2014年01月06日

2014年いちご狩り情報!(食の広場ピアッツァ)

いよいよ、市内各所でいちご狩りがスタート!
ゆりのきの住宅街から徒歩でアクセスできる気軽さもあって、毎年人気の周郷農園さん。定休日の木曜日以外は毎日楽しめるので、ママだけで子どもたちを連れて行ける遊びスポットとしても注目です!

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★2014年 ピアッツァイチゴ狩り情報
【期間】2014年1月5日(日)〜4月6日(日)
【時間帯】午前の部/10:00〜11:30、午後の部/13:30〜14:30
※30分食べ放題
【定休日】木曜日
【予約】要(電話若しくは店頭にて承ります。メールでの予約は不可)
※1日の定員が決まっているため、当日でも事前にお電話にてご確認ください。047-459-9121(9:30〜18:00)
【料金】(1)1/5〜2末:小学生以上 1,500円、1歳〜小学生未満 700円、1歳未満 無料
(2)3/1〜4/6:小学生以上 1,300円、1歳〜小学生未満 600円、1歳未満 無料
※料金はすべて税込価格
※練乳付き

【駐車場】有/ピアッツァ駐車場に7台
⇒イチゴ狩りのビニールハウスまでの行き方など、詳細はこちらのレポートへ!

少し先になりますが、3月には「いちごオーナー募集」も予定されています。
この企画は、ビニールハウス内の1区画150株をオーナー契約することで、4月頃から5月頃まで好きな時に好きなだけいちご狩り出来るというもの。採りたて新鮮イチゴが食べ放題だなんて、夢のようですよね!
毎年人気が高く、先着で区画が埋まり次第受付終了となるので、気になる方はお早目に。
★いちごオーナー募集
【申込み受付】2014年3月予定
⇒詳細はこちら

いちご狩りで食べられるのは「章姫(あきひめ)」という品種です。
特に1月はまだまだイチゴ自体が元気!
同じ株から1番花、2番花・・・と花芽がついて実が生るので、後になるほど少しずつですが小ぶりになる傾向が。だからこそ、1月のいちご狩りは見た目でも驚きを楽しめるのでオススメですよ!
ちなみに章姫はビッグサイズな品種なので、終盤でも並程度には成長しますし、何個でも食べられそうなスッキリした甘さ。いちご狩りに最適な品種!ということで、周郷農園さんでも積極的に展開しているいちごというわけです。

↓ 12月の章姫。今回は少し出足が遅かったようで、まだこれから実が生り始めるというところ。丁度今頃は、大粒の赤い実が鈴生りになっているはず!
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いちご狩りの畑には無いけれど、店頭で販売している他品種も魅力的!
桃のような香りが口いっぱいに広がる、とにかくあまーい「房の香(ふさのか)」や、スーパーで買うイチゴと一緒!?と疑わずにはいられない「とちおとめ」、今回から販売し始めた新品種「みつはる」など、4〜5品種が並びます。

「みつはる」は、周郷農園さん一押しの品種!
千葉のイチゴ農家の成川氏が手掛けた新品種で、その権利を譲り受けて昨年から栽培。今回ようやく期待できる仕上がりとなったそう。
玉は章姫ほどに大きくなり、紅ほっぺのように割と果肉はしっかりしています。口に含んだときのふわっと香るイチゴ感は、期待通り!将来的には章姫と同じくいちご狩りの品種として栽培数を増やしていきたいとのことでした。

↓ 摘みたての「みつはる」をパックに。大粒です!
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色んな品種をご家庭で楽しむのはもちろん、贈答品にも喜ばれますよ!
パックを詰め合わせた手土産用にもしてくれますし、遠方への配送も出来ます。その際は、果肉が痛みにくく粒も大きい章姫となります。
他の品種をご希望の場合は、周郷農園の直売所「ピアッツァ」さんへご確認くださいね。

★贈答用いちごについて
【品種】章姫(あきひめ)
【価格】一箱2,800円
※一箱は大体1.4kg入りで、12粒×2ケースの24粒入りが一番大きいサイズ、そして15粒×2ケースの30粒入り、20粒×2ケースの40粒入りと3タイプから選ぶことが出来ます。
⇒贈答用いちごの紹介はこちら!

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●周郷農園直売所「食の広場 PIAZZA(ピアッツァ)」 047-459-9121
千葉県八千代市大和田新田643-3(地図
【営業時間】9:30〜18:30
【定休日】木曜日
【駐車場】有り/7台
※毎週火曜日は周郷農園の野菜88円セール!
【ホームページ】http://members3.jcom.home.ne.jp/sugou-piazza/index.html
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⇒ 2014年八千代ナビ!いちご狩り情報 はこちら

〔関連レポート〕
2008年11月04日 食の広場 PIAZZA(ピアッツァ)
2012年12月05日 ピアッツァの冬野菜&2013年いちご狩り情報
posted by やちなび子 at 00:00 | Comment(0) |  >摘み・狩り体験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月01日

苺狩り体験!島田いちご園

【追記】2013年の内容に変更しました。イチゴ狩りの案内ポスターも末尾に添付しました!(2013.1.1)

2008年2月2日
ファミリーはもちろん、この時期デートスポット特集にもよくよく取り上げられるイベントと言えば、ビニールハウスでのイチゴ狩り!千葉県だと暖かな房総方面に目が行きがちですけれど、ここ八千代市内にもいくつか“いちご園”があるのをご存じですか?

今回は島田地区に今年からオープンしたいちご園へ行ってきました!
場所は、新川を挟んだ「道の駅やちよ」の対岸。遠目に見てもかなり大きなビニールハウスが2列並んでいるのですが、そこまでクルマで向かいます。

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国道16号線を柏方面へ走ると、「道の駅やちよ」を過ぎてすぐの橋を渡る途中に、側道があります(図@)。ここを左折して島田地域へ入って行き(図A)、側道の出口をUターンして田んぼの方へ(図B)。

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Uターンした先はすぐに道が分かれているので、ここを右折します(図C)。道なりに進んで十字路を左折すると(図D)、その先右側にビニールハウスが見えるので、そこまで直進します(図E)。

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島田いちご園では、無料の専用駐車場スペースを設けています。ここへ停めたら、まずは手前にある受付用の小テントへ!こうして近くまでくると、ビニールハウスとは呼び難いほどに立派な施設だと気付きます。いちご狩りは、確か高校生の時に行った以来だけど・・・ビニールハウスって、こんなに大きかったっけ??

