2008年06月07日

【追加記事】梅雨明けまでが旨い!夏前の野菜(道の駅やちよの農産物直売所「クラフト」)

春が過ぎると夏野菜まで間が空いてしまうような感じがしていましたが、実はこの梅雨の時期こそが穴場!今回は「え?真夏が美味しいんじゃ・・・?!」とびっくりするような情報も入手してきました。

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まずは珍しい野菜をチェック!
前回のレポート(→こちら)で旬のたけのこをご紹介しましたが、この時期にも違う種類のたけのこ「マダケ」が旬を迎えるそうです。
見た目は真っ茶色で厚そうな皮!細長いし、とてもじゃないけど食べられる状態じゃないんじゃ?と思ってしまいますが、このたけのこは土の中から掘り出すのではなく、ここまで成長したものを頂くそうです。

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1本が500円ほどで、この大きさならすごくリーズナブルなのでは?!と期待したものの、実際に皮をむくとこの半分の長さまでしか中身がないそう。
根元を見て真っ白でやわらかそうなものが新鮮な証拠です。かなり土の上で成長していますが、春先に出回るたけのこと違ってアクが少なく、特別にミョウバンや重曹などでアク抜きの下処理をする必要がないんですって!
『一番楽な調理方法は、皮をむいて食べやすいサイズにカットしたものをだし汁で煮て、だし汁ごと冷凍してしまうんですよ。長持ちしますし、ちょっと使いたいときにポンと入れられるので便利です。』

赤シソも出回り始めていました。こんなに大きな束で150円!

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梅干し作りのシーズンには欠かせない品。それ以外の用途としては、塩漬けしたものをみじん切りして乾燥させてゆかりにしたり、シソジュースを作ったり・・・と色々利用できるそうです。
ちなみに、青シソとは全く別物で、青シソを放っておくと赤くなるわけではありません。青シソ(大葉)も大量の束が100円で販売されていて、スーパーで買うのが馬鹿らしくなってしまいそう・・・。
私はここのお店の総菜コーナーで購入した「大葉おにぎり」を食べてから、使いきれない青じそはみじん切りにしてご飯に混ぜるようになりました。塩を少し加える程度で味付け終了ですが、2歳になるうちの子供は大好物!しぶいなぁと思いつつ、青じそは我が家の定番アイテムです。

梅酒を作っている方には馴染みも深い時期かと思いますが、今は青梅もピークを迎え始めています。梅酒に使う梅は、鮮度が命!もぎたてで実が真っ青なものほど良質な梅酒が出来上がります。こんなに奇麗な青梅も、時間が経つと黄色みを帯びてきてしまうそう。
ちなみに、梅干しに使う梅の時期はもうちょっと先ですって。
小梅タイプと普通の大きさのものと2種類販売されています。それぞれ、こんなに大量に入って一袋300円〜500円!しかも新鮮だなんて、お買い得ー!!

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夏の野菜だと思っていたトウモロコシ、そして夏の果物の代表格でもあるスイカですが、実はハウスものが出回っているのは今の時期だけなんだそう。来月あたりには路地ものが加わってきてしまうので、甘味でいえば今が買い時!

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こちらがトウモロコシ「味来(みらい)」です。
お客さんもおいしいことをご存じのようで、トウモロコシは飛ぶように売れていきます。どれを選んでも、今なら外さない!と言われると、買わずにはいられません!!帰ってから蒸していただきましたが、ものすごい甘さです!実がしっかりしていてかぶりつくと汁がはじけます。
これは私も一押しのオススメ食材です。

ただでさえ有名処の「八街(やちまた)スイカ」ですが、今だけ限定!のハウスものはすごーく味が濃い!!

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やっぱりハウスものは今の時期限定!出回る数がまだまだ少ないせいか、一玉1,700円とお高めではありますが、カット(半分650円、1/4カット350円)でも売られています。
スイカの鮮度を見分けるコツは、ツルにあるんですって。
時間が経つとツルがひょろひょろと細くなったり、スーパーに置かれているものにはツル自体が無かったりしますが、これが太くしっかりついているものは鮮度ばっちり!
ただし、配送用にする場合は、これだと新鮮すぎてちょっとの振動でもバリッとヒビが入り割れてしまうので、一日ほど置いてから宅急便へ出すのが安心だということでした。

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自宅用に1/4カットを購入しましたが、糖度が半端無い!!
去年はこんなスイカには一回も出会えませんでした。そうか・・・スイカはこのタイミングで味わえばよかったのか!!

