2007年06月03日

ファミリー揃って日曜大工教室体験!

「かざみどりの家」でおなじみのオカムラホームさん。

長年不動産総合企業として活躍しているこちらの会社は、“あくまで八千代市を中心とした事業展開”にこだわりを持ち続けています。そんな地域密着をモットーにしているオカムラホームさんが、収益という枠を超えて「一企業として地元に何かしら還元していきたい!」と、社会貢献”の観点から取り組んでいることのひとつとして今のところ年2回のペースで開催しているのが、こちらの「日曜大工教室」なんです。

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単なるおけいこ教室ではなく、ファミリーで楽しい休日を過ごせるような体験型イベントだそうですが、オカムラホームが発行している季刊誌「かざみどり(インターネット版はこちら)」でしか募集していないにも関わらず、毎回大変な人気振り!

日曜大工とは全く無縁な感じの我が家ですが、教室のあとに用意されるというバーベキューについつい心を惹かれ・・・ものは試しとばかりに、今回で第5回目となる春の教室を予約!先日、なび夫さんとなび息子を連れて、家族3人米本にある作業所へと足を運んできました。

この日は前夜から降り続く雨に見舞われ、あいにくの空模様。雨天決行の教室でしたが、予定していた半分の組数しか集まらなかったそう。それでも集合予定時刻を迎えた作業場内は、子供連れの家族で賑わっていました。
途中、ちょっと道に迷ってしまったなび家チーム、時間を気にしつつ車を敷地内へと駐車し、小走りに受付テントへと向かいました。
「こんにちは!お名前をお願いします。」

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口頭で名前を告げ、受付表の予約内容と照合してもらったあとに、今回の参加費用の1,500円を現金でお支払いします。この教室、体験費用や材料、お昼のバーベキュー代コミコミで、1家族なんと1,500円という破格の参加費用なんです!
これはまさに、赤字覚悟の利益度外視企画や〜!

受付を済ませた後は、そのまま教室が行われる会場となる作業場へと移動します。シンプルな造りの建物(というか、大きなプレハブ作業場?)が2棟並んでまして、その間の敷地上にも簡単な屋根がついているので、確かにこれなら雨でも作業が出来そう!

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ブルーシートが敷かれた作業場には、教室で使用すると思われる木材セットが等間隔に容易されています。それらを囲むように、通常の作業に利用するための木材が壁に立てかけてあったり、機材が置かれていたりと、子ども達にとっては何だか基地のようで、ワクワクせずにはいられない雰囲気です。
我慢の限界!とばかりに、大人たちから離れて、どこからか調達してきた端材に金槌をカンカン当てている子ども達・・・その人数の多いこと多いこと!!“日曜大工”というだけあって、お父さん単独での参加も多いのかと思っていましたが、ほとんどが子連れファミリーばかり。幼稚園〜小学校低学年くらいの子ども達の中には、末っ子ちゃんでしょうか?なび息子くらいのベビちゃんもちらほら・・・。

雨のために集まりが遅れてしまったのか、開始予定を20分ほど過ぎた頃、ようやく集合の掛け声がかかりました。
まずは、教室主催のオカムラホーム会長によるご挨拶。

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『教室用の材料やバーべキューの用意をして、スタッフ一同今日を楽しみにしてきました。この教室は、地域の中で役立てることはないか?子どもたちが持っている良い芽を育てていければ・・・という想いで企画しています。ご家族で楽しんでいただくということはもちろんのこと、目的として“子どもたちにものづくりの喜びを持ってもらう”という狙いもあるんです。教室を通じて「うれしい!」という気持ち、そして自信とモノを作る勇気も持ってもらえればと願っています。
今日は実際にオカムラホームで働く大工さんがサポートしますが、この方々は百何十棟と手掛けてきているベテランです。ものづくりに対して“喜び”を持っているからこそ、40年も続けることができているわけで、こうした姿勢も一緒に伝えられたら良いですね。
そこで、お父さん、お母さんにくれぐれも注意していただきたいことがあります。今日は、出来るだけ子どもたちにやらせてあげてください。大人の対応によって、子どもが“ものづくり”自体を嫌いになってしまうこともあるんです。』

そう言って、会長は自分が小学生のときに体験した苦い思い出を語り始めました。夏休みの絵画の宿題を、お父さんに手直しされてしまい、出来上がった頃にはすっかり自分の絵では無くなってしまった「親父の絵」を、感づいている先生に提出しなければならなかったことで、すっかり自尊心を傷つけられ、絵を描くこと自体が嫌いになってしまったんだそう。