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受付には、島田いちご園の方が数名いらっしゃいました。ここは八千代市の農家の方々が何人か集まって立ち上げた会社が運営していらっしゃるそうで、その人員の中で協力しながら栽培・維持はもちろん、こうした受付係も行っています。
「いちご狩りをしたいのですが。」とお伝えし、大人1,400円(税込)を2名分お支払いしました。この価格は開催期間内で変わります。⇒価格の詳細はこちら

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この受付カウンターには、試食用のいちごが置いてありまして、「この長細いのが“あき姫”、左の丸っこい方が“さちの香”ですよ。ぜひ味見してみてくださいね。」とオススメいただきました。
これからいちご狩りをする方は、あとでタップリと堪能できますが、ここではいちご狩りはせずに、パック売りのものを買うだけでもOK!朝摘みされた完熟・新鮮ないちごは、1パックが550〜600円程度で販売されています。また、島田地区で収穫されたお米や大豆など、いちご以外の品物も買えるようでした。

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この日は団体さんと同じ時間だったようで、市内の子供会の方々と一緒にビニールハウスの中へ。外はダウンジャケットを着こみたいほど、寒さの厳しい日でしたが、ドアを一歩またげば、5月頃のあたたかーい陽気を彷彿とさせるポカポカ具合!あまり湿度はきつく感じず、不快感はありません。子供たちも次々と上着を脱ぎはじめ、中ほどに設置されている長テーブルの上は、あっという間に荷物で一杯に。

この大きなビニールハウスの中は、大きく4面に分かれていて、入口から見て右側の奥・手前の2面は“あき姫”という種類のいちごが、そして左奥に“さちの香”、手前は“房の香”と“紅ほっぺ”が栽培されています。
通路は黒いビニールで地面が覆われていますし、足場が汚れる心配はありません。歩きやすい幅、そして圧倒されてしまいそうな広々としたハウス内、これはもう感嘆せずにはいられません!!

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島田いちご園の方が、団体さんに向かって説明を始めました。
『ここには現在4種類ほどの苺が栽培されていますが、特にどの列を摘むといった指定はありませんから、お好きなものをお好きなだけ召し上がってください。同じ苺でも、食べ比べると随分と違うものですよ。練乳もご用意していますので、付けて食べたい方は容器にお好きな量を入れてください。ただ、最初はミルク付けないで召し上がってみて、自然な甘さを味わってみるといいですよ。
30分間という制限はありますが、かなり十分食べられると思いますので、慌てずゆっくりと楽しんでいってください。』
【追記 平成25年1月】
※平成25年度の個人苺狩り対象の種類は、章姫(あきひめ)50%、やよいひめ50%だそうです。


そして、注意事項も2つほど。
『ハウスの中央に茶色い木箱があるのが見えますか?あれは、いちごの交配のために飼っているミツバチの巣箱です。木箱のふたは開いていますから、こういう暖かい日は次々と花を移動して飛び回っているのですが、蜂は触らなければ絶対向こうから刺してきません。そばにいても恐れる心配はありませんが、触らないように気をつけてくださいね。』

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『あと、摘んでいただく苺は“根元までしっかり真っ赤なもの”を選んでくださいね。少し白さが残っているものとでは、比べようがないほど甘さや風味が違います。』

青い実はまだまだこれから大きくなりますが、着色が始まってしまった苺は、もうこれ以上サイズが変わらないそう。完熟を見極めるポイントは、粒の大きさよりも、しっかりと全体が赤くなっているかどうかです!

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20名ほどの団体さんは、説明のあとそれぞれ好きな場所へと散らばっていきましたが、全く混雑した印象がありません。ここのビニールハウスは、とにかく大きさ・広さが魅力!一般的なビニールハウスは、長さがここの半分ほど、それでも支えきれないので間に柱が入るそうなんです。建物と言いたいほど頑丈そうなこのハウスには、そうした視界を遮る柱を必要としませんし、奥行きがあって天井も高いので、100人単位の団体さんが入ったって十分受け入れられそう!

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こんなにも立派なビニールハウス、機能にも特徴がありました。
『本来露地ものの苺は、5月頃に時季を迎えるんですが、この適温を維持するために“サーモセンサー”を利用してハウス内の温度を自動調節しています。天窓は段階的に自動開閉するようになっているので、暖かい日は外気を取り込み、逆に夜は密閉して暖房をかけています。』

さらに、タイマー設定で自動開閉するビニールのカーテンも2重に付いているんです。外側のカーテンは遮光機能まで備わっているとか!春に近づくと日照時間も変わってくるので、都度タイマーの設定を変えながら、日没頃にはカーテンでハウス内の空間を狭めます。こうすることで、暖房を効率的に機能させることが出来ているそうです。

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ハウスの高性能さに驚きつつも、とりあえず苺を食べてみないことには!!あき姫の列に立ち、真っ赤な苺を選んで・・・あ、でもこれって、どうやって摘むんだろう??
むしっちゃっていいのかな?でもどの辺りから??

そんな迷いを察してか、園の方がすかさずアドバイス。
『人差し指と中指の間で、苺のヘタ上あたりを挟んでください。そのまま握り込むように手首を動かすだけで、コロンとうまい具合に苺が手のひらに残りますよ。』

おおー!超簡単!!

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“あき姫”は、酸味が少なく甘みと香りが特徴だそう。口に含むと、すごくコクというか、厚みのある味が楽しめます。とにかく感動したのは甘さよりも香り!!自然ないちごの香りが、ふわぁっ!と広がるんです。スーパーでおいしい苺を買っても、こういう香りは今まで味わったことがありません。

“さちの香”は、あき姫よりもちょっと酸味がある感じがしました。サッパリ食べてもいいけれど、練乳が欲しくなるお味??
“ふさの香”は肉質がしっかりしていて、甘みと酸味のバランスが丁度良い品種。一番馴染みやすいかも?逆に珍しい印象を受けたのが“紅ほっぺ”です。かなりみずみずしさがあって、やや酸味が強い感じなんですが、何とも独特な風味を持つ苺でした。

どれが好きかと言われれば、私は“あき姫”かなー?

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『香りが楽しめるのは、いちご摘みならでは。スーパーに並んでいる苺というのは、摘んでから陳列するまで2日くらいはかかりますから、まだ青いうちにパック詰めして傷まないようにしているんです。陳列する頃には赤く色づいて、いかにも完熟しているように見えますが、やっぱり苗で完熟して摘んだものとは全く風味も甘みも違いますよ。』
ちなみに、隣の道の駅の直売所で販売しているのは、ちゃんと苗で完熟したものを契約農家の方が朝摘んで出品しているものですし、ここ島田いちご園の受付で販売している苺も同じです。

こんなに広い敷地で栽培している苺ですが、素朴な疑問が・・・。
一度摘んでしまったら、もうそこの苗に苺は生らないんですか?
『ほら、ひとつの苗から何本も茎が伸びて、その先に花や蕾が付いているでしょう。こうして“一番花”だけではなく、ひとつの苗から二番花、三番花をタイミングよく咲かせ続けることで、長くいちご摘みを楽しんでもらうことが出来るんですよ。“いかに安定して苺を摘んでいただける環境を維持するか”というのが、いちご園を運営していく上での一番の課題です。そのためにも、肥料を追加していくタイミングなど、かなり技術を要してくるわけです。適度な肥料を維持することで、最後まで糖度や味の深み・コクを保っておいしい苺を提供できるように心がけていますよ。』

さらに、苺の安全性についてもお話がありました。
『摘んだものを直接口にするいちご摘みの畑ですから、農薬を出来る限り使わない“減農薬栽培”を行っていますよ。不必要に農薬を使わずにすむよう、病気になる前に予防することがポイントです。例えば、特に苺がかかりやすい“うどんこ病(葉がどんどん白くなってしまう)”の対策として、畑のところどころに点滴の機械のようなものをセットして、土壌から病気を予防しています。昆虫は、ほんのちょっとの殺虫剤で大打撃を受けるものなんですが、このハウスにはミツバチが元気に飛び回っていますし、安心して召し上がっていただいて大丈夫ですよ!』

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小学生の団体さんのほかにも、うちのなび息子(1歳)とあんまり変わらない位のお子さん連れのファミリーも、何組か入っていらっしゃいました。うまい具合に苺を摘んで、口中一杯にほおばっている姿は何とも愛らしい限り!苺の苗と子供の背丈が、丁度バランスが良いんですよね。
あー、なび息子も連れてくれば良かった!(でも、一度この畑に放したら、お腹こわすほどに食べ続けそうだ・・・。)

ここ島田いちご園では、畑の両サイドと真ん中にフリージアやポピーなど数種類の花が植えられていて、花摘みも楽しむことができるんです。花の種類によって価格は異なりますが、1本30円〜100円程度の別途料金で摘むことができるそう。
1月末頃からは、ハウスに隣接した畑で菜花摘みも始まるそうで、200g前後ほど入る袋に詰めたものを、一袋150円程度で販売する予定とか。さらに、夏にはブルーベリー摘みも企画しているそうです。

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いちご園についてお話を伺っているとき、将来の夢も語ってくれました。
『実はね、ここをバリアフリーのいちご園に出来ればいいなぁと思っているんですよ。もっとそれぞれの苗の幅を広く取って、水耕栽培で苺棚を段々に高く作ることで、車イスに乗りながらでも楽しめるようなね。そのためには、このビニールハウスを建てたくらいの費用がかかってしまうんで、まだまだ先のことになるかもしれませんが・・・。八千代市内や近辺の老人ホームの方々が、イベントのひとつとして楽しんでもらえるいちご園があってもいいなぁと思いまして。水耕栽培だと、肥料などの調節も今よりずっと安定した管理が出来るようになりますし、将来的にはそうした次世代の施設にしていけたらという希望を持ってますよ。』

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今まで私が体験してきた“苺狩り”といえば、こんな大きなビニールハウスじゃなくて、もっとこじんまりした感じでしたし、摘むときも「この列の苺を摘んでください。」と指定されることが多かったように思います。時には苺が全然生ってなかったり、小粒ばかりだったり、練乳も予め容器に入れてある分だけだったり、それなのに金額的には家族全員で楽しむにはかなりお高め設定・・・。

でも、そうした苺狩りが普通だと思っていました。

けれどもこの島田いちご園でいちご狩りを体験してみて、イメージが一掃されてしまいました!なかなか複数品種の苺を食べ比べる機会もないですが、各種類の固さや肉質、糖度などの違いを楽しみ、自分の好みの品種まで戻って好きなだけ食べることが出来ますし、練乳だって無くなれば追加出来るし、何てったってこの広さ!

ただ・・・道の駅があんなに目の前にあるのに、なんで新川に橋が架かってないんだろう・・・。16号まで回らなくても、ちょっと歩いて渡れる橋でもあれば、もっと利用しやすいのになぁ・・・なんて。
でも逆にクルマで発見しにくいから、穴場的な感じでしばらく悠々と楽しめるかも??

とにかく、オススメです!!

●農事組合法人「島田いちご園」 080-1306-9752(法人「島田」いちご園担当)
千葉県八千代市島田402(地図
【ホームページ】http://agri-shimada.com/ichigo.aspx

2013年イチゴ狩り情報
★個人
【開催期間】2013年1月12日(土)〜4月7日(日)
【開園時間】土日祝 9:30〜15:00 ※無くなり次第終了
【定休日】平日
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★団体
【開催期間】2013年1月12日(土)〜4月中旬頃
【開園時間】午前の部/10:00〜12:00、午後の部/13:00〜15:00
【定休日】毎週月曜日(祝日の場合は翌日火曜日)
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【後援】道の駅「やちよ」八千代ふるさとステーション/047-488-6711
※30分間食べ放題、練乳付き。
※土日祝日は混み合うため終了を早める場合があります。
※2歳以下のお子様でも、おんぶ紐等で背負っている場合は無料です。

八千代ナビ!イチゴ狩り情報 http://www.yachiyonavi.com/ichigo.html#shimada
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2012年07月11日

八千代でブルーベリー摘み体験!

★2012年情報
今年は7月8日(日)から観光摘み取りスタート!
市内ではJAグリーンハウスやヨークマート、生協などで販売も行われます。
『今年はお客様のご要望もあってやや早めの8日スタートとなりましたが、生育の遅れや台風の影響もあり、10日頃から本格的な量の収穫ができるようになりました。また、今年から専用携帯を設けたので、自宅電話がつながらない場合は090−3045−1174(櫻井)までお問い合わせください。』とのことでした。
※ブルーベリー開園時間・料金などの詳細は末尾へ


2007年7月8日
先日立ち寄った農協で、この八千代市内にブルーベリー摘みを体験できる場所があるという情報を耳にしたんです。
八千代は農作物の生産が盛んな土地柄。ゆりのき通り突き当りにあるJA八千代「グリーンハウス」(レポートはこちら)や「道の駅」などでは、新鮮な野菜や果物が豊富に販売されていますが、そういえば「〜狩り・〜摘み」といった体験タイプの情報を目にする機会があまりありませんでした。きっと梨狩りくらいはどっかにあるんだろうなぁという位は想像していましたが、まさかこの八千代でブルーベリー摘みが出来るなんて!軽井沢みたーい!!

早速摘み取り園を管理していらっしゃる「櫻井梨園」さんに問い合わせてみましたところ、摘み取りのシーズンは7月中旬から8月中旬でオープン前でしたが、親切にも「まだ本格的ではありませんが、もう実が付き始めていますからどうぞ!」と、一足先に体験させてくださることになりました。

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摘み取り園に駐車場は併設されていますが、JA八千代市(ゆりのき通り突き当りのグリーンハウスがある場所)から徒歩10〜15分ほどで行ける場所にあるので、お近くの方ならチョイチョイとお散歩していっても。ちょっと分かりにくいので、道のりを撮影してきました。

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農道を進み森っぽく木々が生い茂った道を進んでいきますと、左手に日枝神社が見えます。そのすぐ向かい、進行方向右側に「ブルーベリーファームサクライ」という看板が立てられていて、ここが摘み取り園の入口になっています。車もここから出入りし、すぐ右手にあるスペースに駐車することが出来ます。ただ、ちょっと入口の幅が狭いので、大きい車の方はJAの駐車場に停めて歩いていくのが良いかもしれません。

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こちらには常時受付の方がいらっしゃるわけではなく、予約のあったときに梨園の直売所から人がやってきます。本日は、オーナーの櫻井さんとその奥様がお出迎えしてくださいました。
この摘み取り園は、大人800円、小学生以下600円(3歳以下は無料)の入園料を支払えば、30分間ブルーベリーをパック一杯摘むことが出来ます。もちろんその時間内であれば、摘んでそのまま食べてもOK!
おみやげ用のパックを手に、いざ敷地内へ。

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すごい、これがブルーベリーの木なんだー!!
キレイに列を成した木々が、視界一面に植えられています。生でブルーベリーの木を見たのは初めてだったのですが、「摘み」という響きから想像していた背丈よりもはるかに大きい。私が165cmだから・・・2m以上はあるかしら。
「去年から摘み取り園として開放しはじめたんですが、去年よりもぐっとまた木が大きくなりました。おかげで少しは日陰が出来るようにはなりましたが、それでも真夏は帽子や日傘が必須です。この上はネットがはってあるだけですからね、今日は曇っていますし快適な感じですが、シーズン時には帽子やタオルをお忘れなく!
もうひとつ、注意していただきたいのが虫除け対策です。蚊はもちろん、甘い香りに蜂も時折飛んでいますからご注意ください。」

ちなみに、持ち物は帽子やタオルなどの身の回り品くらいで、特に袋やカゴ、ハサミや軍手などといったものは必要ありません。実(み)は簡単に素手で摘めますし、取ったブルーベリーを収める専用のパックも現地で配布されます。

農園というと、かなり足場などが悪いのかな?と思っていましたが、思いのほかスッキリしていて特別な運動用シューズとかでなくても全然大丈夫です。そうは言っても地面は土なので、ヒールの付いた靴は埋もれてしまうのでNG。服は普段着で十分ですが、実が結構下の方にも付いているので、しゃがんだり手を伸ばしたりと、動きやすいものがオススメです。

全部で500本ほども栽培されているというこちらのブルーベリー、実は15種類以上もの品種が用意されているんだとか!品種なんて考えてもみませんでしたが、梨にも幸水や豊水など色々あるように、ブルーベリーには200種類以上もの品種があり、その中から櫻井さんがこれは!と思うイチオシの品種15種類を育てているそうです。
「ブルーベリーには大きく分けて4種類ほどの系統があるのですが、その中でも温暖な気候でもよく育つラビットアイ系のものを主に栽培しています。ちなみに“ラビットアイ”という名の由来は、実が成熟する前にウサギの目のようにピンクに色づくことからきているんですよ。」

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ブルーベリーの実は鈴なりに生っていましたが、美味しく頂けるのは裏側まで真っ黒に成熟したものだけ。一気に成熟するのではなく、上写真のようにポツポツと熟していくそう。
この摘み取り園では列ごとに品種をほぼ揃えているそうですので、パックに詰める際は違う品種のものを混ぜてもいいですし、もし気に入った味があれば、その品種の列だけから収穫するのも手です。

それにしても、普段目にしているブルーベリーより、何だか粒が大きい感じがしますね。
「ブルーベリーは、実が付き始める今頃が特に大粒なんですよ。8月中旬のシーズン終盤にもなると、粒が小さいまま色づいていきます。そういうものはジャムなどに利用するといいですね。ちなみに粒の大きさは、品種によっても異なるんですよ。ほら、比べてみてください。これは特に大粒の品種ですよ!」

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そういって持ってきていただいたブルーベリーは、通常サイズ(1.5cm程)の倍はあろうかという巨大サイズ!!
「ぜひ食べてみてください。こちらの農園は栽培時に害虫被害を避けるために止む無く最小限の農薬を使用することがありますが、実は摘み取ったものをそのまま召し上がることが出来ますよ。ほら、薄ーく白い粉のようなものが粒全体を覆ってますでしょう?これは“ブルーム”といって、鮮度を保つ役割をしているんです。粒に触れるとブルームが取れてだんだん皮本来の色が見えてくるので、皆さんが召し上がるときにはもっと黒っぽいイメージがあるのでは?こうやって白く覆われているのは新鮮な証拠です。特に拭き取ったりせず、そのまま食べて大丈夫ですよ。」

まずは普通サイズのブルーベリーから。
こちらは今まさに旬を迎え始めている「クライマックス」という品種だそう。指先でつまむ感触は、硬くはないのですがパツパツ・ハリハリした印象。それを口に含んでも、全く同じようにパツパツで実がしっかりしています。皮は、中身と一緒にどこかへ消えてしまうほど薄く柔らか!ちっとも口に残りません。
味わいはいたって爽やか。ミントを彷彿とさせるような香りが鼻を伝い、軽ーくレモン系の酸味が舌中央にふわり。その自然な甘みは、桃やメロンのように濃厚で刺激的な甘みとは両極端の位置にありながらも、上品さや濁りのない後味は高級果物のそれに引けを取りません。

大きい粒のものは、特に大味になるわけでもなく、これはこれでまた滑らかな舌触りで酸味も少なく、クライマックスと違った風味がありました。

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「どんどん摘んでみてくださいね。」というお声掛けに、私も初チャレンジ!丸みがあって大きめな粒、そして後ろ側まで黒くなっているものが熟して食べ頃・・・よし、これだ!
そっと摘んでみると、あまりにも簡単にポロッと取れました。それをそのまま口へ運ぶ楽しさときたら!
あ、これはちょっとまだ若かった、うーん!これは甘いー!!なんて感想を言いつつ、ちょいちょいと摘んでいくその繰り返しが楽しくて、すっかりハイテンション気味に。

「ブルーベリーの美味しい食べ方をご存知ですか?一粒ずつじゃなくて5〜6粒を一度に食べるんですよ。」

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えー!こんなに!?
渡されたこのブルーベリー達を、天を仰ぎつつ贅沢にも一気に投入!
おおー!ジューシーだー!!ジュースでも飲んでるみたいだー!!
口いっぱいに広がる爽快感。粒のひとつひとつに酸味・甘み・コクの違いがあるので、逆にそれらがミックスされてブレンドならではの奥深さが味わえます。

列ごとに品種が違うとのことなので、隣りの「フェスティバル」という品種にもチャレンジ!こちらはクライマックスよりもさらに甘みが強い印象で、種のせいか舌触りが少しザラッとして粒々感があります。うーん、隣りのこっちはどうかしら?どれどれ??なんて、気になって次々と口に運びたくなります。パクパクパク・・・止まらない!

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大分危なげなくつかまり立ちが出来るようになったなび息子にも、木の前に立たせて摘み取りをチャレンジさせてみることに。ブルーベリーは、木にまんべんなく実をつけるようで、子供の背丈でも十分手が届きます。むしろ、子供の方が下から見上げる状態になりますが、その角度がじつはよく探せるそうなんです。
通常の果物と違って、ブルーベリーはあまり日陰になってても関係ないようで、葉っぱに隠れたものでも十分熟して甘くなるそう。
「子供の方が上手に見つけてパクパク食べてますよ!」とオーナーの櫻井さん。

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初めて口にする生ブルーベリー。たまごボーロで鍛えたつまむ動作が、こんなところで生かされました!手の平から上手にブルーベリーをつまみ、何とかお口へポイ!
ちょっと渋い顔をしたものの、すぐにその美味しさに惹かれたのか、あーあー!と催促してきます。どうやら気に入った様子。
「少し意外でしたが、割にどのお子さんもブルーベリーが好きみたいですよ。目に良いとよく言われていますが、食物繊維が多いので便秘解消にも効くようで。沢山食べたあと、数日振りに子供のうんちが出た!と喜ぶお母さんも多いんです。」

この日は曇りだったけれども、真夏になれば日陰ひとつ無いまさしく炎天下!30分の制限時間は少し短いかしら?とも思いましたが、オーナー曰く、むしろ途中で暑くて摘んでいられず、既に詰められたものを持ち帰るという方もいるほどなので、この程度が丁度良い時間なんだとか(持ち帰りの追加分が30分以内で摘み取れない場合などは、延長も対応しているそうです)。
ちなみに、詰められたパックは同品種ではなく、熟したものを色々な木から集めているので、自分の好みに合ったものだけが欲しい!という方は、やはりご自身で摘むのが一番だそうです。

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気をつけたいのが、夏場の持ち帰り。ブルーベリー自体が黒いために熱を吸収しやすいらしく、真夏になると温まってしまっているそう。これをパックに保管したまま暑い車内に放置すると、いきなりジャム化してしまうとか・・・。遠方からいらっしゃる場合は、クーラーボックス持参が安心です。
ブルーベリーは追熟しないので、出来れば新鮮なうちに食べてしまうのが一番ですが、冷蔵庫に入れておけば数日は持つようです。それでも食べきれないという場合は、ぜひ冷凍庫へ。
食べる少し前に室温に置いておけば、ちょっと解けてシャリシャリ感がこれまた美味!夏場のシャーベット代わりに、もってこいですね。
ちなみに、冷蔵庫や冷凍庫に入れて冷やしてしまうと、食べた時に少し皮が口に残る感じがしました。やっぱり食感ともに感動するのは採れたて(か、少しだけ冷やす)だわね!

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輸入物がほとんどのブルーベリーが、安全且つ新鮮な状態で入手できるのは、この摘み取り園だけではありません。櫻井梨園さんでは、収穫したブルーベリーを農協グリーンハウスや、緑が丘のヨークマート、八千代台のユアエルムなどにも卸しているそう!ただ、いつでも置いているわけではないようなので、確実に購入するなら櫻井梨園の直売所がベスト!1パック350円で販売していて、前日までに予約を入れれば当日お渡しできるように用意してくださいます。ですが、ポツポツと色づくブルーベリーを集めるのは相当大変だそうで、特に量が多い場合は早めに連絡をくれると助かるとのことでした。

苺狩りはお値段もお高めで、摘むにも中腰で頑張らないといけなかったりしますし、梨狩り・ぶどう狩り系は持ち帰りを考えるとそんなにポンポン狩れませんが、このブルーベリー摘みは子供でもすごく簡単に摘み取れて試食(なのか本気食べなのか??)も十分楽しめる上、入園料はうれしいお手頃価格!ということで、かなりオススメなファミリーイベントです。7月中旬から1ヶ月間という短い期間ですが、ぜひお子様との夏休みの思い出に、参加されてみてはいかがですか?
JA八千代市からの徒歩コースも、途中からちょっと森っぽくなってますし、セミを見つけながらワイワイ歩くのも楽しそう!

