2005年10月30日

レクサス千葉中央店&穴川店

トヨタの新ブランド、高級車「レクサス」の販売店に初めて足を踏み入れてきました。八千代市内にはありませんが、一番近いのが稲毛区にあるワンズモールのすぐ向かいあたりにある「レクサス穴川店」。そして近くて全国でも指折りの広さを誇り、且つ数少ない2階がある、千葉そごう向かいの「レクサス千葉中央店」の二本立てでお送りします。

なぜレクサスなのか?

それは、なび夫さんがアリスト好きだから・・・というのは、置いといて。

1989年から北米、欧州、アジアなどを中心にトヨタが展開していた「レクサスブランド」が、いよいよ日本でも今年8月末にレクサス店がオープンしたというニュースは耳に新しいと思います。このレクサスですが、急に新しく登場したわけではなく、日本では今までアリストやセルシオとして販売されていた車です。海外ではこれらがレクサスとして売られていたそうですが、こうして日本でも高級車として販売することになったため、今までの「アリスト」はレクサスGSに、「ソアラ」がSC、「アルテッツァ」がISという感じで、ベンツなどのように全部ひっくるめて「レクサス」になってしまいました。まだ、販売されておりませんが、現在モーターショーで「セルシオ」の後継車となるLS(コンセプトカーなので、実際販売されるときには型が若干異なる)が出展され、話題となっているようです。

日本の販売店は、高級車を購入したいと思えるようなリッチ感溢れる構えや接客という点で欠けているのではという話がありますが、トヨタではそこをキーとして、「高級車が買いたいと思える超厚遇の販売店で日本車のイメージアップを!」という感じの戦略でレクサスを販売しているそうなんです。そんなリッチ感あふれるディーラーに足を踏み入れること自体恐ろしいんですけど、なび夫さんに連れられて・・・とりあえず千葉中央店に行ってみました。

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いつになく弱気の撮影。

ほんと、外観やばいです。庶民は入っちゃだめな感じです・・・。ほんとに入るのー??

駐車場の入口にいるおじさんに誘導されて2階へ。本当にこんな車屋見たことありません。なんでこんなに駐車スペースがあるんですー??100台は軽く停められる、ショッピングセンターの立体駐車場タイプです。そして、停められている車は、セルシオ、ベンツ、BMW・・・。場違い?場違い?

それなのに平然と店内に入るなび夫さん。私もドキドキしながら入店・・・。

どこのレクサス店も、基本はL字に造られているそうです。入って左手に受付カウンターと、商談スペースが並び、正面には3〜4台のレクサスがレイアウトされています。突き当たって左側にも、3台のレクサスがならび、その左側にはお子様が遊べる(といっても、おもちゃはなくマットだけ。でも高級そうな・・・)個室や、商談スペース、奥には喫煙者向けの商談スペースが隠れた感じで設置されています。L字の中央にはお手洗いや、オーナー向けのラウンジなどがあり、さらに2階にも広々と用意されたラウンジへ続く階段やエレベータもあります。

こうした店内の高級感とともに売りにしているのが、最上級の接客。車を見てまわっていると、タイミング良く男性のセールスコンサルタントさんが御用聞きにいらっしゃいました。その際も単に歩いてくるのではなく、もう目が合った場所でちょっと離れているのにスッと立ち止まり、その場で深々とお辞儀をされました。それから「いらっしゃいませ!」と笑顔の挨拶。なんとも絶妙なタイミングで、品が良い!もちろん直接接客にあたる方だけではありません。あらゆる店員の方にすれ違いそうになる度に、きっと急いでいるに違いない風で歩いていたことなど忘れたように、立ち止まった上でやっぱり悠々とお辞儀をされました。無論横切ったりはいたしません!エレベータで2階へ上がるときにも、ちょっと通りがかっただけの店員さんまでそのまま立ち去ることなくきちんと見送ってくれるのです!あまりにもキレイ過ぎる接客に圧巻・・・。

しばし色々な説明を受けた後、話は商談スペースへと持ち込まれました。そのスペースも本当にかっこいい!外国映画の法律事務所で使われているような濃色木目のデスクと黒皮のチェアが、さらに高級感をひき立てます。

座るなり、女性が冷たいおしぼり(ちゃんと厚手の布)とともに、メニュー表を差し出されました。ただのコーヒー、紅茶・・・じゃなく、ホットコーヒーひとつとっても、「イタリアンロースト」やら「なんちゃらスペシャルブレンド」など種類が豊富で、さらに数種類のフレッシュジュースなどもあり、ちょっとした喫茶店のような内容です。そして、運ばれてきたカップもどこかで見たことのあるブランド製の高級品。その呈茶の様子も限りなく上品。丁寧。無駄が無い!こうやって、会社でもやらないとだめなのねーと勉強になりましたわ。