『今日の大工仕事・手仕事は、出来るだけ子どもたちに体験させ、お父さんは補佐にまわってくださいね。そしてお昼は美味しいバーベキューを思いっきり味わって、今日1日楽しんでください。』

挨拶が終わると、今日のスケジュールについて説明がなされました。
まずは大工さんによる実演作業を見学、その後11時から2時間ほどかけて「テレビ台」作りに取り掛かります。13時頃からは、スタッフが用意したバーべキューを参加者の皆さんで囲む・・・という予定だそう。さらに引き続き本日の講師となる大工さん7〜8名が簡単に挨拶を済ませたあと、木材が運び込まれ実演が始まりました。

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縮小・簡易版の家を建てるということで、まずは土台(基礎)部分から組み立てが始まります。木槌を使って四方から木材をはめ込んでいきますが、一切釘を使う気配がありません!くり貫かれた角に、木材がガッチリはめ込まれていくのですが、あっという間の作業にただただ圧巻です。
その作業をまわりで見守る子どもたち。大工さんの作業を間近で見る機会なんてそうそうありませんから、すっかり目が釘付けになって、真剣な表情ばかりが並んでいます。

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会長のお話のとおり、大工さんだけの作業ではなく子どもも参戦!
身を乗り出してすごく興味のありそうな男の子を抱きかかえ、作り途中の柱へ乗せて木槌を持たせます。はじめは高い足場に戸惑いながらも、すぐに慣れた様子で叩かせてもらっていました。

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2階部分、屋根・・・と快調に組み立てられ、最後に電動ドライバーでネジを留める作業へ。次々と子どもたちが抱えられては作業をこなしていきます。最近は小学校でのこぎりを使った図工の授業が無くなってきているそうで、こんな電動ドライバーなんて持ったこともない子ばかり。それでもすぐに要領を得て、真剣な表情で作業に没頭する様子に、お父さんやお母さんもカメラ片手に逆に目を輝かせながら見守っていました。
そうよね、もしなび息子が体験していたら、絶対私も写真を撮ってるわ・・・。それにしても、どの子も良い表情!

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「これで完成です!もちろん、足場が組まれたり基礎に丸1日かかったり・・・という違いはあるものの、流れ的には実際の家づくりもこんな感じで進めます。最後に、何か質問がある方はいませんか?」
その呼びかけに、子どもたちが次々と手を挙げました。
「大工さんは、雨が降ったらどうするんですか?」
大人でもそう言えばどうするんだろう??と思ってしまうような面白い質問がいくつか投げ掛けられます。
「屋根が出来るまでの2〜3週間は、その日お休みをします。ですが、屋根が出来てしまえば、中での作業が出来るのでお仕事をしますよ。」

ちなみにこの作品、もう少し手を加えて欲しい方にお譲りしますということでした。「犬小屋にいかがですか?」なんておっしゃってましたが・・・さすがにこんな大きな小屋は、さすがのお犬様でもどうだろう??立派すぎて庭に置けない・・・と、半分冗談だと思っていたんですが、なーんと6組もの方が希望されていました。
抽選で見事獲得された方は、ご自宅でペンキを塗ったり扉をつけたりして仕上げていただくということです。

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「それでは、お好きな場所のセットを使ってテレビ台を作りましょう。」という掛け声とともに、20〜25組ほど用意された材料セットへ各ファミリーが散っていきました。
私たちも一番近くにあったセットの前に腰を下ろしましたが・・・いざそれを目の前にしてみると、まず何から手をつければいいのかしら??考えてみれば、こういう作業って小学生の図工以来です。
脇には、既に完成したテレビ台が見本として置いてあります。

へー、こんな本格的なものを自分達で作るのかー・・・。
作るんだってー・・・。

振り返った先には、ほとんど外にいるのと同じなので肌寒かったのか、ちょっぴりぐずりだしたなび息子をあやしているなび夫さんの姿が。私の“困った視線”が一向に目に入る様子もなく・・・さーて、どこから手をつけようかなー。

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材料の上に1枚置かれた説明書きは、本当に本当に簡易なもの!板の長さや枚数、完成図などが描かれているだけで、手順なんて一切書かれていません。もちろんこれも意図してのことで、想像して作る楽しさや工程に広がりを持たせるために“あえての大まか”なんだそうです。
「100点のやり方なんてありません。工夫する、その過程を楽しむための配慮なんです。出来上がりの良さは関係ありません!」

ごもっとも!

