとのことでした。

↓ 初回の枝豆。かなり少ないけれど、実がしっかりついているので6月上旬には店頭に並ぶ予定。
tenpo270531-10.jpg

↓ 2回目に作付けした枝豆。しっかり生い茂っていて、立派に成長しています。
tenpo270531-11.jpg


今後は、ピアッツァではこんな野菜が並ぶ予定です。

〜7月まで レタスキャベツ
〜8月末頃まで トマト・キュウリ・ナスなどの生り物
※今年はぶどう畑にも力を入れているそうで、うまく生育がすすめば8月上旬から中旬くらいの時期にはデラウェア、その後も涼玉などのぶどうが店頭にならぶかも!
9月〜 イタリアン系レタスをはじめとした、洋風野菜が今年も豊富に並ぶ予定

周郷農園さんで収穫しているトマトは、麗夏(れいか)という品種です。
6/10頃からお盆くらいまで並びます。
特長は、完熟でも崩れない、果肉が多くゼリーが少ない、酸味が少なく甘い・・・という、桃太郎にそっくりのトマト。他で見かけない品種なので、こちらも近々購入しに行きたいわ!

tenpo270531-12.jpg

そうそう、この夏野菜から千葉エコを取得されたんですって!
昔から減農薬・減化学肥料に努めてきたのですが、JAS法で有機栽培などと勝手にうたってはいけないことになっているので、アピール出来ませんでした。
そこで、まずは大根やキャベツ、きゅうりなどについて、ちばエコ農産物の認定を取得!この日、店頭に並んでいた野菜にも、しっかりシールが貼られていましたよ!
今後はジャガイモやモロヘイヤ、トマトやネギなど順次拡大する予定だそうです。

tenpo270531-13.jpg

安心の食卓づくりのお手伝いを・・・と始められた、この直売所。
ぜひご家庭での食材えらびに、気軽に立ち寄られてみてはいかがですか?


●周郷農園直売所「食の広場 PIAZZA(ピアッツァ)」 047-459-9121
千葉県八千代市大和田新田643-3(地図
【営業時間】9:30〜18:30
【定休日】木曜日
【駐車場】有り/7台
※毎週火曜日は周郷農園の野菜88円セール!
【ホームページ】http://members3.jcom.home.ne.jp/sugou-piazza/index.html
posted by やちなび子 at 00:00 | Comment(0) |  >食の広場PIAZZA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする