2009年02月26日

【追加記事】春野菜が続々!(道の駅やちよ農産物直売所クラフト)

まだまだ寒い日が続きますが、クラフトでは真冬の大型野菜一色の様子も、少しずつ変化してきました。春の柔らかさを感じられる甘い野菜も続々!この2月〜3月末頃までに味わえる、とっておきの野菜を紹介していただきました。

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この時期何と言っても売り場を賑わせるのは、青菜系!1月を過ぎて霜が降りる時期に、最高に甘みが出て美味しくなるのが青菜なんだそう。一口にほうれん草や小松菜と言っても、ここでは様々な種類が顔を覗かせてくれます。
最近スーパーでもよく目にするようになった「ちぢみほうれん草」は、この時期限定の品!霜の降りる寒さの中にあえてさらすことによって、葉にシワが寄って縮んだような厚めの葉に仕上がるんだそう。これによって、より甘みが凝縮されて普通のほうれん草より糖度も高くなるんですって!うちでは、葉がしっかりしているので炒め物などによく使いますが、おひたしのようなシンプルな食べ方のほうが、美味しさがより感じられるかしら。

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アクが少なくそのまま生で頂ける「サラダほうれん草」や「水菜」などのサラダ素材も、春先の今だからこそ柔らかい葉を楽しめます。水菜は鍋物でも活躍しますが、ちょっと珍しい京野菜の「壬生菜(みぶな)」も八千代産で販売されていました。この野菜は、水菜と同じような感覚で使えて、栄養価も同じように高いそうですが、ちょっと辛味が利いて香り高い素材!お試しあれ。

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そうそう、ほうれん草って実は八千代では作付面積が一位なんですって!梨の方が有名な感じがしますが、思いのほか沢山栽培されているんですね。
隠れた名産といったところでは、春にんじんも有名なんだとか!

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春にんじんは何と言っても香りが良い。私も今まで、にんじん売り場で香りを嗅ぐってことはありませんでしたが、その場にいるだけでかなり濃いにんじんの香りがするんです!
みずみずしくて柔らかそうだし、色も鮮やかすぎるほどのキレイな色。軸の色も青々としていて、食べなくても新鮮さが伝わってきます。
実際にこの日買って帰りましたが、包丁もスッスと歯が入って気持ちが良いくらい!煮込むのがもったいなくて、蒸してホットサラダにしていただきました。全く味付けをしていないのに、グラッセ?と思うような甘みが広がるし、普段は野菜を嫌がるなび息子もスナック感覚で夕食前にぱくぱくつまみ食い!おおー、新鮮野菜の威力はスバラシイ。

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春ならではの野菜は他にも沢山!
例えばこちらのふきのとう、ちょっと苦味があるので苦手な方も多いと思いますが、逆にこの苦味が食べているうちにクセにもなるんですよね。天ぷらにするのがポピュラーですが、苦味を生かすには味噌炒めなどが意外と相性が良いようです。

千葉といえば、菜の花。
菜花はやや背丈の出た束になっているものより、短く小さめなものからどんどん売れていくんだそう。小さい方が、やわらかく美味しく頂けるのかしらね。
菜花にも種類があって、茎が赤い「紅菜花」なんていう品も置いてありました。菜花はややクセがあるイメージもありますが、紅菜花は普通のものより全然クセがなくて、柔らかく甘い風味が楽しめるんだとか!菜花は苦手だけど紅菜花は好き!という方がいるくらいだそうで、これは試してみる価値あり?!
“ゆでてマヨネーズ等で”と箱にコメントが付いていましたが、風味が良いのでシンプルに薄味のおひたしで十分美味しそう。

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この時期オススメの品をもう一つ。
巨大な大根に混ざって売られている、やや小ぶりの「新大根」です。どうせなら大きめなものを・・・と思って手に取りづらかったのですが、この大根はハウス栽培モノで甘さも抜群だとか!

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特に葉の部分が青々と鮮やかなのが特徴で、普通この季節の大根は霜にあたって葉はちょろちょろに、土から出ている部分は固くなって“す”が入ってしまうことも多いそう。すの入った大根も、太くてかなりの大物!頭の部分だけカットして、格安で販売されていましたが・・・やっぱり今の時期ならではの新大根は、外せない!と、一本私も購入。当日わさび菜とマヨネーズ醤油で和えてサラダにして食べましたが、全く辛味がなくしゃきしゃきと爽快で、これまたなび息子は「カリカリ大根!!」とむしゃむしゃ。
普段なら有り得ない光景です・・・。

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そうそう、「からみ大根」も置いてありました。
なび夫さんの実家ではおろし蕎麦が有名なんですが、その“おろし”に使うのがからみ大根。ものすごーく辛くって(というか痛い!)、とっても我慢できないくらいなんですが、珍しかったのでこちらもパチリ。ちなみに、小さいものほど辛味が強くなるそうですよ!

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大根がらみでもう一つ、クラフトさん一押しなのが天日干しした「切干大根」。本当に天日干しをきちんとすると、よくスーパーで売っているような白さはなく、茶色くやや痛んでいるかのような色に仕上がるんです。天日干しの自然な作り方で出来た切干大根は、しゃきしゃき度も高く、甘みもあって旨み凝縮!これも買って帰り、豚肉などと炒め煮をして頂きましたが、切干大根嫌いのなび夫さんも食感が良かったせいか完食!
形はポピュラーな細切りだけではなく、輪切り大根などもありましたよ。

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旬の素材と言えば、長ネギも最盛期!太さも料理によって色々とお客さんのニーズが違うので、生産者側も太いものから細めのものまで用意しているとか。てっきり細いものは、周りが痛んできて皮を剥いて細くなったのを束ねて売っているのかと思っていましたが、そうではないんですって。

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鍋向けのネギも沢山!「赤ネギ」は中は白いそうですが、周りの皮に赤みがあります。下仁田系の「なべちゃん」も、こんなパッケージですが八千代産!なべちゃんを試しに購入しましたが、久々に長ネギで涙が出ました・・・。香りもかなりきつめ!鍋に入れても身がしっかりしてるし、でもトロンと柔らかい食感で、確かに鍋には最高!カレーうどんにもピッタリでしたよ。

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今の時期に仕込むと、カビが出にくいので良いとされている味噌づくり。その材料にオススメしたい!とおっしゃっていたのがこちらの八千代産「大豆」。北海道産のものと比べればかなり小粒ではありますが、1kg300円と超お買い得価格!味噌だけでなく、炒ってきなこにしたり、煮豆にしたりと用途は色々あるので、ぜひこちらもチェックです。

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この時期、もう少し苺売場が盛り上がっててもいいのかな?と思いましたが、思いのほか数が少ない・・・?
実は今年、市内でも一部の農家で病気が発生して生育が遅れていたり、うまく育たない苺が沢山出てしまっているそうで、販売量も例年に比べて少ないんだとか。苺狩りも制限しているところもあるようです。(この取材は2月初めのころだったので、今は盛り返しているかもしれません!)

これから3月末にかけて、どんどん栽培量も安定してきて価格もかなり安くなってきます!ぜひ新鮮で甘い野菜を、お得にたくさんいただいてみては?!

●八千代ふるさとステーション 農産物直売所「クラフト」 047-488-3188
千葉県八千代市米本4905-1道の駅「やちよ」八千代ふるさとステーション内(地図
営業時間/9:30〜18:00(4月〜9月は〜18:30まで)
定休日/第2月曜日
【交通手段】
(バス)@京成電鉄「勝田台駅」より米本団地行き(約25分)A東葉高速鉄道「八千代中央駅」から米本団地行き(約20分)※@Aいずれも終点米本団地下車 徒歩約5分B公共施設循環バス「ぐるっと号」でふるさとステーション下車

〔関連記事〕
・道の駅やちよの農産物直売所「クラフト」(2007年09月26日)



posted by やちなび子 at 00:00 | Comment(0) |  >農産物直売所クラフト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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