さて、こうした地元で生産された安心・美味しい食材を積極的に取り入れたケーキ等を作っているというスイーツショップがあるんだそう。櫻井さんのブルーベリーも納品しているというそのお店は、今年3月にオープンしたばかりの「パティスリー ランパルフェ」さん。
このフレッシュなブルーベリーがどう生かされているのか?!
気になるそのスイーツの正体は、次回ご紹介いたしましょう。

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●ブルーベリーファームサクライ(櫻井梨園) 047-450-1598
千葉県八千代市麦丸1064-2(地図)JA八千代市から徒歩10〜15分
【開園日】火・木・土・日(7月中旬〜8月中旬)
※今年平成24年は7/8(日)オープン!
【摘み取り時間帯】9:00〜11:30
【入園料】大人800円、小学生以下600円(3歳以下は無料)
※制限時間は30分です。
※1パック(蓋が閉まるまで)おみやげ付き
※幼児は保護者の方同伴でお願いいたします。
※持ち帰り追加(各自摘み取り)の場合は、600円又は1,500円のパックからお選びください。
※摘み取り出来ない場合は、1パック(110g程度)350円での販売もご用意できます(予約可)。

【申し込み方法】お名前・電話番号・ご希望日・摘み取り開始時間・人数を記入しFAXでご予約(電話も可)ください。
FAX/047-459-7387、電話番号/047-450-1598 または 専用携帯/090-3045-1174
↓FAX申し込み用紙はこちら ※プリントアウトの上ご利用ください。
⇒ブルーベリーファームサクライ 予約申し込みフォーム
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※雨天の場合は閉園する場合がございますので御確認ください。
【贈答用】有り:110g入り5パックが収まる箱1ケースで1,800円(送料・クール代別)

〔関連レポート〕
2008年07月19日 今年も良好!八千代でブルーベリー摘み(ブルーベリーファームサクライ)
2009年07月25日 今年も行きました!八千代でブルーベリー摘み(ブルーベリーファームサクライ)
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2011年02月07日

2011年のいちご狩り情報(食の広場PIAZZA)

イチゴ狩りもシーズン真っ只中!
小さなお子さんでも楽しめる定番の収穫イベントということもあって、私の周囲でも「イチゴ狩りに行ってきた!」というママ友達の声をよく聞くようになりましたが、行く先は房総あたり栃木だったりと結構みんな遠出してるんです。
遠方になるほど金銭的にも出費がかさむし、1シーズン1回限り・・・なんてことになりそうですが、超近場なら気が向いた週末にパパっと楽しめますよね。かつて私も梨狩りに山梨へわざわざ出向いてしまったことがあったかのように、八千代市内にも十分楽しめて、且つとっても美味しいいちごが食べられる農園があることを意外と知らない人が多い!
ということで、今年も周知活動を進めるべく?ここ「食の広場PIAZZA(ピアッツァ)」さんからビニールハウスや店頭販売用のいちごをレポートいたしましょう。

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↑ ゆりのき通り突き当りのJA八千代市近くにあるピアッツァさん。店名の響きはイタリアン?と勘違いしそうな感じではありますが、こちらはいちご農家でありつつも多くの野菜を栽培している周郷農園さんの直売所なのです。

いちご狩りにチャレンジする方は、まずはここピアッツァさんのレジカウンターで受付を済ませてからビニールハウスへと向かいます。ビニールハウスの前に駐車スペースがあるので車ならラクラクですが、お店からは歩くと5分もかかったかしら?子供連れでも10分もあれば到着できるので、ご近所の方なら車を出すことなく楽しめます。
ちなみに、昨年は具体的な場所をご紹介していなかったので、今年はその道のりを撮ってきました!
※以下3コマ目のように道が悪い場合は、お店の裏から向かうルートを案内してくれるそうです。当日きちんと案内してもらえますので、ご安心を!

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↑ ピアッツァさんを出て睦方面へ道なりに進みます。

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↑ クロネコヤマトの手前を左折。

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↑ 下って上るちょっとした坂道を道なりに進みます。ここの途中、雨が降ると写真のように水が溜まってしまうんです。最近は全然雨が降らないので普通の乾いた道になっているので心配ありませんが、もし前日など雨が降っていた場合は別ルートをきっと案内してくれると思います。ちゃんと通り抜けられる道なので、市で直してくれると有難いんですけれどねー。

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↑ 直進した左側に見えるのが、周郷農園のいちご狩り用ビニールハウスです!車はこの奥に駐車スペースがあるので、そちらへ。位置的には奥にJA八千代市の建物がすぐ見えるくらいで、お店から歩いてもあっという間に到着しました。

周郷農園のいちご狩りは、昨年同様の品種「章姫(あきひめ)」です。
大粒に成長する品種なだけに、すっかりスーパーのいちごに目が慣れている私は「大っきいー!」という感動が再燃。大人でさえテンションが上がるんだから、一面のデカいちごを見た子供たちはマックのスポンジ・ボブCM状態間違いなし!

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外から見る以上に、中は天井も高くて広々とした空間になっています。足元はすべてビニールで覆われているので、長靴をはかなくても普段の靴で大丈夫!

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↑ 実は撮影したのは先月初めだったので、まだまだ緑色で小さなこれから色づくイチゴが一杯。丁度今頃は次々と完熟を迎えるイチゴで、室内の鮮やかさも増しているはず!

昨年のいちご狩りレポートでも紹介しましたが、この章姫という品種は完熟の状態ではじめてその美味しさが生かされるんです。スーパーでよく見かけるとちおとめなどに比べて実が柔らかく、完熟の状態では配送しにくいため、まだヘタのあたりが白い状態でも店頭に並んでしまいます。見た目は追熟して赤くはなるものの、収穫時点で完熟の状態でないとコクもなければ甘みも感じないためスーパーだと不人気だったりするそうですが、本来は酸味が少なく程よい甘さが味わえる、とっても食べ放題向きのスッキリした後味なんです。
ぜひ摘むときには、しっかりヘタ部分まで赤くなった完熟している実をチョイスしてみて!

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↑ 赤く色づいているし、つい手に取りたくなるこの状態でも、まだ完熟とは言えません。完熟したものはヘタのギリギリまで赤く色づいていて、種周りまでぷっくりと実が盛り上がります。写真の状態では、味が落ちるのはもちろん、食感も表面が何だかざらついた感じに。これは、まだ実がしっかり膨れていないために種の毛が表面に出てチクチクした舌触りになるためだとか。

周郷農園さんの美味しいいちごの秘密は、まだまだ色々とあります。
詳しくは昨年のレポートで紹介しているので、ぜひこちらをチェックしてみてくださいね。
⇒ 2010年01月17日 近場でラクラク苺狩り!(食の広場ピアッツァ)

