もちろん“展示場を見てもらう”という狙いのもと、集客のために企画されているというのは重々承知のうえですが・・・チラシの内容を見ていると、結構面白いイベントが毎回用意されているので、どんなものか一度行ってみたいなぁとは気になっていたんです。
ちなみに、過去には一時テレビでも頻繁に取り上げられていた「わんわんサーカス」という犬のサーカス団が来たり、占い師(風水師?)が無料で占ってくれるというイベントがあったりと、ショッピングセンターのイベント広場に負けず劣らずの企画が!
今月は先週6/2(土)から今週末6/10(日)にかけて「ファミリーハッピーフェア」と銘打って、家族で楽しめるイベントやプレゼントを用意しているんだとか。特に毎回日曜日に、ビッグイベントが集中するらしく、先週日曜日には「ウルトラマンタロウと遊ぼう!」という企画が予定されていたんです。
へー、ウルトラマンタロウが来るんだって!なび息子って、まだそういうショー系のイベントに連れて行ったことないけど、どんな反応するんだろう??
自分が小さい頃は、弟と一緒に“科学戦隊ダイナマン”や“宇宙刑事ギャバン”にハマり、両親に連れて行ってもらった思い出がありますが、確か弟は物心がつくかつかないかくらいで既に虜になっていたような・・・。
分かるか分からないかは微妙ですが、折角子供がいるんだし、こういうイベントに合わせてだったら展示場にも足を運びやすいし!なんて、思い立ったように村上へと向かってみることに。
以前は5棟ほどの規模でしたが、最近2棟増えたそうで合計7メーカーのモデルハウスを見学することができる展示場になっています。それらの総合案内所として設けられているのが、丁度交差点から見える「センターハウス」というピンク色の建物でして、まずはここに隣接したテントに寄って“アンケート抽選会”を済ませました。
アンケートは○をつけていくだけの簡単なもので、この八千代ハウジングステージを知ったきっかけや、マイホーム計画についてなどの内容が計8つほど質問されます。
これを書き終えて渡せば、ガラガラを一回まわすことができ、見事当たればプレゼントがもらえるそう!
ちなみに今回は1万円相当のカタログギフトが目玉商品。当たりがでなくても、参加賞としてもれなくキッチングッズがいただけます。
(結果は白玉。なーんだ!ハズレかー。)
また、このアンケートに答えた方にと、フード&ゲームサービスが出来る“お楽しみチケット”も頂きました。
さらに、ご希望の方にと、八千代ハウジングステージの各メーカーが提案するオリジナル間取り集をプレゼントしてくれました。これには、30坪・40坪の暮らし方提案や、メーカー厳選の推奨プラン、さらに家具などの配置を考えやすいクリア定規までセットされた厚みのある内容で、まさに住まいプランを考えようとしている方にはとても参考になる資料!
まずは日に3回、11時・13時・15時から予定されているウルトラマンタロウをチェック!到着したときには、次の13時まで時間があったためか閑散としていたハウジングステージの中央広場ですが、続々とブルーシートに子連れファミリーが集まりだし、気付けば5分前にはほぼ満席状態になっていました。
ウルトラマンタロウって、今の子供は知らないんじゃないかと思ってましたが、意外や意外!集まった子供の手に握られているのは、タロウ人形じゃないですか。
まだまだ円谷プロは健在なのね。
そして13時直前になると、司会のお姉さんが前振りを始めだしました。
「いよいよタロウやってきます。みんなタロウ知ってるかなー?」
「知ってるー!!」
屋根のない場所でのイベントなので、日射病にならないように帽子やタオルなどを被せるように注意がなされたり、ブルーシートにきちんとお座りして駆け寄ったりしないと子供たちとお約束を交わします。
そして13時!
「みんなで呼んでみたいと思います。」・・・ドキドキ。
「ターローウー!」
なび息子、初めての経験に目が白黒。
目の前の銀色スーツに身を包んだヒーローに、もう釘付けです。
そして突然、ウルトラマンクイズ大会が始まり出しました。
「ウルトラヒーロー イントロクイズー、第1問!!」の掛け声とともに流されるのは、お馴染みの頭出し“♪タタタターン、タタタターン、タタタターン!!”
「はーい!」「はーい!」「分かったー!!」
「はい、じゃあその紺色のお洋服のきみ、前へ出てきてください。」
「ウルトラマンの歌です。」
「正解ー!!」という答えに、ほっとしながらすごく嬉しそうな笑顔を浮かべる男の子。何ともほほえましいその姿に、数年後のなび息子を重ねてしまいます。
「ウルトラヒーローの中で、誰がイチバン好きかなー??」
本日の主役タロウも、隣で期待しているのでしょう。肩を抱いて、その光る目をあたたかく男の子に向けている、そのシチュエーションで出てきた答えは・・・。
「メビウス!」
しーん。(ちょっとのけぞるタロウ。)
「・・・そうだね!メビウスはタロウの教官だもんねー!」
さすがお姉さんです。速やかなフォローで、タロウの面目を保ってくれました。
クイズやら踊りやらが続くなか、さすがに少々飽きてきたらしいなび息子。・・・やっぱりまだ早かったか?!
