内容を一部修正しました。
2013.04.19
暖かい日も増えてきて、お出掛けシーズン到来ですね!
遠出する機会もあるかと思いますが、運転中の事故はどんな人にも起こり得るトラブルのひとつ。
自分がいくら気を付けていても、「もらい事故」というケースがあるのです。
記憶に新しいところでは、今年初めの降雪には閉口しましたよね。
特に成人式の日を混乱に陥れたどか雪では、市内で何件もの車両事故が重なりましたが、あの日はお友達ママも後ろから追突される、いわゆる「もらい事故」に遭ってしまったそうです。
信号待ちをして完全に止まった状態だったので、過失は追突してきた側のみの10対0事故。
相手は車両保険に加入していて、その保険会社からきちんと車の修理代も支払ってもらえたとのことでしたが・・・。
この「もらい事故」って、被害者が加入している保険会社は、交渉に一切関われないのをご存知ですか?
自動車保険は“事故を起してしまったときの賠償”が目的なので、過失が無い(10対0)ということは、相手に対して一切賠償する必要が無いということ。
相手との交渉全般は、すべて“自分”で行わなければならないのです。
そうは言っても、交通事故なんて一生にそう何度も経験するものではないですからね。
私なんてなび夫さん任せだから、車を修理するにしたって、勝手に業者を決めていいのか?連絡を待ってから行うものなのか?という次元で分からないことだらけ。
普通に示談交渉を進めていくことすら不安なのに・・・
「もし相手が車両保険に入っていなかったら?」
「ゴネて修理代を払ってくれなかったら?」
「相手の保険会社がきちんと対応してくれなかったら?」
とてもじゃないけど対応できる自信なんてありません!
どこか相談できる場所は無いの?!
そんなときに頼りになるのが、法律事務所の弁護士さんなんです。
自動車保険には、弁護士さんへの報酬や訴訟などの費用を支払ってくれる『弁護士費用特約』というサービスがあるほどで、年間2,000円程度の負担額なので加入されている方も多いかもしれません。
・・・とは言え、実際のところどんなレベルの事故なら、弁護士に相談してもいいのか悩みませんか?
やっぱり死亡事故だったり、裁判になるほどこじれたりしたときにお世話になるイメージが強くて、通常の示談交渉ごときで相談しに行ったら笑われるんじゃ・・・。
いえいえ、ご安心を!
大きな事故でなくても、法律に関することなら大丈夫。その道の専門家にお願いすれば安心なのはもちろんのこと、個人で交渉するより格段に大きなメリットがあるんですって!
その具体的なメリットを調査するべく、今回足を運んだのは「身近な法律のかかりつけ医」というキャッチフレーズを掲げている『八千代佐倉総合法律事務所』さん。
弁護士の菊川秀明さんに、お話を伺いました!
↑ 早大法学部をご卒業後、商社や外資系IT会社の企業法務に従事されていた菊川氏。経営企画部門にてコンプライアンス策定、経営戦略の策定などにも関与。その後、弁護士登録したのち外資系の法律事務所で多岐にわたる訴訟・事件などの活動を進めていましたが、積み重ねた経験を生かしながらも、より親しみやすい法務サービスが提供できるようにとH25.1月から勝田台駅前に個人事務所を構えられました。
個人・法人問わず、身近な法律問題から刑事事件、企業法務に至るまで、あらゆる法律相談に対応することが出来る、経験豊富な弁護士さんです!
まず前提として、個人で保険会社と“適正な交渉”を進めていくことは、かなり至難の業なんだとか。
『相手は事故対応のプロです。保険会社側にとっては、出来る限り賠償金額を抑えたいので、場合によっては過失が一部認められなかったり、納得のいく治療代をカバーしてもらえなかったりというトラブルはよく聞く話です。相手の言うことに流され、気付かないうちに正当に得られる賠償を受け損ねるケースも少なくありません。』
普通に考えれば、数えきれないほどの交通事故を取り扱っている保険会社が、その自社基準に従った賠償金額を支払うわけですから、平均的で妥当な数字なのでは?と思いがちですよね。
ところが、保険会社が提示する金額というのは、「裁判上認められるであろう金額」よりも相当に低いのが通例なんですって!!
どうしてこのような違いが生じるのかと言えば。
「裁判上認められるであろう金額」というのは、過去の多数の交通事故事件における判例の蓄積により形成された、徹底的に“被害者目線”の水準だからです。
保険会社は、あくまで営利企業であり、保険金の支払額を減らせば減らすほど利益が残るという仕組みである以上、その水準よりも常に低い水準にとどまっているのが現状。
そこで弁護士は、被害者の立場に立った金額が支払われるよう保険会社と交渉するわけです。
実際、弁護士さんに代わって交渉を始めると、保険会社の対応も一転!
提示されていた賠償範囲や慰謝料に比べて、金額面が2〜3割は上がる(適正な額に修正される)とか。
『交通事故は、明日にでも遭うかもしれない、誰にでも起こり得るトラブルです。
そして、加害者が任意保険に加入していなかったり、被害者側に身体的な障害を負ったり死亡してしまうケースなど、交通事故の対応もさまざまです。もちろん、交通事故は車両同士だけではありませんから、普段運転しない方にも同じようなリスクが常に存在しています。
また、もらい事故だけではなく、天候や道路状況、被害者の行動要素などによっても、残念ながら交通事故を起してしまう可能性は、誰にとってもゼロではありません。
どのような状況に置かれてもベストな解決策を講じるために、とにかくお一人で抱え込まず、まずは法律事務所へご相談いただくのがおすすめですよ。』
なるほどー!
もっと気楽に相談に伺っても大丈夫なんですね。
と、アドバイスを頂いたものの・・・実際そんな状況になったとき、一体どちらへ駆け込めばいいのかしらね?
“弁護士”と一口に言っても、力量はもちろん相性だってあるだろうから、どこだって一緒ではないはず。
事前にある程度情報を集めたい!と思ってみましたが、想像以上に少ない手がかりに大苦戦。
八千代市近隣ではホームページを持っている事務所自体が少ないし、口コミ情報といっても、法律事務所って敷居が高くて非日常的なイメージが強いから、普段の会話で「私、どこそこの弁護士さんがごひいきなの!」なんて話になったためしがありません。むしろ、弁護士さんのお世話になりたいだなんて話題に出したら、変な気遣いをされやしないか・・・。
一番気になる「何を依頼した時点でどの位の費用がかかるのか?」といった詳細にいたっては、全国的にモヤモヤしてます。弁護士会の基準に合わせた料金設定と書いてあることが多いけど、そもそも“基準”って一体いくら?!
こうした不安は皆さん一様に感じているようで、弁護士に相談しにくいとされる最も多い理由は、「弁護士に支払う費用がどのくらいになるのか想像がつかない」ことだとか。その背景として、法律相談を受けた上でなければ、弁護士に対して支払う金額が明確に伝えられないという、コンサルティング業ならではの請求スタイルがネックになっているようです。
かつては見積書も作成しない慣行があったんですって!
寿司屋の“時価”くらい怖すぎる・・・。
八千代佐倉総合法律事務所さんは、そうした不安に着目。
金銭的な負担を、出来る限り軽減することに努めたそうです。
『確かに、“まずは相談を”と言われても、気軽に足は運べないですよね。法律相談自体に料金がかけられていますし、相談した以上「やっぱりいいです」とは言いにくいですから。
しかも、明らかに弁護士の力を借りたほうが良い依頼だと分かっているならともかく、もしかしたら必要がないかもしれないのに“相談料”を支払わなければならないことも、更なる抵抗感を生み出しています。
そこで当事務所では、初回法律相談料(通常5,250円/30分)を無料にしました。
大抵30分もあれば、大体どの程度のトラブルになっているのか?どういう対処が適切なのかなど、把握することが可能ですから、時間を長引かせて料金を取るのでは・・・というご心配も無用ですよ。
初回であれば、仮に1時間かかっても料金は取りません!また、法律問題だと思って相談に来られた方の中で、実は法律上の問題は何もなく、結果的に人生相談になってしまったというお客様もよくいらっしゃいますが、これは全く迷惑ではありません。むしろ、相談をしたことで、お客様が安心して帰っていかれる様子を見ることに喜びを感じています。』
そして費用とともに相談しにくい要因となっているのが、弁護士“先生”というイメージから来る、何とも気安く話かけられないような「敷居の高さ」。
これを打開するべく、菊川さんが目指したのは、単に法律の判断を伝える弁護士ではなく、“だったら、どう動けばいいのか?”という具体的なアドバイスの出来る弁護士でした。
『自分が企業法務に携わっていたとき、担当弁護士の方から得られる情報は「違法か、合法か」という結論ばかり。でも実際に必要な情報は、その先の具体的な解決策だったのですが、なかなか話を伺える雰囲気ではなかったのです。
当事務所は、お客様に内容をきちんとご理解いただけるよう専門用語を極力使わず、相手の気持ちに立った解決策を具体的に提示します。案件の見通しや進捗状況は定期的に報告し、不明な点があれば何度でも説明するように努めています。』
↑ 始終にこやかな雰囲気だった菊川弁護士。とても相談しやすく、穏やかな口調が印象的でした。
足を運びやすい営業時間を整えることも配慮されています。
最近多い相談のひとつに、「未払い残業代請求」があるそうです。
サービス残業分の賃金や、不当な解雇による退職金を正当に受け取るために、手助けいただくものです。
今後もその会社で働いていく意思がある場合は、逆に減給や不当な扱いを受けてしまいかねないため、どちらかといえばそれを理由に辞めようと思っている方、若しくはすでにやめてしまった方に効果的な対応だとか。
お勤めされている場合は、なかなか平日昼間にしか法律相談が空いていない状況は心細いもの。
そこで、八千代佐倉総合法律事務所さんでは、平日昼間に予約を取っていただいた上で“土曜日&平日夜間の法律相談”を実施しています。
八千代市内や近隣では、土曜日に行っている事務所はあまり無いので助かりますね!
↑ 事務所は会社帰りなどでもアクセスしやすい駅前に。勝田台駅北口の「T1出口」からならすぐ目の前!ビルから道路を挟んだ場所に、駐車場の用意もあります。
“いつでも相談できる気軽さ”ということであれば、最近はインターネット上やメールのやりとりだけで相談出来る!なんていうサービスも見かけますが、ああいう窓口は設けていないんですか?
『文面で相談を受けただけでは、結局一般論でしか返答が出来ません。さらに相談する方も、大抵は自分にとって都合の良いことしか書きたくありませんから、悪い部分を聞かずにこちらで出した結果をもとに相手と交渉しても、やはりうまくいかないんです。直接お会いして、さらにその方の表情を拝見しながら会話を進めていくうちに、相手だけではなく相談された方側の問題点も読み取れ、それを反映した解決策を提示することができたりするのです。
そのため、まずは当事務所まで足を運んでいただくことを前提にしています。』
相談した結果、弁護士の力が必要だとなった場合には、やはりそれ相応の費用がかかってくると思いますが・・・具体的には、どういうことを依頼したときにいくら位かかるものなのかしら?
