2017年07月03日

パティスリー ランパルフェ

追記
2017年7月2日付にて、ランパルフェさんが閉店されました。
固定ファンの多いお店でしたし、私も大好きなケーキやさんだったので本当に残念です・・・。移転とかではないのかしら・・・。



2007-07-12
「やちよの四季折々の、様々な薫りをおりまぜた美味しさを大切にお届けします」
そう謳っているとおり、八千代市内で採れた新鮮な食材を積極的に取り入れようと、スイーツには欠かせない果物ばかりではなく、なんと野菜にまで目をつけているという凄腕オーナーのお店が大和田新田にあるんだそうです。
情報元は、前回ご紹介したブルーベリー農園を営む櫻井梨園さん(レポートはこちら)。
「新鮮な摘みたてブルーベリーを毎朝お店まで届けているんですが、実はちゃんとケーキになったのを見たことがなくて・・・。夕方行っても売り切れてしまいますし。」
そんな声にお応えし、ではでは私が!(お味見とともに!)・・・ということで、こだわりスイーツショップ「パティスリー ランパルフェ」さんを尋ねてまいりました。

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八千代中央駅近くのニッケテニスドームや業務スーパー河内屋などがある通り沿いのセブンイレブン交差点を、京成バラ園方向へ進んだ左側にあるオシャレな雰囲気のお店です。
停めやすい駐車スペースも確保してありますし、今年3月オープンながら遠方からも買いにいらっしゃるほど早くも人気スポット!

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ゆったりとした店内は、ダークウッドの棚や窓枠、ちょっぴりレトロな照明が落ち着いた雰囲気を演出しています。ケーキが並ぶショーケースのすぐ裏では、スイーツづくりに専念されているシェフが見え隠れ・・・そう、あの方こそ、数々のコンクールに入賞されたという実力派シェフのオーナー小林さんです。フランスで8年間修行され、“クープ・ド・ヨーロッパ優勝”、“コンクールビエナル第1位”などの輝かしい経歴を持っていらっしゃるとのこと、もしや相当こだわりのある頑固タイプかも・・・と内心ドキドキしつつお会いしたのですが、拍子抜けするほど穏やかな雰囲気の方でした。

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「櫻井梨園さんのブルーベリーをメインに使ったスイーツは、こちらの“ブルーベリーのタルト(400円)”、“ブルーベリーBOX(600円)、“ブルーベリーパイ(800円)”ですよ。他に季節のタルトに使ったりもしています。」
そうご紹介してくれましたスイーツ3品を、まずはお披露目いたしましょう。

なんといっても、ブルーベリーそのままのフレッシュさが堪能できるのが、こちらのタルトです。積み木の如く繊細に積み上げられたブルーベリーの粒をまとめるのは、すじ状にかけられた艶出し用のゼリー。ブルーベリーの味をジャマしないよう、あくまで接着のために用いられているのでゼリーに甘みなどはほとんどありません。

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さすが新鮮なブルーベリー!冷えているので農園で頂いたような室温の柔らかさではなく、ハリハリ感が前面に押し出されています。農園オーナーの櫻井さんがオススメしていた“ブルーベリーは4〜5粒を一気に食べるとなお美味しい!”というのも、タルトだから自然と実践。
ブルーベリーの下に隠れているカスタードと一緒に味わうと、ブルーベリーの爽やかな酸味が引き立ちますが、これがフルーツタルトならではのスッキリ感をさらに確立させてくれるんです。甘みたっぷりの果物にはない、自然な風味満載のブルーベリーだからこそといった感じでしょうか?
驚いたのが、このタルト生地。断面が層になっている見た目からも想像できるとおり、歯のあたりがすごくサクッとしています。こんなにカスタードが入っているので、普通なら内側の生地が水分でぶにゃっとしてしまいそうですが、全く影響されていません。逆にそうならないよう固い生地のタルトも多い中、こちらのものはサクサクだけれど適度にソフト!
そこにこだわりがあるんです、と小林シェフはおっしゃいます。

「フルーツタルト専用の生地は、仕込みに3日かけているんですよ。しっかり練って、しっかり休ませて、型を抜いてからもまた寝かせて、サクサク感がありながらもフルーツの水分に負けない生地に仕上げています。このカスタードも、他のスイーツに使うものとは別の配合で毎朝専用のものを作っているんです。普通のカスタードでは、フルーツの水分でゆるくなってしまい、食べたときに断面がダレてしまいますからね。」

直径10cmほどのブルーベリーパイは、見た目ドライ系なのかな?と思いながら口に含むと、印象が全然違うのでビックリします。

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まわりはパイ生地で格子状に包まれていて、ナイフを入れた瞬間はサクッとしているのですが、すぐその下がスポンジになっているんです。そして中央からは、たっぷりのソースが今にもとろけ出しそうに!それがスポンジに浸透して、ふんわりしつつもジュワーっとブルーベリーソースの甘さが堪能できる、なんとも不思議な食感!
こういうパイもあったんだ!

生クリームとカスタードの美味しさに、「こりゃ絶対ショートケーキが美味しい店だ!!」と確信してしまったのが、季節毎にあしらわれる素材が変わる、期間限定ブルーベリーBOX。

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生クリームとカスタードクリームの中にところどころ丸ごとフレッシュなブルーベリーが入っています。それらをサンドするようにスポンジ生地がまぶされていて、上から粉砂糖やアーモンドパウダーっぽい香ばしい風味が引き立つ軽い食感のクッキーでデコレート。
カスタードは卵の風味が口中に優しく膨らみ、甘い卵焼きを彷彿とさせます。これにハラハラと崩れるような繊細なスポンジと、決して油っぽくない透き通るようなスッキリ系生クリームが、なんとも絶妙なバランス!

「ブルーベリーの前は、苺BOXとして販売していたんですよ。その苺は、八千代の金子農園さんから仕入れていました。実は金子さんの苺を使って自家製ジャムも作ったんです。フランスで教わった製法で、少し緩めではありますが砂糖だけのあっさりした甘さですよ。」

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苺はコンポートを頂いているかのようで、熟した桃を想わせる舌触り。ねっとりとした強い甘みながらも、喉の奥が焼けるような感じはありません。スーッと消えていくようなアクの無い甘さです。シロップ部分と果実とがバランスよく配合されているこちらのジャム(1瓶450円)は、売り切れ次第終了ということなので気になる方はお早めに!

店内には、おもたせに便利そうな焼き菓子も用意されています。生菓子だけではなく、こうした焼き菓子に使用する素材にもこだわりが。

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「水っぽい感じを抑えるために、低水分バターを特別に取り寄せています。バターの風味が良くなりますし、伸びがすごくいいんです。ですから、口どけの良いお菓子に仕上がるんですよ。おすすめは、今日はもう売り切れてしまいましたが「塩フィナンシェ(200円)」です。大島で作られる100%国産の自然塩“海の晶”を使ったお菓子でして、乾燥の際に加熱をせず天日干しで海水を凝縮しているので、ミネラル分がより多く含まれているので甘みが違います。これが低水分バターの旨みをさらに引き出してくれるので、絶妙な組み合わせなんですよ。」

焼き菓子は詰め合わせも販売されていますし、お箱代(簡易箱60円〜しっかり大型タイプ200円)を追加すればきちんとした手土産にもピッタリです。
こうしたクッキー系のほかにも、ちょっと目を惹くオススメおもたせがありました。お店のある地域名を付けた2種類のお菓子「松ヶ丘クリーミィ卵(6個入り・750円)」と「みはら台バニラプリン(4個入り・800円)」です。

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どちらも千葉の地卵を使った新鮮な生菓子なんですが、可愛らしい紙製の卵用パッケージに包まれたクリーミィ卵は、ありそうでなかった新しい食感!

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ブッセ系のお菓子かな?と思いながら口にすると、そのまふまふとした空気感に驚かされます。表面がガサついて固そうなイメージで手に持つと、ふわふわで潰れそうな繊細さ。なのに、食べると生地にはしっかりともちもち感が残っていて、そのビスキュイ生地にサンドされたカスタードもまたシュワーっと無くなるような不思議種。融解寸前のとろけるプリンかと思うようなクリームは、コクがありながらも滑らかでツヤツヤ。タルトにしても、BOXケーキにしても、どのカスタードをとっても同じものがないところに、小林シェフのこだわりを感ぜざるを得ません。

「ちなみに、お店にはブランデーなどスイーツによく使われるようなお酒が一切置いてないんです。お子さんでも安心して召し上がっていただけるように、チョコレート系にも全く使っていません。どのお菓子にもアルコールは入っていませんから、好きなケーキを選んでくださいね。」

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苺、ブルーベリーときて、秋以降は何の素材に狙いを定めているんでしょうか?
「実は、フルーツトマトなんかも良いかなと思っているんですよ。野菜ですが、十分スイーツに生かせる素材です。もし八千代でオススメの食材などがあれば、ぜひ紹介してくださいね。」

櫻井梨園さん、納品されたブルーベリーはしっかりと生かされて、ステキなスイーツになっていましたよ!
こんな地元密着なスイーツショップに、ぜひ一度立ち寄ってみてはいかがですか?

●パティスリー ランパルフェ 047-450-0599
千葉県八千代市大和田新田476-8(地図
営業時間/10:00〜19:00(火曜日定休)
駐車場/有り(4台)
ホームページ/http://www.limparfait.com/


posted by やちなび子 at 13:56 | Comment(0) |  >パン・カフェ・ケーキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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