ぐずつき始めたので、ちょっと気分転換にフード&ゲームサービスコーナーへと移動することにしました。ハウジングステージの駐車場を越えて、2棟のモデルハウスに挟まれた場所に設けられたテントで配布していたので、アンケートの場所で頂いた黄色いチケットと交換してもらいました。
たこ焼きだったりクレープだったり、イベントによって毎回違うそうですが、今回は「あさりご飯」のサービス。前にテーブルが何席が用意されているので、そこで休憩しながらいただきます。
そんな私をよそに、なび息子が夢中になっているのは今回のゲームサービス「ガチャポンつり」のコーナー。
はいはい。
ヨーヨーすくいのプロと言われたお母さんが、ちょいちょいと取ってあげましょう!
ちょっと自信のあった私、頂いた紙縒りの先についた針がねを、ガチャポンについた輪ゴムへと引っ掛けて引き上げようとしました。が、その瞬間!余韻に浸る暇も無いほどすばやく、いつの間にか針がねはいずこかへ・・・。
「えええー!何その失態!??」
と、言わんばかりに見つめるなび息子。ごめんよ、ゲット出来なかったよ・・・。
どうやら、ガチャポンの中に水がたくさん溜まっているものを選んでしまうと、重くてとても引き上げられるような状態じゃないようです。なるほど、ガチャポンのカプセルに穴が空いていることを把握していれば!!
無念にも、戦利品ゼロでセンターハウス前まで戻ってみると、すでにタロウショーは終盤に差し掛かっていました。イベントの目玉となっている“タロウとの握手&写真撮影”がピークを迎え、多くのファミリーが一列に並んでいます。
私もタロウ&なび息子の写真が撮りたい!
ですが、今なび息子が落ち着いている間に、折角なので何軒かモデルハウスにも寄ってみたかったので、列に並びたいのをぐっと堪えてセンターハウスの中へと入っていきました。
ここは展示場の総合案内、住宅セミナーや相談会の開催、住まいの関する情報発信など、様々なサービス機能を持った多目的スペースです。お手洗いやジュース自販機などもあり、休憩場所としても利用することが出来ます。
モデルハウスへ直接足を運んでももちろん大丈夫ですが、初めての方はまずここへ立ち寄ってみるのがオススメな見学ルートだそう。7棟もあると、一気に見ようと思ったらかなり大変!ポイントを絞って、気になる場所を効率よくチェックするには、こちらに置いてある各住宅のパンフレットにまず目を通すのも手だとか。また、センターハウス1階に設けられた受付カウンターでどんなモデルハウスが用意されているのか概要を確認するという使い方もできます。住宅それぞれの詳細は、各モデルハウスにいらっしゃるメーカーの方にお伺いするのが一番ですが、その前段階の案内役としてセンターハウスにも女性の方が座っているそうです。
このセンターハウスの2階スペースでは、定期的に企画されている住宅セミナーや、住宅に関する相談会などが行われたりもします。
このスペースは事前に予約をすれば無料で貸してくれるそうなんです!
地域のサークル活動やクラフト教室などから、もっと個人的な用途としてママ友達・子供達の交流の場、子供のお誕生会・・・などなど様々な目的で利用させてもらえますし、時間も空いていれば10時〜18時の開場時間内で好きにお借りすることも可能だそう。ただ、用途が適切かどうかも含めて時間の都合を確認する必要もあるので、必ず事前に予約(出来れば1週間前、空いていれば前日も可)をしてくださいとのことでした。
そういう地域開放をしているだなんて、今回初めて知りました。室内はとてもキレイで、長テーブル&イスも揃っているし、色々と利用出来そう!!
【追加情報】
※平成20年12月末で2階スペースの貸出を終了しました。
さて、こちらの住宅展示場で見学できるモデルハウスというのが、次の7棟。
センターハウスの左右、そして向かいにあるのが、写真左から「旭化成へーベルハウス」「パナホーム」「一条工務店」です。
こちらは、フード&ゲームサービスが行われていた一角に建てられている「積水ハウス」と「ダイワハウス」。
そして最後に、ウルトラマンタロウのショーが行われた広場の先にある「桧家住宅ちば」と「住友林業」の2棟です。
機会があったら、「八千代の住まい情報(こちら)」の中でそれぞれの特徴についてレポート出来ればと思っているのですが、とりあえず今回は外観写真だけのご紹介です。
住友林業のモデルハウス隣では、イベントのひとつとして用意されているコーナー「大多喜ガス 最新ガス機器実演」がありました。
ここでは、最近めざましく進化しているガス関連機器の実物が何点か持ち込まれ、直接触れたりしてその機能を見ることができるようです。
ガス機器と聞くと、ついガスコンロをイメージしがちですが、最近ポピュラーになりつつある浴室暖房機付き乾燥機に付加機能として用意された「ミストサウナ」なんてのもガス機器のひとつ。
展示品は新築設置用で、天井の吹き出し口から霧のような水蒸気がぼわわわわー!!!と勢いよく出てきているところへ、小窓から手を入れることが出来るようになっています。思いのほか熱い!
