2012年05月17日

【追記記事】生花や苗も隠れた人気商品!5月の様子&クラフトの花屋さん(道の駅やちよ 農産物直売所クラフト)

5月はじめ、久々に道の駅やちよの直売所「クラフト」さんへ出掛けてきました!
毎年この時期には沢山のトマト箱が並んでるはずなんですが・・・まだ10時だというのに、なんとトマトほぼ完売!?

240516-1.tenpo.jpg

今朝は20ケースほどあったらしいのですが、とにかく最近またこの直売所への来場者が多いらしい!
特に4月まで冷え込む日が続いたこともあって、どの野菜も全体的に10日ほど出遅れ気味。
ハウス栽培の場合は余計な燃料費がかさむため、例年よりも種まき時期を遅らせて少しでも自然にハウス内が適温になるよう調整する農家さんが少なくなかったようです。それ以外にも、春の雨でトマトの病気が流行ってしまったりして出荷量が少なめなのに、需要についてはいろんな要因が重なって増大!
野菜がやや高騰気味のため、価格が安定している直売所に訪れる方が増えていること。
そして、トマトに関しては4月〜5月末頃までのトマトは身がしまっていて美味しい!ところへもってきて、ちょっと前に「トマトにはダイエット効果が期待できる成分があるらしい」と話題になってから再来した、トマトダイエットの影響で普段以上に需要が高まっていること。

そんなこんなで、トマトをかなりの方がまとめ買いしていかれるようで、連日あっという間に完売してしまうということだったんです。
特に今のトマトは身が締まっているから日持ちが半端ない!
6月に入ってくるとすっかり気温が上がって熟すスピードが速まるので、どうしても身のしまりがあまくなってしまうようです。
⇒トマトの美味しさの秘密について
2008年04月11日 【追加記事】今が旬!コク旨トマトを食す
2009年04月18日 【追加記事】激旨トマトに原木しいたけ・・・“今だけ”の味が満載!

価格はというと、クラフトに出品している八千代のトマト農家さんは、割とどんな状況にあっても皆一様にお値段据え置きの傾向があるようで、スーパーなど他と比べてみても格段に安い!
5月上旬で300円程度でしたが、もう今頃は出荷を遅らせてきた農家さんのトマトがどんどん出回ってきているので、250円位まで値下がってきているはず。

ほかにも例年より数が少なめだったのがキャベツ。
市外のものを市場から取り寄せたりと、品数を整えていました。そうそう、以前も書きましたが、こちらのクラフトさんでは、販売するのは八千代市内のものだけで数が補えない場合は、市外・県外産のものを置くようにしています。
例えば、今年は放射能汚染の関係で残念ながら八千代産のタケノコが出荷停止になってしまいましたが、お客さんから「新鮮なタケノコが欲しい」という需要があり、出始めで数が少ない頃は福岡産のものを取り寄せ置いていたそうです。

240516-3.tenpo.jpg

240516-4.tenpo.jpg

他の野菜からは未検出なのに、どうしてこのタケノコは出ちゃったんでしょうね?と伺いましたら、どうもタケノコ特有の貪欲な吸収パワーが関係しているようです・・・。
『一般的な植物に比べて、たけのこは肥やしを貪欲に食う性質があるんですよ。特に竹林は、葉が年中枯れることなくついてますしね、あの原発事故の時にも竹は葉が生い茂っていましたし、その葉に付着したセシウムなどが地面に落ちて、タケノコが吸収していったんだと思われます。』
この状況だと来年以降も収穫できる可能性は・・・と険しい表情。
原木しいたけもしかり。
菌床しいたけはおがくずを使ってハウス栽培するので未検出なんですが、タケノコ同様に原木タイプは木にすでに付着しているセシウムを吸い上げてしまうので、防ぐことは困難なのだとか。

