私は最近「お花&スイーツ」などの組み合わせギフトなどをネットで購入したりしていますが、鉢植えなどのカーネーションも結構値が張るわりにはスタンダードすぎてパッとしない感じ・・・。
せっかく年に1回贈るんですもの。選んだだけのギフトじゃなくて、もっと気持ちのこもった素敵なものをプレゼントできたらいいなぁ、なんて悩める私にピッタリのご提案を、フラワースタジオRosa(ローザ)さんから頂いたんです。
『生花のカーネーションやバラを使って、素敵な母の日向けのフラワーアレンジをご用意してみたので、ぜひ体験にきてみませんか?』
おー、なるほど!買ったお花に手を加えれば、オリジナリティ溢れるプレゼントに仕上がるじゃないですか!
実は丁度3月末になび夫さんの実家へ帰省することになっているので、一足早めのプレゼントを手土産のひとつに加えるべく、昨年5月にも体験させていただいた教室へと向かいました。
⇒前回のレポートはこちら
2009年08月25日 グリーンアレンジ体験!「Flower Studio Rosa(フラワースタジオ ローザ)」
場所は296号沿いの新木戸保育園近くで、ご自宅兼教室とはいえ入口も教室専用に設けてあって気兼ねなく入室しやすい雰囲気です。個人レッスンにピッタリな、広すぎずアットホーム感溢れるお教室!
さて、まずは前回同様、実践前にレッスンの概要を手元のプリントを見ながら説明を受けました。
フォームはフリースタイルのアレンジで、どの方面から見ても映えるように“4方見”で作成。レイアウトのスタイルは、“母の日に感謝を伝えるテーブルアレンジメント”という目的設定がなされています。
扱うお花についてもひとつひとつ特徴を紹介してくださるので、花に詳しくない私でもアレンジする際にどれが何だか分からない・・・なんてことにはなりません。
『今回利用するお花は、「ノビオバーガンディ」というフリルが可愛らしいシックなカラーのカーネーションを7本、そして「イヴピアッツェ」という大きめなバラを3本使用します。バラの香りは割と好き嫌いがあるかと思うのですが、このバラはとっても香りが良いので食卓に置いたりして頂いても邪魔になりませんよ。』
確かに!
私も芳香剤にバラは選ばないくらい苦手(生花と芳香剤を比べるのもナンですけど)に思っていましたが、イヴピアッツェはスッキリとしたすがすがしさがあって胸焼けするような感じもなく、それこそ高貴なイメージを彷彿とさせられるようです。というか、よく考えてみればあまり生花のバラに触れる機会が無かったわ・・・。食わず嫌いじゃないけれど、香りも実際にかいでみることは大切だと改めて実感。
これならどこに置いても嫌味がなくてリフレッシュ出来そう!
ちなみにこのアレンジに使うバラは、その日の入荷具合によって品が変わるそうなので、レッスンの日によってはやや小ぶりなバラを用意する場合もあるようです。
お花を飾るのは、花瓶ではなくこちらのブリキ製のバケツ。
花の量に対して口も広いし、面白い雰囲気は出そうだけど・・・母の日のプレゼントとしては地味な感じもしますが?しかも、隣りにはダンボール紙も一枚。
これは一体??
『フレンチスタイルのアレンジは、お花だけではなくフルーツや小物など、何でも利用して作りこめる自由さがあるというのは前回のレッスンでもお話しましたが、今日はこのダンボールをハート型にくり抜いて土台にするんですよ!そのダンボールに、前回もホチキスで固定しながら丸めて使った“ドラセナ”の葉っぱを、今度は巻いていくんです。花はくり抜いた中に寄せてアレンジしますから、この本数でも十分!』
だからブリキのバケツも浅めで乗せやすいものをセレクトしたわけですねー!巻きつけて使うというその発想、提案してもらわなかったら思いつきません。こういう技を教えていただけるのも、家で単に花を生けるのとは違った良さのひとつ。
『今回の作品の雰囲気を大きく左右するのが、実はこのハート型の形なんです。ハートの型はご自由に切り抜いていただきますが、ちょっとふっくらした丸い形だとキュートに、長めのスタイリッシュなハートにするとエレガントな雰囲気に仕上がりますよ。』
ということで、まずはハート型にダンボールから抜くという作業から。
これが意外と時間がかかって難しい!
ブリキのバケツをひっくり返してダンボールの上に置いて円を描き、少しはみ出すくらいの気持ちでハートを書いてからカッターで切り取っていくんですが、普段そんなに大きくハートなんて書きませんからね・・・。
あれ?あれ??
最後がうまくつながらなーい・・・!!
四苦八苦しながら用意できたハートのダンボールに、柔らかな葉の特徴を活かして赤いドラセナを巻いていきます。巻き方ひとつにしても、方向だったり留める位置だったりと作業していると悩みが出てきますが、手が止まるだけで“何を迷っているのか”を的確に察してくれて、こうした方がいいんじゃないかしら?とアドバイスしてくれるのも、個人レッスンならではの良さ!
↑ ドラセナを巻きつけ終わったら、ドラセナの茎を数本バランスよく貼り付けました。こうすることで、グッとオシャレで引き締まった感じに!
ブリキのバケツに水を含ませたオアシスを入れ込んで、シサル麻(よくプレゼントのクッションに使うような細い紐のかたまり)をクッションにハートの土台をセットすれば、あとはお花を差し込むだけ!
↑ バランスよく敷いて傾きや厚みを作ってからハートの型をセット。4方見とはいえ、ハートの向きを考えて一番正面からの見栄えが良いような感じに。
ハート形に見えるようカーネーションを配置していきます。数が少ないように思えましたが、中央にバラを挿してみると丁度良いボリューム感に整いました。
『今はまだバラが開ききっていないので、これからどんどん華やかになってきますよ。十分に開けるスペースを考えて、カーネーションより高い位置に来るよう差し込み具合を調節すると良いですね。』
バラの葉を数枚、そして最後に“Thanks”プレートを差せば、母の日プレゼントっぽさ満載のアレンジが完成!!
こんなに可愛らしいアレンジなのに、苦戦したのはドラセナの葉を巻く工程くらいで、あっという間に出来上がってしまいました。これなら全然お花のアレンジをしたことが無い方でも気軽にチャレンジできそう!
そうそう、アレンジの維持はオアシスに水を十分含ませてあげることと、葉は表面から水分を吸収するので、霧吹きなどで水を吹きかけてあげればかなり長持ちするようです。早めに用意しても大丈夫!
↑ 中央のバラの代わりに、ちょっとしたプレゼントを置いても。素敵なラッピングとして、バレンタインとか誕生日プレゼントなどにも利用出来そうです。
この日作らせていただいた母の日アレンジは、レッスン料・材料費込みで5,500円にて1day体験レッスンが受けられます!器の数が残りわずかだそうなので、募集人数も早い者勝ちに。このお得なレッスン、気になる方はお早めにお問い合わせしてみてくださいね。
↑ 6日後、無事になび夫さんのお母さんへ渡すことができました!(帰省中のクルマの中で、いつの間にか荷物が上にのしかかって若干形が崩れてしまったんですが・・・。でも、すごく喜んでくれました!)
●Flower Studio Rosa(フラワースタジオ ローザ) 047-494-3650
【教室】千葉県八千代市大和田新田1053-5 新木戸保育園近く
【レッスン日】フリーレッスン/9:00〜17:00、19:00〜21:00 の時間帯で調整(1レッスン2時間程度)
※日程や時間は変更可能。ご希望や予約状況に応じて対応できます。
※基本は個人レッスン。ただし、お友達同士で参加したい場合など4名まで可能。
【コース】@フラワーアレンジメント Aフレンチフラワー Bプリザードフラワー
【費用】入会金/5,250円、年会費/3,150円
※生徒は自動的にDFAフローリスト資格認定協会へ加入。レッスン毎にDFAのカリキュラムに沿った単位を取得し、希望すれば資格試験が受験出来るようになっています。
レッスン料/@フラワーアレンジメント5,000円(月2回・月1回の場合は3,000円)Aフレンチフラワー3,000円(月1回)Bプリザードフラワー3,000円(月1回)
花材費/@フラワーアレンジメント2,500〜3,500円程度Aフレンチフラワー3,000〜4,500円程度Bプリザードフラワー5,000〜6,000円程度
※花材・花器はレッスン当日に実費を頂きます。
※当日の花の仕入れによって金額は変わります。母の日やクリスマスなど時期によったり、アレンジの内容がブーケなど作品内容によっても左右されますが、年間の平均的な金額を掲載しています。【振り替え制度】有り
【体験レッスン】有り・4,000円(花代・花器代込み)
【持ち物】はさみ・持ち帰り用の袋・筆記用具
【その他】
※レッスン料は3ヶ月分を前納とさせていただきます。
※レッスンをご都合で欠席された場合の返金は出来ません。振り替え制度をご利用ください。
※欠席のご連絡は5日前までにお願いします。前日や当日のキャンセルは花代を頂くことになりますのでご了承ください。
【講師】池端 ゆり子(DFA直営認定講師)
【問い合わせ先】047-494-3650 又は 080-5020-0050、メールアドレス h.blue.y.i@docomo.ne.jp
【DFAフローリスト資格認定協会】http://dfa-diploma.jp/
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