・・・でも、私には困難すぎるー!

大工さんにヘルプをお願いしようかと周囲を見渡しましたが、目に入るのは、子どもたちが率先してどんどん作業を進めている姿・・・。だめだ!「何から手を付ければいいんですか?」なーんて、恥ずかしくて聞けない!!
周囲を見ていると、どうやらテレビ台の材料に、まずはのこぎりを当てているようです。説明書きには、60〜90cmで好きなサイズに作れるとありますし、そのままの材料で組み立てたとしても、棚が一枚挟まれるデザインなので、90cmの板をそのままはめ込もうとしても、両側の厚み分がジャマになってしまいます。
「とりあえず、板の幅が18mmだから・・・2枚分の幅を切らないとだわね!」
ここは思い切りが大切!と、板をスケール代わりにして鉛筆で線をつけ、慣れない手つきでのこぎりを当てました。
・・・って、どうやって切るんだっけ?こうやるんだっけ??
全然歯がすすまないし、どんどん腕が疲れるし!切れ目はだんだん斜めってくるしー!

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こんな要領の悪いファミリーはどこにもいません・・・。
かといって、率先してお父さんが作っている様子はなく、あくまで実際の作業は子どもたちが行っているようで、そこを上手にサポートしています。
子どもたちも真剣そのもの!
ええい!私も負けないぞー!

ギーコギーコと何とか一本目を切り終わりました。あと、もう片側分の幅を切り落とせば・・・!!
ここまででも、相当な労働力です。大工さんはこれを毎日やってるのかと思うと、とても頭が上がりません。

2本目をようやく切り終えた私の作業っぷりを見て、なび夫さんが後ろから一言。
「それってさー、2枚分の厚みを一気に切れば良かったんじゃない?」

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材料の長さを揃えて、緊張の仮組み合わせ。
大分斜めに切ってしまったような感じでしたが、組み合わせてみれば切り口もあまり気にならず、上手くはまりました!
おおー!コレだけでも何だかウレシイ!!

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ここからは、釘で固定したり、ヤスリをかけたりという作業に入るようです。
電動ドリルのすごい音に戸惑う子ども、それをサポートするお父さん。
扱い慣れないその手元が不安定で、今にも怪我しそう!と心配になりますが、そういう危なげな状況も経験させつつ、上手くフォローしている様子を拝見し、子育てそのものを勉強させてもらった気がしました。

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組み立て終わったら、最後にキャスターをつけて出来上がりです。
あるファミリーは、家に持ち帰ってからどういうタイプのニスを塗って、どんなペンキを塗ると良いなどといったアドバイスを、大工さんから聞いていました。
ペンキなどの最終工程まで行わないことで、家族一丸となって作業をするという楽しみが持ち帰られるところがいいですね!

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すっかりテレビ台を作り終えたファミリーが目立ち始めた頃、端材を使って創作に取り掛かる子どもが増えてきました。
そばにいらしたオカムラホームのスタッフさんは言います。
「とにかく釘を打つことが楽しくて楽しくて、バーベキューそっちのけでずーっとカンカンやってる子もいるんです。図工の時間でもこうした作業を行う機会が、だんだん減ってきているようで、釘すら打ったことがない子も多いんです。かといって、家でそういった機会を用意するというのも、日曜大工が趣味なお父さんでなければそうそう無いですよね。
家づくりの仕事をしている私たちだからこそ出来ることは何か?そう考えた時に、こうした機会を提供することも一つの貢献ではないかと考えました。
もちろん子ども達のためばかりではなく、大人の皆さんにも貴重な機会になるかと。先ほどあちらで伺ったんですが、参加された年配のご夫婦が“結婚式でのケーキ入刀以来の共同作業だ!”なんて表現をなさってたんですよ!大人も久々にものづくりを体験すると、すっかりハマったりします。前回いらした方で、上等なマイ道具を一式購入されたなんていうことも・・・。」

作業終了予定は13時でしたが、12時40分くらいにはポツポツと移動しはじめる方が増えてきました。仕上がったテレビ台の大きさも、また様々。90cm幅が用意された最大の大きさですが、カットして60cm幅まで小さくすることが出来たようで、沢山の端材が出来たファミリーの中にはイスまで作っている方も!家族総出で、テレビ台を大切に抱えて車へ運び込むその姿が、なんともほほえましい雰囲気です。