途中でお手洗いにも行きましたが、ここでも沢山山積みされたおしぼりが置いてあったり、本当に至る所に細やかな心配りが感じられました。

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見積もりを出してもらうことになりましたが、今の車の下取り金額が出るまでの間を使って、最近販売が開始されたレクサスISを試乗することになりました。試乗車は私も運転できそうなGSより17センチ短いISです。(アルテッツァの後継車ですが、全然違います!特に黒だとGSに負けないくらいかなり重厚感のある見た目。それほど小さく見えないし、かなりかっこいいです。)

実際乗り込むと、確かにGSより幅が狭く感じましたが、内装はレクサス共通の仕様でランクに差がないので見劣りはしません。ただ、ISはスポーティさを出すために若干固めの乗り心地なんだそうで、ちょっと走っているとごつごつした感じはありました。また、海外で200kmからのフルブレーキにも対応出来るほどブレーキの効きが良いので、ちょっと停まるときにガックン!と、つんのめりがち・・・。

そうそう、車を開けるときや閉めるときは、鍵を握ってもう片方を扉にかけると解除されたりしまったりするのが面白い!また、最近では割とポピュラーになっていますが、標準で付いているナビ画面には、バックするとき後方の画像が映し出されて、車庫入れ誘導ラインも表示されます。オプションでセンサーをつければ、50cm以内に障害物が入ってくるとアラームも鳴ります。すごーい!これなら私でも大丈夫そう・・・。

試乗から戻ってテーブルに座ると、再び女性の方がおしぼりをサービスしてくれました。今度は熱いおしぼり!そしてまたドリンクのサービス・・・至れり尽くせりです。その後、見積もりを頂く前に、ちょっと館内を案内してくださいました。「レクサスオーナー」になった方が自由に利用できるオーナーズラウンジでは、ちゃんとした食器でご家庭のごとく利用できるセルフドリンクコーナーが設けられていたり、納車のために調整するための作業場ではピュアウォーターを使って洗車していたり、どこまでも一流な雰囲気。あと、千葉中央店では駐車場を営業時間中オーナーのために解放していまして、混雑しているそごうへ行くときもどうぞ!ですって。

対応も本当に丁寧で、親身になって答えてくれましたし、高級だから敷居が高くてツンとした感じだと思っていましたが全然!こんなに時間を忘れて過ごせるディーラーは初めてです。結局2時間半も入り浸っちゃいました。

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それでも、やっぱり一番八千代に近い「レクサス穴川店」を見ないというのも何だったので、勢いに任せて、帰りがけに寄ってみることにしました。駐車場に車を入れるとすぐに外へ男性が出てきて、お出迎えをしてくれます。エスコート付きで店内に入るなり、女性の店員さんから「入店記念にどうぞ!」とレクサスDVDの入った小袋をいただきました。千葉中央店とほぼ内装は一緒ですが、より親しげな雰囲気だったことや立地環境のせいなのか、緊張感はさほどありません。(というか、千葉中央で免疫が出来ました・・・。)

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こちらではGSを試乗しました。やっぱりGSに乗ってしまうと、ゆったり具合が全然違うのでISが霞んでしまう・・・。若干走り出しが重い感じもありましたが、16アリストとほぼ同じ感じの乗り心地です。しかも、やっぱりこう並べてみると、16アリストの顔が古く感じてしまいます。カタログで見ているとちょっと変な感じもしましたが、実際見るとやっぱりGSカッコいいですね!

何だかんだ、今日はレクサス店で半日以上過ごしてしまいました。でも、かなり充実した気分!あまりディーラーでのんびり優雅に見てまわるということが無かったので、こういう過ごし方もあるのかと新たな発見がありました。なかなか入りにくいお店ではありますが、レクサスに興味がある方は、ぜひ思い切って入店してみてください!意外と入ってしまうとそれほど緊張することなく楽しめると思いますよ!

●レクサス千葉中央店 043-247-3100
千葉県千葉市中央区新町10(地図
営業時間/10:00〜19:00
※定休日:月曜 (月曜日が祝祭日の場合は営業)

●レクサス穴川店 043-290-6050
千葉県千葉市稲毛区園生町370-6(地図
営業時間/10:00〜19:00
※定休日:月曜 (月曜日が祝祭日の場合は営業

⇒レクサスホームページはこちら

〔関連レポート〕
2009年11月24日 匠の研き!ハイパフォーマンスでレクサスGS450hコーティング体験
2006年01月22日 ハイパフォーマンスでレクサスIS250カーフィルム施工
posted by やちなび子 at 00:00 | Comment(0) |  >クルマ・自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする