梅雨明けが遅れ気味ということで、どんより曇り空。
急な雨でも安心なように、屋根のあるピロティでの開催です。
メロンとスイカの販売は、恒例の目玉イベント!
軽トラ一杯に積まれた飯岡のたかみメロンは、2個入りで税込み1,000円という激安価格!実はこの価格、ほぼ原価だそうです。さらに試食もどんどん出しているので、むしろ赤字らしい・・・。
年に1回の感謝を込めて、本当にお得なメロンです。
↓ この日のイベントだけで、1,000箱を用意しているそう!この量を準備するのは、普通は不可能。1ヶ月前から集めてもらうようにお願いしているんですって。
↓ 山のようなメロンが、飛ぶように売れていきます。
↓ まさに今が食べ頃!!今年のたかみメロンは、この日の入荷で終了です。
八街スイカも、この日のために取り置きしておいていただいたんだとか。
今年は春先の天候がとても良くて一気に花が付き、さらに梅雨前の日照時間もとても良好だったため、例年に比べて終了のタイミングが早まっているんだそうです。メロンも同じ要因で、終了が早まったとか!
いつもなら、順番に生育していくので梅雨明け以降も収穫できるようですが・・・。
『今年は5月22日からクラフトさんに出荷し始めて、今日7月17日で終了だよ。この後は、八千代の梨にバトンタッチだね!来年また楽しみにしていてよ。』と、グリーンやちまたの皆さん。
予想では、今年の夏のスイカは高騰するのでは?とのこと。
青森や山形のスイカに頼るしかなさそう?!
そうそう、八街ではスイカ収穫後の畑でトマトを栽培するんです。
丁度9月に入った頃に、グリーンやちまたのトマトが直売所クラフトさんの店頭でも並びます。ぜひそちらもチェックしてみてくださいね!
↓ スイカ1切れ100円で販売!1玉がとても大きいので、半カットを800円で購入される方もいらっしゃいました。
↓ 豪快にトラックの荷台で冷やされているスイカを発見!
↓ 八街スイカの美味しさは、以前のレポートで紹介しています!
⇒ 2009年06月29日 続々登場!路地モノ野菜&糖度12度以上の八街スイカ!
⇒ 2011年06月08日 春野菜・夏野菜の境目の様子&八千代市の野菜は大丈夫?
他にも、その場で食べられるお店がたくさん!
一般的なお祭りで並んでいる屋台メシではなく、旬のおいしい野菜や果物だったり、素材にこだわった逸品だったりと、どれも魅力的でついつい食べ過ぎてしまいそう・・・。
↓ 焼きトウモロコシやかき氷、アイス工房「プチシャンテリー」さんからは八千代ビーフの焼肉販売も。
お馴染み「大吉ポーク」さんのコーナー。
煮豚はまるまる一本で1,000円です。切り分けられたものがパック詰めのチャーシューとして直売所クラフトさんでも販売されていますが、こちらが断然お得!!オススメは、網を外してフライパンで軽く火を入れるコト。周りがパリッとして、より香ばしい美味しさに!
↓ 1回で食べきれない場合、4〜5日は冷蔵で、それ以降は冷凍にて保存してくださいね。
↓ すっかり定番となったメンチカツ!イベント限定でしたが、お客様から「普段から購入したい!」との声が多く、今は直売所クラフトさんで冷凍品が置かれています。
こちらは、イシイ食品さんのコーナー。
以前はちゃんこ鍋のつゆをご紹介されていましたが(⇒こちら)、今回は「あごだしみそ」を使った冷や汁を100円にて販売。
九州ではポピュラーな冷や汁、とっても簡単に作れちゃうんですって!