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私たちも片付けを終えて、いざバーベキュー会場へ!
早朝から降り続いていた小雨もいつの間にか上がり、格好のバーベキューコンディションに。この教室の常連さんなんでしょうか、水たまりを避けて持参したシートを広げ、すっかり寛いでいるファミリーも何組かいらっしゃいます。

お料理の内容はと言いますと・・・これで1家族1,500円じゃ、採算どころの話じゃないや!と心配になってしまうほど、ちょっとしたお祭り屋台のごとくいくつも鉄板が準備されていました。その上には、焼きそば・ウインナー・ポークソテーなどなど、予想以上に豪華なラインナップ!!さらに、大きな2つのプールには、ジュースやお茶のペットボトルがぎっしり。こちらもお好きなだけお飲みください、という食べ放題・飲み放題状態!

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発見してしまいました、八千代牛!
あまり知られていませんが、八千代には乳牛だけではなく食肉タイプの牛も飼育されているんです。
お味はといいますと、かなりさっぱりして脂分の少ない赤身系。後に嫌なしつこさもなく、肉そのものの味が堪能できる感じでした。
こうした焼肉も、鉄板で焼きあがったものを持っていったお皿にがばーっと乗っけてくれます。バーベキューといいつつも、参加者はただただ「食べる人」。用意や片付けは一切ありません。
バーベキューのお料理も、次から次へと出来上がります。まさに至れり尽くせり!

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バーベキューのお料理を大人たちが堪能し続けているよそで、今日初めて顔を合わせたはずの子どもたちが、年齢かまわずみんなで遊ぶ姿も見られました。
「ぼくは背は高いけど、1年生なんだ。きみは何年生?2年生かー!こっちは弟!」
ちゃんと挨拶して、すっかり仲間っていう感じで・・・。そうそう、私も小さい頃はあっという間に友達になる術を自然と持っていたなぁ・・・なんて、子どもの順応力にビックリさせられたり。
まだまだそんな輪に加わることは出来ないなび息子でしたが、まわりのお兄ちゃん、お姉ちゃんに興味深々!ベビーカーから落ちそうになるほど身を乗り出してあたりを見回しています。その様子を察してくれたのか、女の子がそばに来て相手をしてくれました。待たされっぱなしだったなび息子も、すっかりご満悦!!

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2時半を過ぎたあたりで、中締めの声掛けとなりました。
再びオカムラホーム会長からの挨拶で締めくくられます。
「今ある社会の中で、昔自分達が育ってきた環境には当たり前のようにあったこと・モノは何か?足りないものはないか?そういう目線でもって今後も色々と企画していければと思っています。今回の教室にもお越しいただいている“子どもネット八千代”さんは、そういった面で大変精力的に頑張っていらっしゃるお母さん方。これからも共同で地域活動へとさらに取り組んでいきたいと考えています。」

最後に参加者全員揃っての集合写真をパチリ!

体験工作に、外で頂く美味しいバーベキューというダブルパンチに、子どもたちはもう大満足のご様子。お父さんお母さんも楽しめて、家族がひとつにまとまれるというすばらしい教室でした。
あともう少し、なび息子が大きくなったらまた必ず参加したい!と思える充実した1日を、わずか1,500円で過ごせるなんて、これは確かにリピーター率が高いのもの納得です。
この企画、秋にもまた予定されているというので、ぜひ時期が近くなったら問い合わせてみてはいかがですか?

今度のために、トンテンカンの基礎知識。勉強しとくか!

●日曜大工教室 047-450-3452
千葉県八千代市米本2429-15オカムラホーム作業所(地図
開催日/年2回(春・秋頃)開催予定
※次回日程については、1ヶ月前程から案内できるとのこと。要問い合わせ。
問い合わせ先/(株)オカムラホーム 047-450-3452
ホームページ/http://www.okamura-home.co.jp/new_site/index.html?page=home

〔ご参考/今回の教室 開催詳細 〕※終了
開催日時:19年5月19日(土)10:00〜15:00
内容:大工さんによる作品つくり(実演)、ご家族でのテレビ台つくり、昼食(バーベキューを予定)
参加費:1家族/1,500円
募集人数:ご家族15組程度(実際参加組数は20組)
持参するもの:のこぎり・金槌・スケール・さしがね・タオル 等
※借りることもできますが、数に限りがあるので基本的には持参したものを使います。





posted by やちなび子 at 00:00 | Comment(0) | ◆おけいこ&学び体験レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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