2010年10月29日

【追加記事】秋〜冬の味覚満載!野菜高騰時こそ上手に活用(道の駅やちよ農産物直売所クラフト)

9月下旬頃からのビックリするような価格高騰も、ここにきて少し落ち着いてきたかな?と思う雰囲気はありますが、今回は野菜が最高騰していた時期に見に行った道の駅八千代の農産物直売所「クラフト」さんの様子をお伝えします。
スーパーの青果売場がありえない状況にあるほど、八千代にこんな直売所があって良かった!!としみじみ。丁度私が見に行った時に「なぜ野菜高騰中でも直売所は安いのか?!」というテレビ取材が来ていたくらいです。今年は4月頃にも野菜高騰でアタフタしていましたし、今後も多々やってきそうな高騰パニックの折には、ぜひ地元直売所を上手に活用してみては?

ということで、10月中旬に拝見したクラフトさんの様子がこちら。

221029-1.tenpo.jpg

まずは寒い夜にピッタリ!美味しい鍋料理に欠かせない白菜や大根などの大型冬野菜が、10月中旬頃から出回り始めました。大根は出始めだったので1本150円〜180円ほどでしたが、特に青菜高騰のときには葉も食べられる大根やカブなどは重宝します。
直売所では大根は大抵葉っぱ付きで販売されているのですが、この葉もシャキシャキと新鮮な美味しさ一杯!ぜひ捨てずに、おひたしやお味噌汁、野菜炒めなどに活用したいところです。ちなみになび家では、大根一本&葉っぱ全部は野菜室に入らないので・・・一部はさっと湯がいたものをこまかく刻んでいつかのお味噌汁用に冷凍、青々しい葉の部分は炒め物用としてその日に利用、さらに余った部分もかつお節、しらすなどと一緒にお醤油や味の素で炒めてご飯の友にしています。

221029-2.tenpo.jpg
↑ 青々とした葉っぱの部分もみずみずしくて新鮮。直売所=泥つきのイメージがある方もいるかもしれませんが、最近はこうしてサッと洗ってあるものが多いので家に持ち帰っても扱いやすく困りません。

221029-3.tenpo.jpg
↑ こちらはカブ。やや小ぶりながらも葉っぱは十分活用できるので、高騰時には貴重な食材!葉っぱは大根よりクセがないせいか、なび夫さんはカブの葉のほうが好きみたいです。

暑い時期には姿がなくなる青モノ野菜も売り場に復活!小松菜やほうれん草も、高騰時で150円程度で売られていました。そして一束がしっかりボリューミー!10月上旬あたりから少し雨が多くなってきたため農家では一斉に青菜の種をまき始めるようで、今後は販売量も多く且つぐーんと安くなってくる傾向に。

221029-5.tenpo.jpg
↑ 売り場には小松菜、ほうれん草のほか、ニラや空芯菜、つるむらさきなども。空芯菜は薄切りニンニクを加えた油でサッと炒めるのが美味しい!

221029-4.tenpo.jpg
↑ 10月中旬は150円程度でしたが、恐らく今はもっと下がっているはず。直売所の青菜は購入してから長持ちするので重宝します。ちなみに私は、茹でて冷凍保存することもありますが、ざくざく適度に切って洗ったものを水切りにかけて、ジップロック袋に入れてそのまま野菜室に保管してます。お味噌汁や炒め物に使いやすいし、意外と5日〜1週間はもちますよ!茹でると使い道が制限されてしまうし、カサが減ってもったいないので・・・。

長ネギも束で沢山入って300円!!この時期、スーパーだとほっそい1本でも100円近くしていたので、即買いでした。これから冬場はぐぐんと値段も下がるし、鍋にピッタリな極太タイプも続々出てくるので、長ネギコーナーはさらに賑わってきます。

221029-6.tenpo.jpg
↑ 長ネギコーナーはクラフト本店側の中ほどにあります。

221029-7.tenpo.jpg
↑ まだまだ高値が続くミニトマトも、ここではこの高騰下で1パック200円!!クラフトでは、旬の時期に限らずトマトの価格はあまり変動がないのが特徴です。ちなみにこの写真のトマトは八街産です。