いちご狩りの品種は章姫のみですが、ピアッツァさんではあと2種類「とちおとめ」「房の香(ふさのか)」を加えた3種類を店頭販売しています。もちろんどれも周郷農園で収穫した完熟朝採り!スーパーで見慣れている「とちおとめ」で食べ比べてみると分かりますが、とにかくイチゴの香り立つ風味が違います。甘味はどれもしっかりしているのですが、章姫がスッキリとした甘さとコクのバランスが魅力なのに対して、千葉生まれの「房の香(ふさのか)」は全面に甘さがドーン!と伝わってくる品種。割と小粒系なのに2〜3粒でも満足出来るくらい蜜のようなこっくりとした甘みが特長です。そして何とも言えない桃のような品のある香り!
果実はとっても柔らかいので、食べるというよりいつの間にかすり潰れてなくなるような食感です。
ただ、その実の柔らかさがネックとなり、配送には向かないという理由からなかなか市販されているのを見かけません。周郷農園のようにイチゴ農家の店舗だからこそ、いつでも店頭販売出来るというわけなんです。

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左が「とちおとめ」、そして右が「房の香」。

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↑ お店に入ってすぐ正面に、いちご販売コーナーがあります。横には3品種の試食も。

イチゴは章姫(希望によってはとちおとめでも可)を贈答品として配送することもできるんです。
ピアッツァさんにはキレイにイチゴが収まる専用の箱が用意されていて、見た目にも歓声をあげたくなるくらい!一箱は大体1.4kg入りで、12粒×2ケースの24粒入りが一番大きいサイズ、そして15粒×2ケースの30粒入り、20粒×2ケースの40粒入りと3タイプから選ぶことが出来ます。
お値段は、粒の大きさに限らず一箱2,800円と、思いのほかリーズナブル。こういった専用箱に入ったものをデパートで購入しようとしたら5割増しくらいの価格になりますし、もちろん完熟の品とは限りません。送料を含めても3,500円程度ですので、贈答品としては高くないので気軽に利用できそうです。
ちなみに、特に東北地方などイチゴが育ちにくい雪国の方には、大変喜ばれるそうですよ!

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店頭販売用のいちごについては、こちらのレポートでも詳しく紹介しています。
⇒2010年01月06日 完熟イチゴ&とっておき冬野菜(食の広場ピアッツァ)

イチゴだけではなく、ピアッツァさんには様々な自家製野菜が販売されていますが、この時期は大根や白菜などの大型野菜はもちろん、ちょっと変わった野菜も見られます。
ここ数年一度購入した方からのリピートが絶えないという「プチヴェール」もそのひとつ。ブロッコリーのような本体から芽キャベツ的な感じで収穫される一口サイズのサラダ食材で、2〜3分軽くゆでるだけですぐに頂けるという手軽さが魅力です。しかも、ビタミンCや鉄分、カロチン、カルシウムなどの栄養価が抜群なのに、全然クセのないお味!
スープやサラダはもちろん、お弁当の彩りにも良さそうですね。

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他にも、ピアッツァさんで人気の甘ーい「ひとみにんじん」やサラダほうれん草、わさび菜なども健在です。特にサラダ食材が充実しているので、大根・キャベツ・白菜のローテーションに飽きてきたらぜひぜひチャレンジしてみては。

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↑ リーフレタスや小ぶりの白菜、私の大好きなターサイなど、新鮮食材が並びます。

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↑ 野菜のラベルの横には、お料理のヒントだったり、調理法などのメモが沢山!ピアッツァの店長さんに聞けば、もっと具体的にお料理の提案をしてくれるので、変わった食材を見かけたらぜひ気軽に声をかけてみて。

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↑ ピアッツァさんと言えば、無添加・無着色の自然食材。この日はぬか床を発見しました!特に大根やキャベツなど大きな野菜は扱いに困ったりして、結局無駄にしがちですが、ぬか床があると手軽に漬物が作れて本当に重宝します。私も昨年夏にデビューしてみたのですが、ホーローのタッパーにこれを入れて、洗った野菜を埋め込むだけ。ベテラン級の味がすごーく簡単に楽しめることに感動です!

4月頃にはまた店内の野菜も変わってきますが、それまでにぜひ一度足を運んでみてはいかがですか?
まだ今年イチゴ狩りにチャレンジしていない方も、気軽に楽しめる地元いちご農家でぜひ旬のお味を堪能してみてくださいね。

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●食の広場 PIAZZA(ピアッツァ) 047-459-9121
千葉県八千代市大和田新田643-3(地図
【営業時間】9:30〜18:30
【定休日】木曜日
【駐車場】有り/7台
⇒周郷農園のイチゴ狩り情報 期間・金額等の詳細はこちら
※毎週火曜日は周郷農園の野菜88円セール!
【ホームページ】http://members3.jcom.home.ne.jp/sugou-piazza/index.html
自家製の新鮮野菜はもちろん、調味料や乾物類、さらにはマクロビに配慮した冷凍食品や加工食品に至るまで、食の安心を丸ごと提供したい!と日々工夫と努力を重ねていらっしゃる農産物直売所「食の広場ピアッツァ」さんのお店レポートはこちら
→食の広場 PIAZZA(ピアッツァ)のお店レポートはこちら
【関連レポート】
2008年11月04日 食の広場 PIAZZA(ピアッツァ)
2009年07月20日 人気!トウモロコシ&枝豆(食の広場PIAZZA ピアッツァ)
2010年01月06日 完熟イチゴ&とっておき冬野菜
2010年01月17日 近場でラクラク苺狩り!(食の広場ピアッツァ)
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2010年01月17日

近場でラクラク苺狩り!(食の広場ピアッツァ)

1月から4月はイチゴ狩りが楽しめるシーズン!
美味しいイチゴを家で頂くのもいいけれど、やっぱりあのビニールハウスで自然なままのイチゴを頬張る幸せといったら代えがたいものがあります。
小さなお子さんでも十分楽しめるレジャーというのもミソ。普段はお皿にいくつかというイチゴが、目の前一杯に広がる畑で「好きなだけ食べていいよ!」と言ってもらえるんだもの。興奮しない子供はいません!

八千代に住んでいながら梨狩りに山梨まで出掛けてしまった数年前の私なら、千葉ウォーカーでも片手に房総へ向かってしまうところでしたが・・・そんな交通費と労力は必要無し!今回紹介するイチゴ狩りスポットは、ゆりのき住民なら歩いてだって行けてしまう近さです。イチゴをメイン野菜のひとつとして扱っている周郷農園のビニールハウスで、今年初のイチゴ狩りを体験してきました!