240516-6.tenpo.jpg
↑ 毎年総菜売り場には、この時期たけのこの炊き込みご飯やおにぎりをいろんな農家さんが出していたのに、今年は一切並びません。

たけのこから検出されたので、他の野菜は?!と心配される声が多かったようですが、タケノコが特に特別貪欲なだけで、ほうれん草などの野菜からは以前と変わりなく未検出とのこと。
また、吸い上げやすいと考えられているコメについても、与える肥料を調整することでセシウムの吸収を阻害しやすくできるらしく、この効果を生かして市内のコメ農家では工夫をこらしているとか。
『水田にチッ素リン酸カリを豊富に与えることで、これをまず吸収していくんです。タケノコのように何でもあるものを吸収するのではなく、優先的にこのチッ素リン酸カリを吸い上げて、十分に補給されていればコメはセシウムに手を出しません。
この4月から食品に対しての出荷制限値が厳しくなったこともあって大丈夫なのか?と問い合わせがありましたが、昨年収穫したコメもこれにひっかかることはありませんし、他の野菜についても同様に検出されていませんから安心して購入いただいて大丈夫です。』

240516-2.tenpo.jpg

さて、話を戻しまして。
沢山出回り始めているのが、キュウリやレタス。
この日は私もレタスを一玉買って帰ったのですが、自宅で割ってみたら久々にこんなにギュウウウ!っと巻きが強く葉が詰まったレタスに出会った!

240516-5.tenpo.jpg
↑ パリッパリのレタス。サラダだけで使いきれず、レタシャブにしました。

ほかにも柑橘系の果物がすごく安くて魅力的だったり、カブや大根が葉まで柔らかくて美味しそうだったり、パンコーナーで人気の土屋 百兄さんの食パンに小型タイプが出ていたり・・・と気になるポイント満載だったのですが、今回はクラフトの左奥にある花屋さん「(有)花の江緑園」に注目。
ここは直売所のオープン当初から併設されていて、市場から取り揃えた生花のほか、自家栽培している野菜の苗、鉢植えの花などを販売しています。

240516-7.tenpo.jpg
↑ クラフトのコメ売り場の奥にあります。

240516-.tenpo.jpg
↑ 温室の中には色とりどりの生花が並べられています。

240516-9.tenpo.jpg
↑ お会計は花屋さん専用のレジで。

240516-8.tenpo.jpg
↑ 自宅用に使いやすい切り花も。クラフトのレジ横にも農家の方が出品している仏花がありますが、こちらにも大きめな花を使ったものが置いてありました。

このお花屋さんの魅力は、農家の方が育てた野菜の苗が格安で手に入るところ!
実際にトマト農家を営むクラフトの方に苗を見ていただきましたが、この価格でこの苗は、かなりお買い得で良質なものだと高評価。

240516-10.tenpo.jpg
↑ 桃太郎トマトの苗75円(10ケ 700円)

240516-12.tenpo.jpg
↑ 家庭菜園をたのしむ方にオススメ!農家が手掛けた丈夫な苗が格安で手に入ります。

青じそやパセリ、バジルなどマンションのベランダでも育てられるハーブ類。
これも見るからに沢山収穫できそうな元気な苗が揃ってます。
青じそはかなりヘビーに葉を採っても、本当に勝手にどんどん成長してくれるし重宝します!コツは枝分かれしている上の部分を収穫すると、効率よく葉が広がっていくそう。

240516-11.tenpo.jpg

ご自宅の花壇に丁度良いお花の苗も揃ってます。
花壇への植え込みは私も何度かチャレンジしたことありますが、とにかく簡単に枯れない丈夫な苗が買いたい!に尽きる・・・。同じ花の苗でも、植えてみると違いは歴然!元気な苗は花の付きも持ちも違いますよね。こちらの苗は、どれも見るからに活き活きとしていて、期待大ですよ!
野菜を買いに来るついでに、ぜひ一度立ち寄ってみてはいかがですか?

240516-13.tenpo.jpg

●八千代ふるさとステーション 農産物直売所「クラフト」 047-488-3188
千葉県八千代市米本4905-1道の駅「やちよ」八千代ふるさとステーション内(地図
営業時間/9:30〜18:00(4月〜9月は〜18:30まで)
定休日/第2月曜日
【交通手段】
(バス)@京成電鉄「勝田台駅」より米本団地行き(約25分)A東葉高速鉄道「八千代中央駅」から米本団地行き(約20分)※@Aいずれも終点米本団地下車 徒歩約5分B公共施設循環バス「ぐるっと号」でふるさとステーション下車

〔関連記事〕
・道の駅やちよの農産物直売所「クラフト」(2007年09月26日)
2011年06月08日 【追加記事】春野菜・夏野菜の境目の様子&八千代市の野菜は大丈夫?2009年06月29日 【追加記事】続々登場!路地モノ野菜&糖度12度以上の八街スイカ!2008年06月07日【追加記事】梅雨明けまでが旨い!夏前の野菜

2012年05月13日

より地元密着企業へ!(株)ビッグ・インテック関東から「TEAM LOHAS(チーム ロハス)」へ社名変更

なび家実践!太陽光発電の記録レポート」でちょくちょくご紹介している(株)ビッグ・インテック関東さん。
我が家の太陽光発電システムの施工をお願いした企業なんですが、5月1日から社名が『TEAM LOHAS(チーム ロハス)株式会社』に変わったんです。

240513-1.tenpo.jpg

もともと名古屋に本社を置く(株)ビッグ・インテックの支社としてスタートしたものの、八千代市の地元密着企業として取り組んでいく中で、本社の意向では対応できない部分が数多く出てきたのが独立のきっかけだったとか。

『本社の方針どおりシャープの特約店として取り組んできましたが、3.11の大震災以降、太陽光発電システムへの感心が今まで以上に膨らんでおり、それに応えるべく様々なメーカーがパネルの新規参入を進めています。太陽光発電のメーカー大手5社と言えば、シャープを筆頭に、パナソニック、東芝、三菱、京セラですが、それ以外にも国内のみならず中国・韓国、インドや欧米など80社近くもの種類が出てきているのです。
特長としては、価格面では海外メーカー、品質やアフターフォローなどの面では国内メーカーが優れていると言われますが、国内メーカーでもやはり比較すると、保証や質の面ではシャープ製というのは今のところ間違いないと思っています。かといって、他が著しく劣っているわけでもないのです。
施工状況によっては、むしろ他メーカーのパネルを取り入れたほうが効果的な場合も出てきました。例えば、パネルを設置できる屋根の面積が狭く限られている場合、シャープだと最大3キロワットしか乗らないところを東芝だと4キロ置けたりといったように。
シャープだけにとらわれず、お客様のニーズへ細やかに対応するべくより多くの選択肢を得ることによって、価格優先で決めたり、とにかく発電量を稼げるようパネルが乗るメーカーにしたり、メーカーにこだわりがある場合はその製品を取り入れたりということが可能になるわけです。
そこで、本社ビッグ・インテックの方針から離れて「TERM LOHAS株式会社」へと社名変更することで、より一層のサービスを手掛けていこうということになったのです。』

240513-2.tenpo.jpg
↑ TEAM LOHAS(株)の代表取締役 大木氏。新しいホームページでは、ロハスな社長のブログも公開中!⇒新HPはこちら

とはいえ、従来の業務内容を大きく変えるわけではなく、あくまでプラスアルファのサービス向上から始めるそうです。

『8割〜9割は今までどおりシャープ製のパネルでの施工を基本としますが、他製品の良さも取り入れて柔軟に対応できるようにします。また、当社の売りでもある“安全性・技術力の高い施工”にはより力を入れて取り組みます。特に施工業者は、従来のグリーンテック株式会社から、システムハウスエンジニアリング株式会社などへ変わることになるのですが、こちらの施工実績は1万棟以上にのぼりますし、技術については他企業の職人からこだわりがスゴイ!という声が聞けるほど。基本は1日で施工を終えます。』

足場組みは今までどおり行うとのこと。
太陽光発電システムの施工については、まだきちんとした法の枠組みが追い付いていないのが現状で、他の工事では屋根の上での作業については足場組みが必須なのですが、そこがグレーゾーンになっている今、業者によっては足場を組まずに行うところが少なくありません。
そのため、職人の落下事故で下半身不随の怪我を負ったりなどが絶えません。
むしろ足場があるほうが職人は施工に集中できますし、一度足場を使った方からは「今まで足場無しでよく作業できた」という感想が・・・そりゃ、そうだ。あんな大きなパネル、足場を使って着実に丁寧に施工してもらわないと、見ているこっちが恐ろしい。

今後は、ますますのアフターメンテナンス充実を検討し、より定期的な掃除などを盛り込んでいきたいとのことでした。また、太陽光発電システムやオール電化機器の販売などに加え、より幅広い環境関連商品の販売や、エコリフォームなどにも着手していくそうです。

まだまだ悪徳業者の耐えない太陽光発電システム、ぜひきちんとした企業から確実な施工で取り付けてもらいたいですよね。検討されている方、一度TEAM LOHAS(株)さんにお話を伺ってみてはいかがですか?

●TEAM LOHAS(チーム ロハス)株式会社 047-483-3374 
※2012年5月1日、(株)ビッグ・インテック関東から社名変更
千葉県八千代市村上1610-6川嶋ビル2F(東葉高速鉄道「村上」駅より徒歩10分)

大きな地図で見る
【ホームページ】http://www.team-lohas.com/
【なび子のお店レポート】http://yachinavi-taiyoko.seesaa.net/article/1155
posted by やちなび子 at 14:45 | Comment(0) | 新規・リニューアル店舗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月02日

千葉県八千代市の往診専門鍼灸院 温灸YURARI

ここ数年、「お灸」が流行っているらしいです。

それって鍼灸院に通う人が増えてるってこと??
お年寄りが好んで行くイメージもあるのに、今更“流行る”って何??

・・・と検索したところ、どうやら最近はドラッグストアなどでも手軽に「セルフお灸グッズ」が手に入るそうで、自宅で気に入ったツボにお灸をすえる人が増えているらしいのです。しかも、20代〜30代の女性に人気高く、ついには『お灸女子』なんて言葉まで発見してしまった!

お灸にハマる女子曰く、スーッと肩こりなども楽になってクセになるそうな。

私は高校生のときに、「あなたの肩、おばあさんみたいなコリ方してますよ。」と言われたほど、根っからの肩こり持ち。子育て主婦になった今は、さらに万年肩こり状態なんですが、何しろ勤めていた頃のように思い立ったらすぐマッサージや整体へ駆け込めるわけでもなく、とにかく限界まで我慢!
それが自宅で手軽に出来て、少しでも辛さが解消できるなら、すぐにでもチャレンジしてみたいところなんですが・・・

“お灸女子”を検索したらば!
出るわ出るわ、「ちょっと置きすぎてやけどっぽくなっちゃった!」とか「お灸の練習跡が・・・」なんていう恐ろしすぎる衝撃コメントの数々。自己流でやっていることもあるでしょうけれど、思えば昔から“お灸を据える”なんて言葉があるし、テレビでも罰ゲームに使って「あちちちー!!」なんてやられている芸人さんも見かけるし、効くのかもしれないけど、熱くて痛いのを我慢してまでは・・・。

しかも自己流で、そんなにうまくツボにはまるものなのかしらね?
そもそも私が鍼灸院に一度も足を踏み入れて来なかったのは、えも言われぬ恐怖感からだったので・・・。


↑ 検索したら、ビックリするほど色々なセルフお灸グッズが売り出されてました・・・。

そんな話を久々に遊びに来た友人にしたところ、『だったら私、お灸女子かも!』と思わぬリアクションが返ってきました。

『といっても、自分でやるんじゃなくて鍼灸院に行くんだけれどね。2〜3年前から何となく常にだるい感じがあって、鍼灸院を勧められたのがきっかけで。面白いのが、同じ症状を言っても施術する鍼灸師の方によって全然違うのよ。例えばお灸をメインに施術する人もいれば、鍼を多めに使うパターンの人がいたり、その鍼を刺す場所や本数も違う。鍼の差し込み方も人それぞれでね、丁寧に少しずつ入れ込む人もいれば、結構ダイレクトにブスブス刺す人もいるし。』

聞けば彼女、すっかりハマって1年ほどの間で数軒もの鍼灸院に通ってみているそうな。
腕の良い先生に当たったときは効果もテキメン!鍼を刺すのも痛むどころか、刺している瞬間すら分からないほどだそうで、施術した当日は少しだるくなることもあるものの、とにかく次の日のスカッとした軽さが病み付きになると熱弁。
それでもやっぱり「鍼」の言葉に警戒している私に、“お灸をメインに施術してくれる女性鍼灸師の方がいる”と紹介してくれたのが、今回鍼灸を体験した往診専門鍼灸院「温灸YURARI」さんだったんです。
普段は鍼灸専門学校で講師をなさっているのですが、ご自身の出産を経て『妊婦さんへのお灸』を専門的に診はじめられたことをきっかけに、妊婦さんも気軽に利用できる往診専門の鍼灸院を八千代市で始められたとのこと。