そうそう、栗もまさにピークな感じでした。
2、3年ほど前からこうしてレポートでお伝えしていますが、確実に栗の販売数が増えている!!
『そうなんです。栗の生産者は八千代市内でもかなり増えてきていますよ。他の農作物を育てながら、栗も栽培し始めているケースが多く、結構市内でも「栗販売中」なんていう看板を目にしますね。この量で200円〜300円なんていう袋もありますから、かなりお買い得だと思いますよ。』

221029-8.tenpo.jpg
↑ ひたすら続く、栗の列。

221029-9.tenpo.jpg
↑ 200円〜600円ほどまで、同じ一袋でも粒の大きさによって価格が変わっているようです。

221029-10.tenpo.jpg
↑ 茹で方や保存方法などを詳しく紹介している紙も貼ってありました。生栗を水のはったボールに入れて一晩寝かせてからゆでるとねっとり甘くなるんですって!私もこの日200円の小粒タイプを一袋購入しましたが、上手にほっくりゆでられました!しかも、小粒だけれど実もしっかりしていて満足でした。子供のおやつに丁度よかった!

221029-11.tenpo.jpg
↑ 余った栗は冷蔵庫に入れる前に切り込みを入れておき、食べるときにトースターでパックリ割れるまで焼くんだそう。私も試しましたが、確かにチンするより水っぽくならずほっくり美味しかった!

221029-18.tenpo.jpg
↑ 手軽に試したいなら、惣菜コーナーの栗ごはんを。

千葉ならではの一品、生落花生も。以前、生落花生をゆでるのにチャレンジしてみましたが、乾燥したピーナッツとは全く違った味わいで、こっくりと油分を感じます。この時期ならではのものなので、見つけたらぜひお試しあれ!
⇒やちなびブログ/2007年10月01日 生らっかせいを食す。

221029-12.tenpo.jpg
↑ 殻がきちんと取ってあって洗ってあるものもありますし、まだツルが付いた泥つきのものも。

221029-13.tenpo.jpg
↑ 扱いがちょっと分かりにくそうな野菜には、大抵こんな感じでアドバイス付きの札が付いています。売り場の方に聞いても、色々と教えてくださるのでぜひ気軽に声を掛けてみて!

新米も販売がスタートしています。今年の猛暑で米の色が濁ったりする被害が国内あちらこちらで発生しているというニュースを耳にしますが、八千代では今年は豊作なんだそう。5kg 1,800円と、お値段も平年に比べて200円くらい安いようです。

221029-14.tenpo.jpg
↑ 八千代産のお米もクラフトの人気商品のひとつ!やや小粒ながらも同じ農家から収穫された単一種類なので、炊き上がりは市販のものに比べて違いがあるんだそう。

221029-15.tenpo.jpg
↑ エコファーマーを取得された農家が手掛けていたり、地下水で栽培していたり、皆さんそれぞれ工夫を重ねて作り上げた自信作揃い!農家によって味が違うので、お客さんも色々と試して自分のお気に入りを見つけているとか。

そうそう、今回もクラフト豆知識をゲット。
以前、「クラフトではきのこ類が激安」「黒豆やあずき、トラ豆など乾燥豆類が良質なのに普通より安い!」なんていうプチ情報をお伝えしてきましたが、食卓には欠かせない玉ねぎとジャガイモも普段からお安く置いているそうなんです。旬なら八千代産のほうが鮮度も種類も豊富ですが、時期によっては入荷されないことも。そんな時でも常に購入できるように、北海道産などのものを年中置いているそうで、こちらの価格がこの日は玉ねぎは中〜大玉3個入りで一袋120円、ジャガイモも大振りな男爵イモ4個入りで一袋150円!