↓ 売り場後ろにあるキッチンカーで作った冷や汁を提供しています。
↓ 作り方は簡単!少し置いて冷ましたご飯に、あごだしみそ5ccと冷たい水200ccを合わせてかけるだけ。お好みで薬味を添えて。
↓ 製造元は、野田にある窪田味噌醤油(株)さん。
開設記念祭では、八千代ふるさとステーションに入っている店舗さんで普段置いている品を安く販売したり、“袋詰め放題”や“○○掴み”などの楽しいイベントも用意されています。
お子さん連れでも楽しめますね!
(でも、掴み取り系は手が大きいご主人にお願いしているケースが多いみたい?!)
↓ 100円で1回、お米の掴み取り!八千代市農家の土屋さんが収穫したミルキークイーン。平均して2合くらいゲットされているようでしたよ!
↓ お馴染み「各種景品が当たる!ガラポン抽選会」!
当日の買い物レシート500円以上1枚で1回、2,000円以上1枚で3回チャレンジできます。
佐倉市大崎台にある「うみ商店」さんは、昆布やするめ、煮干しなどの海産乾物を扱うお店。
イベント向けに、北海道産の日高昆布の掴み取りや煮干しの量り売りコーナーをご用意されていました!
普段から直売所クラフトで掴み取りのものと同じ日高昆布などが販売されていますが、この日は特別に少しお安くなっています。
このうみ商店さんが扱う昆布は、本当に激レアな商品が多いんですよ!
例えば、函館市南かやべ産の“尾札部(おさつべ)昆布”は、皇室への献上品として知られていて、美味しんぼ作者の雁屋氏も実際に訪ねて第77巻で描かれたほど、極上の味わいだと有名な昆布なんだとか。ただし、関西の問屋さんが現地で直接買い占めるため、一般には出回らない幻の真昆布!
これを、うみ商店さんが現地の漁連の方々とのご縁から、直接仕入れているという関東初上陸の品なんです。
特に、写真左にある「早採れやわらか昆布」は希少価値が高く、南かやべの漁師さんの間で消費されて世の中にはめったに流通しないという、まさに幻の逸品!!
試食させていただきましたが、そのまま口に含んでも爽やかで上品な味わいで、柔らかいからおしゃぶり昆布のように頂けてしまいます。
オススメは、水で戻して結んだものを、めんつゆにつけてかるーく煮る(火を通さなくても良いくらい!)という食べ方。とても手軽に、素材の美味しさを堪能できるそうですよ!
↓ うみ商店さんに、こんな感じで現地から直送されてくるそうです。最高級の素材ですが、とても手頃なお値段なことにビックリ!料亭のお味をご家庭でどうぞ。
さらに、八千代桜の試飲販売ブースと並んで設けられた「銚子電鉄のぬれ煎餅」さんにもご注目!
銚子電鉄は、銚子〜外川間を運行するローカル鉄道。
廃線の危機を脱するために、銚子電鉄(株)事業部のすぐお隣りにあるヤマサ醤油工場さんのご協力を得て、銚子名物のぬれ煎餅を1995年に販売したところ大ヒット!順調に思えた経営でしたが、2006年に車両の老朽化対策のために5億円以上の設備投資が必要になってしまったのです。
そこで公式サイトを通じて、『電車運行維持のためにぬれ煎餅を買ってください!』というメッセージを掲載したところ、ネット上で瞬く間に話題に!!
⇒【ITmedia】ネットで「銚子電鉄を救え」 名物「ぬれ煎餅」に注文殺到(2006年11月21日)
↓ 当時、トップページに切実なお願いを書き込まれた方も販売にいらっしゃっていました!
↓ イベントでは、ちょっと割れがあったりするわけあり品を10〜11枚入り500円で販売!出来立ての新鮮な醤油が使えるのが魅力のひとつで、しょっぱさがほど良く強く、味が濃いのが特徴。霜降り状に味付けをしてあるので、独特のもっちりしっとりとした食感にアクセントがあります。加えて、甘醤油タイプと、薄味タイプも。
銚子電鉄のぬれ煎餅は、海側の道の駅では見かけるそうですが、ここ16号沿いでは八千代が初!7月から直売所クラフトの正面レジ裏あたりのお煎餅コーナーで、取り扱われることになったそうです。
お土産品として購入される方が多いのかと思いましたが、意外とご自宅用のものが売れているんだとか。お客様からは、『一枚がとても大きいし、お買い得感がある!ぬれ煎餅って結構高級なイメージがあるので、手軽に食べられて嬉しい』と好評なんですって!
ちなみに、右下に写っている「銚電ラーメン」は、富津で有名なラーメン店「梅乃家 (うめのや)」でも使われている都一(みやこいち)という乾麺使用。ぬれ煎餅と同じく、ヤマサ醤油さんとのコラボ商品です。
開設記念祭の話題から外れますが・・・
こういう道の駅に置かれているアイテムって、あまり入れ替えがなさそうに見えますが、実は直売所クラフトさんが扱う商品は、普段から見直しが頻繁になされているんです。10日に1個しか売れないよう商品はあっという間に無くなってしまいます!
その分、良いな!と思ったものはこうして新商品としてどんどん加わります。
↓ ラーメンと言えば、こちらも最近加わった千葉エーコープさんのアイテム。新鮮野菜をたっぷり使って、手軽に栄養満点の一杯を!
『お客様が一人でも欲しい!とおっしゃる品は、売り続けるようにしています。ぜひ好みの商品がありましたら、お声掛けください。』とクラフトさん。
(株)千葉産直サービスさんの「とろ青魚缶詰シリーズ」も根強い人気商品のひとつで、知る人ぞ知る人気の缶詰!まとめ買いする人が多いらしいのですが・・・
『とにかく缶詰に使う魚を徹底的にこだわっています。冷凍ではなく鮮魚を使うので生臭さがありませんし、脂のノリが抜群な旬の時期にしか作りませんので、栄養価が一般的な缶詰に比べて高いのも特長です。人気の「ミニとろイワシ缶」は、7〜8月頃までの旬の魚が水揚げされたときにしか生産しませんので、売り切れたらその年の缶詰は終了になります。缶詰なので半年ほど置いたほうが味わいに深みが増して、より美味しいとされています。』
↓ イベントに合わせて、試食販売をされていました。ほんとに、新鮮な魚を使った煮つけそのもの!普通に食卓にあったら、缶詰だとは思えないかも・・・!売り場にはレシピもあって、色々使いやすそうです。
今回、第19回目の開設創業祭・・・ということは、来年は祝20周年!
いろいろとアイディアを練って、ご来場の皆さんに楽しんでもらえるように試行錯誤されている道の駅やちよの皆さん。
そのひとつとして、この夏は「ヒマワリ」と建物周辺に植えてみたんですって!・・・って、なんで?
『ヒマワリの種を収穫して、イベントのひとつのアイテムとして使ってみようかと考えている最中です!今はとにかく大きな花を咲かせて、駐車場待ちの皆さんにも楽しんでもらえるよう育てています。ヒマワリは支柱を添えることでゆらさないようにすると、より大きく成長するんですよ!』
↓ ひとつの茎からものすごい量の花が・・・!!さすが、技術のある皆さんが育てると違います。
いやはや、今回のイベントは面白いポイントが盛りだくさんすぎて、長くなってしまいました。
何度も足を運んでいますが、毎回すこしずつ変わっているところがあって、何度来ても楽しめる道の駅やちよのお祭りでした!
●八千代ふるさとステーション 農産物直売所「クラフト」 047-488-3188
千葉県八千代市米本4905-1道の駅「やちよ」八千代ふるさとステーション内(地図)
【営業時間】9:30〜18:00
【定休日】第2月曜日
【交通手段】
(バス)@京成電鉄「勝田台駅」より米本団地行き(約25分)A東葉高速鉄道「八千代中央駅」から米本団地行き(約20分)※@Aいずれも終点米本団地下車 徒歩約5分
【ホームページ】http://craft-yachiyo.net/