「吹き出し口は60度の水蒸気が出てるんです。この見本は吹き出し口からかなり近い位置に小窓があるのでちょっと熱めですが、実際にご利用になる場合は、浴びる位置で40度くらいの適温になるよう設定されているので安全ですよ。」と、ご担当の方が説明してくださいました。
イメージ的に、何だかお風呂場がカビてしまいそう・・・なんて口走ってしまいましたが、使用後は浴室乾燥をつければ大丈夫とのこと。特に寒ーい冬のお風呂場では、このミストサウナがかなり心地よいようです。
さらに、自分で電気をつくって、その熱でお湯を沸かすという環境にやさしい給湯器「エコウィル」の説明も。学習機能がついているので、さきほどのミストサウナを使う前くらいに電気を作り出して、そこで発生した熱を利用して浴室暖房をかけたりも出来るらしい!
うーん、オール電化がもてはやされていますが、最近はガスも家計&環境に優しいみたいです。
他にも、操作盤やガラストップが美しい「ピピットコンロ」の実演を拝見。
うちも実は実演機器とは別のメーカーのピピットコンロを使っているのですが、ここのはもっと最新型!どのコンロもセンサーがついていて、鍋をどけると火が弱火になったり、ボタンを押し込むだけで簡単に火がついたり・・・。簡単に火がつくけれど、その分ロック機能などの安全装置が充実していたりと、見れば見るほど買い換えたくなるようなその仕様!!
さらにグリルを最大限に活用できる自動操作ボタンの紹介もしてくれました。魚は切り身を何切れとか設定すれば、後はふっくらジューシーに焼き上げてくれるので、イチイチ中を確認したり、魚にさえ箸をグサッと指して中身を確認したりする必要がないそうです。また、魚だけではなく、グリルをオーブンと同じ感覚で使うことも出来ると実演してくれました。
クッキーやパンが簡単に、しかも短時間で焼けてしまうそうで、シュガートーストやホットドックを乗せて、焼き上がりの様子を見せてくれます。その時間、わずか2〜3分!あっという間に焦げ目がつきました。
出来上がった料理は、試食品としてお皿へ乗せて食べさせてもらえました。ほんと、パン生地もふっくら仕上がっていて美味しい!
もちろんピピットコンロでなくともグリルで同じように調理が出来ますが、その火加減や時間調節などがより簡単に、そして確実に仕上げられるという点でも、この最新機器は魅力満載!
タロウに惹かれて足を運んだ八千代ハウジングステージでしたが、モデルハウスにガス機器、さらに住宅関係のパンフレットなどなど、色々と勉強させてもらえる展示場でした。さすがに7棟全部は回りきれませんでしたが、こういったイベントに合わせて一度来たので、平常営業のときにも、今までよりは気軽に立ち寄れそうです。
夢を運ぶモデルハウス・・・。
そんなに広い敷地に家は建てられないし、本当に同じようにはなかなか建てられないかもしれないモデルハウス・・・。
でも、そのメーカーの良いところが最大限に引き出された建物は、現地の販売物件を見る時の現実感溢れる感じとはまた違って、いいなぁ、いいなぁ・・・と夢心地のひとときを過ごせる場所でした。
新築なんて、買う予定もたってないし、全然縁遠いかもしれない。
なのに、勧められたらどうしよう・・・。
そんな思いもあって立ち寄るのに気が引けていた展示場でしたが、こういうイベントに合わせて立ち寄ると、思ったよりも気軽に覗くことが出来ました。
タロウ、来てくれて助かったよ!
●総合住宅展示場 八千代ハウジングステージ 047-480-6211
千葉県八千代市村上4013-1(地図)R16・新川大橋通り村上団地入口交差点角、東葉高速鉄道「村上駅」から徒歩約3分
開場時間/10:00〜18:00(年中無休)
駐車場/有り(無料・場内23台、満車時は場外にも用意)
ホームページ/http://www.housingstage.jp/yachiyo_gaiyo_fs.html
〔八千代ハウジングステージ イベント情報〕
※イベント情報→http://www.housingstage.jp/eve_yachiyo.html
※セミナー情報→http://www.housingstage.jp/sem_yachiyo.html