ハウス、ハウスと言っていますが、路地ものも負けていません。
そろそろきゅうりの路地物もちらほらと出回り始めているのですが、土に触れている面が白っぽくなってしまっているものの、そのほうが身の柔らかいきゅうりになるんですって。
知らない人からみれば、変なまだ熟れてないきゅうりに映りますが、ぜひ購入する際は気にせず手に取ってみてください。ほんとに太くて大きくて、3〜4本も入って100円!
これもやっぱり帰りに購入したのですが、流しで洗う時にとげが手にささるほどに鮮度が良くて元気なきゅうり!みずみずしくて、スライスするのも勿体無く思えてしまい、結局味噌を付けて丸カブリです。
きゅうりが甘くてあとを引く経験って、そうそうありません。

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甘いといえば、にんじんも新にんじんが大量に出回り始めました。今年の出来は安定していて良いそうで、価格も落ち着いているんですって。芯が細くて実が太く、これもトウモロコシと一緒に蒸かして輪切りのまま頂きましたが、子供もおやつ感覚で食べていたので驚きました。

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新じゃがも豊富です。
ジャガイモといえば、男爵か?メークインか?しか自分の中で選択肢がありませんでしたけれども、こちらでは「早生白(わせじろ)」や「きたあかり」、「とうや」といった普段見慣れない品種も並んでいます。

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『きたあかりは芽の部分が紫がかったような赤い色をしているんですよ。男爵のように粉質でホクホクしているので、ベイクドポテトやポテトサラダ、コロッケなどにするのがおすすめです。かなり人気高い品種ですよ!とうやは、男爵とメークインの“あいのこ”みたいな品種です。ポコポコっとした食感だけれど煮崩れしにくいので、とても扱いやすいと思います。芽もかなり浅いので、皮むきも楽です。』

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逆に、そろそろ旬も終盤でお値段が安く、とってもお買い得なのがソラマメとトマト。ソラマメはだいぶ実が小さめになっているようで、一袋に大量のさやが入って200円!
トマトなんて、2キロ入りの箱で春には1,000円もしていたのに、今は500円〜700円ほど!この安さの秘密、旬が終わっているということもありますが、ハウス栽培でも暖房を使わないで熟した実(春先に実をつけて熟成時間が短いもの)も丁度今が収穫時期になっていて、ハウスものの終盤と重なっているため、販売量がものすごいことになっているからなんだとか。今が底値です!
袋で購入してサラダにしましたが、やっぱり春トマトに比べて濃厚さに欠けてきてはいるけれど、採れたてのみずみずしさはそのまま。
一袋に割と大きめのものが5個くらい入っているものを選びましたが、重量にすれば1キロほど。これが200円〜250円だもの、有り得ませーん!

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梅雨も明ける頃には、本格的な夏野菜がわんさと登場するそうです。それまでのひととき、ぜひ今だけのおいしさを味わいを求めて足を運んでみてはいかがですか?

〔関連記事〕
・道の駅やちよの農産物直売所「クラフト」(2007年09月26日)

●八千代ふるさとステーション 農産物直売所「クラフト」 047-488-3188
千葉県八千代市米本4905-1道の駅「やちよ」八千代ふるさとステーション内(地図
営業時間/9:30〜18:00(4月〜9月は〜18:30まで)
定休日/第2月曜日

【交通手段】
(バス)@京成電鉄「勝田台駅」より米本団地行き(約25分)A東葉高速鉄道「八千代中央駅」から米本団地行き(約20分)※@Aいずれも終点米本団地下車 徒歩約5分B公共施設循環バス「ぐるっと号」でふるさとステーション下車



posted by やちなび子 at 00:00 | Comment(0) |  >農産物直売所クラフト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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