221029-16.tenpo.jpg
↑ 常連さんはこの玉ねぎ&ジャガイモコーナーも欠かさず立ち寄っていかれるとか。

そして、肉の旨みがしっかりしていて脂がしつこくないのでなび家でも愛用している「大吉ポーク」のコーナーが、いつの間にか上段にまで広がっていました!今まではこま切れやバラ、トンカツ用ロース肉などカットされた豚肉そのままが置かれていましたが、加工品が追加されておりました。
ジューシーそうな手作りポークウインナー(200g 380円)や手作りハンバーグ(2枚 298円)、色よく焼き上げられた豚モモチャーシュー薄切り(200g 399円)などなど、大吉ポーク好きには気になるラインナップです。

221029-17.tenpo.jpg
↑ クラフト店舗奥にある肉売り場。以前は魚の干物なども入り交ざって置いてあった左側でしたが、上段まで全て肉類に統一されました。

221029-20.tenpo.jpg
↑ ハンバーグの種は、そのまま焼くのはもちろん野菜の煮込みやお味噌汁に、適当にちぎって肉だんごとして入れたりするのにも便利!

221029-19.tenpo.jpg
↑ 帰りにポークウインナーを一袋購入。後日ボイルして食卓へ出したところ、なび夫さんは最初はパクパク食べてましたが、さすがに5本でノックアウト。ジューシーでコクもあって、パンチのある品でございました。ウインナー好きななび長男も2本食べてたけれど、200gって思いのほか多いわね。私も食べて、まだ2本残っていました。ちなみに市販品のウインナーより傷みやすいのでご注意を!(その2本をしばらく冷蔵庫に置いておいたら固くなってきて、あわてて使いました)。

イベントのお知らせもありました。
道の駅やちよ恒例の「秋の収穫祭」が、11月6日(土)10:00頃〜15:00頃まで行われる予定です!野菜の販売はもちろん、焼き芋の販売やつきたてのお餅をからみ餅や雑煮にして販売する予定です。
当日はかなり混雑するので、“普段のお買い物にいらっしゃる方は、日をずらしていただくのがオススメ”とのことでした。
⇒2008年11月03日 八千代ふるさとステーション「秋の収穫祭」

221029-23.tenpo.jpg
↑ 2年前の秋の収穫祭の様子。毎回イベント内容は異なるのでこのままではないと思いますが、焼き芋とお餅は出店予定ですって!

焼き芋といえば、クラフト店内での販売もスタートしていました!
1本100円というお手頃価格に、皆さん焼き上がり時間になると次々と手が伸びていくので、いつも私は小さめのものしか見たことがなかったのですが・・・焼き上がりの品を見せてもらったら!!かなり大きめなものもあるので、これで100円は安い!と改めてビックリ。

221029-21.tenpo.jpg
↑ 自分で好きなものを袋に入れて、他の買い物と一緒に会計へ。

221029-22.tenpo.jpg
↑ 「焼き芋はまるまるしていて太いもののほうが、筋が気にならずにほっくりと美味しいですよ!」

今回は取材日からレポートをアップするまで、時間が空いてしまったので・・・、特に青菜系などはぐぐっと値が下がってお買い得感が溢れてきていると思いますよ!
10月下旬から急にぐんと寒くなってきてしまいましたが、ぜひ美味しい冬野菜で免疫パワーをつけて乗り越えましょう!!

●八千代ふるさとステーション 農産物直売所「クラフト」 047-488-3188
千葉県八千代市米本4905-1道の駅「やちよ」八千代ふるさとステーション内(地図
営業時間/9:30〜18:00(4月〜9月は〜18:30まで)
定休日/第2月曜日
【交通手段】
(バス)@京成電鉄「勝田台駅」より米本団地行き(約25分)A東葉高速鉄道「八千代中央駅」から米本団地行き(約20分)※@Aいずれも終点米本団地下車 徒歩約5分B公共施設循環バス「ぐるっと号」でふるさとステーション下車
〔関連記事〕
2007年09月26日 道の駅やちよの農産物直売所「クラフト」
2009年09月11日【追加記事】種類満載の梨!秋の味覚揃いました
2008年09月04日【追加記事】梨ピーク!新米も出始めました



posted by やちなび子 at 00:00 | Comment(0) |  >農産物直売所クラフト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。