なかなか聞きにくい金銭面の話も、こんな感じで詳しく話してくださいました。
『基本的には、何か文書を作成したり、弁護士が入ることで取り戻した金額の一部(ケースによってその割合は異なります)を報酬とするなどして、料金が発生します。例えば、300万円を返して欲しいということでご相談いただいた結果、実際には200万円しか取り戻せなかった場合は、その200万円の何パーセントかを報酬としてお支払いただくという感じです。
弁護士会が定めている基準額というものがあるのですが、これと同等若しくは近隣の法律事務所より下げた料金設定にしていますし、その詳細内容はご相談の際にプリントしたものをお渡ししますし、近々ホームページにも同じ情報を掲載する予定です。
また、見積書はきちんと交付いたしますし、当事務所ではお受けした案件の進捗状況は定期的にご報告し、見通しやそれに伴う費用なども事前にご説明することで、金銭的な不安をお持ちいただくことがないように努めています。
当事務所は法テラスに加入していますので、金銭面でお困りの方からのご相談にも一番ベストな方法をご提案いたします。先立つものがないから・・・とご相談を躊躇されている方も、安心してお越しください。』
相談しやすい環境を整えるということで、キッズスペースの用意もなさっていました。
離婚関連の相談も多いようですが、小さいお子さんがいらっしゃるため“子どもと一緒でないと法律相談を受けられない”という問題を解消するためです。
↑ キッズスペースは、応接テーブルのすぐ脇にあります。
離婚は、記入済みの離婚届を役所へ提出すれば成立します。
“離婚することにお互いが合意した”=協議離婚と呼ばれていて、訴訟の末による離婚の件数はほとんどなく、約95%の離婚がこの協議離婚だそうです。
一見すれば、お互いが納得したうえでの離婚なので問題がなさそうですが、実際には後々になって
・養育費の額が適切でなかったり、不払いが発生したりする
・夫婦の共有財産が正当に折半されていなかった
・親権が相手にある場合に、将来にわたって子どもと面会する約束が守られない
などといったトラブルを抱えるケースが少なくありません。
一度離婚が成立してしまうと、こうした問題を是正しようとしても後からでは難しくなってしまいます。
そのため、協議離婚の場合には必ず「公正証書」を作っておくことが大切だとか。
夫婦間だけで取り決めた離婚協議書では、法的な強制力はありません。八千代市からだと船橋公証役場が一番近そうですが、きちんとそこで公証人を通して公的文書にしてもらうことで、例えば養育費の未払いが発生したとしても強制的に取ることが出来るのです。
その元となる内容を二人で作成することも可能ですが、自分に不利な内容になり兼ねません。そんな不安を解消するためにも、弁護士に委ねるのが確実だとか。
『離婚はしたくないけれど、浪費が困る、DV気味だ、などといったケースも、状況がまだ軽いうちに相談にきていただければ、ご主人に知られることなくご相談に応じることが可能です。また、同じように金銭面でのトラブルで多いのが、知人間でのお金の貸し借りです。これも離婚と同じように、口約束だけではもし裁判沙汰になったとしても、貸した証拠が無い限り取り返すのは困難です。ぜひ保険のつもりで書面を残すことをおすすめします。渡す際にも「知り合いに作ってもらった」等と言ってお渡しいただけるだけで大丈夫です。』
一般的に「弁護士へ相談しよう」と思い立つのは、紛争が拡大して当事者間ではどうあっても解決できない段階になってから。
けれども、どんな深刻な問題も、早期に適切な対応を取ってさえいれば、紛争に発展すること自体を抑えられたり、損害も軽く済んだりすることができると菊川弁護士は言います。
『例えば、体の具合がちょっとおかしいな?と思っていながらも病院に行かず、症状が重くなってから通院した結果、早期に通院した場合と比べて、治療期間が長引き日常生活に支障が出てしまったりしますよね。トラブルというのはそれと同じようなものです。
もちろん、紛争が当事者に解決できなくなった段階からの相談もお受けしていますし、お客様のために最大限の努力を尽くしますが、やはり悪化する前にご相談を受けていた場合と比較すると、どうしても得られる成果や選択肢には限りがあります。
だからこそ、早い時点から積極的に関与させていただくことは、お客様が被る損害を極小化するためにも大変重要なのです。
ぜひ当事務所を、生活上のトラブルを治す「診療所」のように、お気軽にご利用ください。より身近な存在として、皆様から継続して信頼いただけるよう努めてまいります。』
トラブルや問題は、残念ながら誰にでも発生します。
そんなときのために、ぜひ頭の片隅に覚えておきたい駆け込み寺です。
★お得情報
初回法律相談(30分)を無料にて対応いたします。
●〜身近な法律のかかりつけ医〜 八千代佐倉総合法律事務所 047-409-0192 ※要予約
弁護士/菊川 秀明
千葉県八千代市勝田台北1-3-21 ピノキオ勝田台ビル5階(地図)勝田台駅北口(T1出口)目の前
【駐車場】有り
【営業時間】平日 9:00〜18:00
※平日時間外・土曜日の面談もご予約可能
【定休日】日曜日
【問い合わせ】電話(047-409-0192)または メール info@yachiyosakura-bengoshi.com (お問合せ内容、ご連絡先等を明記方)にてお受けしております。
【ホームページ】http://www.yachiyosakura-bengoshi.com/
【 >相談・サポートの最新記事】