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周郷農園では様々な野菜を栽培されていて、八千代ナビでも周郷農園直売所「食の広場ピアッツァ」のご紹介をしていますが、実はイチゴ農家さん。自慢のイチゴが店頭に並ぶこのピアッツァが、イチゴ狩りの受付窓口になっています。
『せっかくのイチゴ狩りを気持ちよく楽しんでいただけるよう、予約制にさせていただいています。直接来ていただいても、思うような量がご用意出来ていなかったり、同じ時間帯に入場するお客様が多すぎたりしては十分に色づいたイチゴが少ない場合がありますので。当日にご連絡いただいても、イチゴのコンディションなどが良ければ大丈夫ですので、ぜひお電話でご確認ください。』

当日も、まずは「食の広場ピアッツァ」へ。こちらで受付を済ませてから現地へと向かいます。場所はピアッツァから睦方面へ少し進んだ左手奥で、お店で道案内もしてくれますし、ビニールハウス前に駐車スペースもあるのでアクセスはラクラク。
ピアッツァからは約500メートルほど。車ならすぐですが、歩くと7分くらい、子連れなら10分程度でしょうか。

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周郷農園のビニールハウスは同じ広さのものが2棟あるのですが、中はとっても広々!天井まで高くて開放感があるし、土がビニールで覆われているから足元も気にすることなく楽しめます。
制限時間は30分。開園時間は午前が10:00〜11:30、午後は13:30〜14:30となっていますが、11:30で終了というわけではなく、11:30までに入れば12:00までイチゴ狩りが出来るということだそう。
入場時には、時間を記入したカードと、ヘタ入れ&練乳をもらいます。
※2011年から開園時間が一部変更になりました。

イチゴの品種は「章姫(あきひめ)」。
先日ピアッツァの冬野菜レポートでも紹介したとおり(⇒レポートはこちら)、章姫の美味しさは完熟が絶対条件!
『大粒に成長する品種ですが、酸味が少なく程よい甘味でスッキリした後味の章姫は、いくらでも食べられる食べ放題向きのイチゴです。けれども、完熟の状態でないとコクもなければ甘みも感じません。スーパーで章姫があまり人気が無いというのも、未熟の状態で配送したものを並べるケースが多いことが原因のひとつ。実がしっかりしていて配送向きなとちおとめと異なり、章姫は柔らかくて痛みやすいのでどうしても固めなうちに収穫することになります。イチゴも多少は追熟するので見た目は赤くなりますが、畑で完熟しなければ味は完成しないんですよ。章姫の本当の美味しさが楽しめるのも、ここの魅力のひとつです。』

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完熟のものは、ヘタのギリギリまで赤く色づいています。ここが白いと、味が落ちるのはもちろん、食感も表面が何だかざらついた感じに。これは、まだ実がしっかり膨れていないために種の毛が表面に出てチクチクした舌触りになるためだとか。完熟したものは種周りまでぷっくりと実が盛り上がるので、毛が埋もれて気にならなくなるようです。

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↑ ひとつ摘んで頂きました!一粒が大きいけれど、実が柔らかいから口ですぐ擦りつぶれてどんどん食べれてしまいます。甘さがしつこくないので、何個食べても飽きがこなそう!
基本的に練乳は最初いただいた分だけですが、酸味が少ない品種だし、むしろつけずにそのままで食べるのがオススメ。


長い期間大粒のイチゴが楽しめるのも、章姫ならでは。
イチゴは同じ苗から次々と花が咲いて、1シーズンで何個も実がなります。品種によってはだんだんと粒が小さくなるものもありますが、章姫は2番目、3番目と後から出来たものでもあまり最初と大きさが変わらないのだとか。

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そうそう、イチゴ狩りは洗わずそのまま頂くものなので生育環境も気になるところですが、周郷農園では虫除けにニームというハーブを抽出した液を散布したり、葉ダニやアブラムシの天敵となる無害な虫を放したりと、極力農薬に頼らず育てているんですって。
特にイチゴ狩りが始まる前からは一切薬品は使用しないそうなので、安心して口に運べますね。

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お土産用として自分でパックに詰めることは出来ませんが、朝採りの美味しいイチゴが既に店頭に用意されているので、こちらをどうぞ!とのことでした。お店には章姫のほかにも、お馴染みのとちおとめや、千葉生まれの珍しい品種「房の香(ふさのか)」も並んでいます。特に房の香は、章姫よりももーっと柔らかくて、口に含むと桃の香りがするというお店イチオシの品種。きっと食べ放題だったら数粒でもう限界!ってくらい、とにかく甘ーい!ハチミツとか、そういうこっくりとした喉にくる甘さで、もはやイチゴじゃない感じ・・・。

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周郷農園では、イチゴ畑の1区画150株をオーナー契約して、4月中旬から5月中旬までのオーナー期間中なら、好きな時に好きなだけ美味しいイチゴが食べられるという夢のような「いちごオーナー」というのも募集しているんです。
申し込みの受付は3月1日から20日までで、料金も13,000円と格安!!毎年かなりの人気で、オーナー決定は受付終了後に抽選となる場合もあるようです。

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30分をたっぷり楽しんで、房総までの交通費&時間をそのあとのお食事代やお土産にまわしたりもできるという八千代のお得なイチゴ狩りコース!週末だけじゃなく、平日もママ友達同士で子連れイベントに持ってこいのスポット。ぜひ気軽にチャレンジしてみてはいかがですか?
⇒周郷農園のイチゴ狩り情報 期間・金額等の詳細はこちら

●食の広場 PIAZZA(ピアッツァ) 047-459-9121
千葉県八千代市大和田新田643-3(地図
【営業時間】9:30〜18:30
【定休日】木曜日
【駐車場】有り/7台
※毎週火曜日は周郷農園の野菜88円セール!
【ホームページ】http://members3.jcom.home.ne.jp/sugou-piazza/index.html
自家製の新鮮野菜はもちろん、調味料や乾物類、さらにはマクロビに配慮した冷凍食品や加工食品に至るまで、食の安心を丸ごと提供したい!と日々工夫と努力を重ねていらっしゃる農産物直売所「食の広場ピアッツァ」さんのお店レポートはこちら
→食の広場 PIAZZA(ピアッツァ)のお店レポートはこちら
【関連レポート】
2008年11月04日 食の広場 PIAZZA(ピアッツァ)
2009年07月20日 人気!トウモロコシ&枝豆(食の広場PIAZZA ピアッツァ)
2010年01月06日 完熟イチゴ&とっておき冬野菜
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