“往診”というからには費用もそれなりにかかるのかと気になりましたが、ホームページで施術料を見てビックリ!!
一般の方が施術を受けるコース「全身トータルケア」は、1回4,000円なんですって!
八千代台から往診にいらっしゃるため遠方の場合は実費交通費がかかるようですが、基本的には車で移動できる近隣の方ならこの施術料金のみで、初診料もかかりません!
※ただし妊婦さんへの施術については、その目的によって料金が少し変わります。

なんて良心的なのー?!
価格も手頃だし、何より子供を預けたり家を空けたりしないで、うちまで来てくれるというのは有り難い!
早速問い合わせたところ、子供たちをなび夫さんに見ていてもらえる週末に来ていただけることになりました。

とは言え、自宅へ来てもらって施術するということは、何かしら用意が必要よね?
ベッドとかある部屋じゃないとダメなのかしら・・・?

謎1.どんなセッティングをしておいたらいいの?
『場所は寝室でなくても、(1)お灸の匂いを換気できて、(2)施術をお受けになる方が横たわれるスペースと少しの私の立ち位置さえあれば、どちらのお部屋でも大丈夫です。ベッドや厚みのある布団の上では、手技を加えたときに身体が沈み込んでしまい施術がしにくいため、身長ほどになるよう座布団などを数枚ご用意いただいたり、もっと簡単に絨毯やヨガマットなどの上に大きめのバスタオルを敷いていただく感じで十分です。必須ではないのですが、お顔を伏せていただいた際に、額などへタオル地の跡がつかないようにサラッとしたハンカチなどを敷いていただくと安心です。
他には、施術中にお身体の上から保温のために掛けるバスタオルをご用意いただくと助かります。症状によっては、例えば足湯(フットバス)に使うお湯など、前もって用意いただくものをご連絡することがございます。』

謎2.施術を受けるときはどんな格好に着替えておけばいいの?
『全身治療の場合は、肩なども施術しやすいようにキャミソールなどたくし上げやすいものが好ましいです。女性同士ですので、お客様によっては下着を外してキャミソールやTシャツを着ていただくことも多いです。下はゆるめのズボンやジャージなど、膝下が施術しやすい楽な恰好で大丈夫です。
ただし、妊婦さんへのお灸は、基本は座った状態での施術がメインなので膝下が出ればOK。つわりがひどいときには、横向きに寝た状態で背中へお灸することもあるので、お腹が出しやすいものを着てください。』

240330-1.tenpo.jpg
↑ ということで、なび家のリビングにこんな感じでスタンバイ。ヨガマットの上にバスタオル、枕代わりのパイル地タオルです。顔に跡がついても構わないや!と、サラサラハンカチは特に用意せず・・・。

施術当日、「極度の空腹や満腹の状態を避けてください」と予め注意があったので、お昼ご飯を少し早めに済ませておき、鍼灸師(しんきゅうし)の海野院長をお迎えしました。
『本日は「全身トータルケア」という、温灸 + 鍼 又は ボディケアを行う全身治療コースを行っていきます。その時々の症状や体質、要望に合わせて、より効果的な組み合わせを行っていくオーダーメイドの施術なので、同じ方でも毎回全く同じ内容というわけではありません。
所要時間は60分程度ですが、初診の場合はプラス30分くらい見ていただければ大丈夫です。また初診料は頂いておりません。』

240330-20.tenpo.jpg
↑ とても打ち解けやすい雰囲気の方で、初めての鍼灸にドキドキしていた私でしたが、どんな道具を使うのか?痛みがあるのか?などなど、不安に思っていたことを施術前に色々聞ける雰囲気だったのが有り難かった!

そもそもお灸と鍼は、どう使い分けをしているのか疑問だったのですが、先生曰くどちらも外から刺激を与えて生体反応を利用し改善するという目的で使われるのだけれども、鍼は解剖学的に言えば““筋肉・神経”を、東洋医学的には“気(経絡・けいらく)”の流れに刺激を与えることで身体に変化をもたらす効果があり、一方お灸は白血球の数値を上げて自然治癒力を高めるなど血液への独特の効果をもたらすんですって。

鍼にもお灸にも色々なタイプの道具があるそうで、例えば“鍼”と聞いてイメージする刺すタイプだけではなく、感受性豊かな子供や敏感な方に使う「小児鍼」という鍼は、マッサージのようにさするだけで刺しません。お灸ももぐさを立てて局所的に熱を加える以外に、「温灸器」という道具に線香の熱を間接的に伝えて“面”で温める方法があったり!

240330-3.tenpo.jpg
↑ 色んなタイプの「小児鍼」

240330-4.tenpo.jpg
↑ 皮膚の表面をなでるように使います。刺さなくても十分これで効果があるんですって!

『刺す鍼にも太さが色々あって、その方の鍼経験の有無や刺激の好みによっても変えています。また、お子様がご一緒でも施術をお受けしておりますが、その際は鍼を刺したままにする“置き鍼”をせずすぐに抜いたり、もぐさを使わず温灸器のみで施術をするなどして、危険がないようにしています。ただし、マタニティの方の場合、特に切迫や逆子でお悩みのケースは繊細な治療に集中できるよう、お子様がそばへ近づかないようどなたかついていただけると有り難いです。』

240330-2.tenpo.jpg
↑ 「温灸器」は施術前にしばらくお線香をセットして温めてから使います。

さて、そんな道具や施術についてのお話を聞きつつ、まずはリラックス&体の温め目的に「フットバス」を5分〜10分程度行っていきました。
院長が持参されたフットバスに、わが家で沸騰させたお湯を薄めて42℃ほど(=ちょっと熱めなお風呂)に調整しながら注ぎ込みます。足元を温めながら、簡単な問診票へ記入しました。

そうそう、こんな体調の場合は施術が受けられないのでご注意を。
★お灸は体温を上げるので、発熱している場合はダメ!
★ぎっくり腰、骨折など緊急を有する治療が必要な場合はダメ!
★妊婦の方への施術は医療機関にてお灸の許可を頂いてからの施術となります。


240330-5.tenpo.jpg

施術の流れはその人の症状や目的によって変わるので、あくまで参考までですが、私の受けた内容はこんな感じでした。
1.おへそまわりあたため(温灸)
2.足のツボ押し(手技)
3.三陰交へもぐさによるお灸
4.肩まわりに1とは別の温灸
5.鍼
6.首・頭のツボ押し(手技)
7.全身ストレッチ

1.おへそまわりあたため(温灸)
240330-7.tenpo.jpg

温灸器を使って、おへそまわりをじっくり温めていきます。
筒の中には太い線香のようなものが入っていて、間接的に伝わる熱を利用するのだとか。
おへそを中心に周囲を1ヶ所5〜7秒ずつ、少しずつ当てる位置を移動させていくので、熱くて我慢!といった感じはなく、むしろ木の感触が心地良くじわじわと体の芯からあったまってくるようです。

240330-6.tenpo.jpg
↑ お腹を温めると基礎体温が上がり、風邪をひいても治りやすいそう。普段から、特に女性はお腹が冷えないような生活を心がけるのが大切!

2.足のツボ押し(手技)
240330-8.tenpo.jpg

タオルの上から、膝下や足裏を中心にツボを刺激する手技を加えていきます。
結構しっかりとした押し込みで、しかも丁寧にじっくりともみほぐしてもらえるし、かなり“やってもらってる感”が味わえます。ちゃんと強さが適当か聞いてくれますので、ツボ押しがニガテな方は一言伝えて!

3.三陰交へもぐさによるお灸
足のスネの内側あたりに“三陰交(さんいんこう)”というツボがあるそうです。
ここは老廃物を流す道とされる経絡(けいらく)3本が交わる箇所で、消化器系、泌尿器系など色々効果がある中でも、特に婦人科系の悩みに大変効果的なツボ!冷え性や生理痛、更年期障害などで困っている方には、特にオススメのポイントだとか。

240330-9.tenpo.jpg
↑ 人によって微妙にツボの位置が変わるため、最初に私の手で四本指分の長さを測ってツボを探ります。

240330-10.tenpo.jpg
↑ お灸を据えるツボの位置にマジックで点を書き込みます。
私、実はこれから据えるお灸の熱さや痛みを想像して緊張しすぎて、マジックで書いた感触をお灸と勘違い(寝ているからその様子が見えない)。「思っていたより全然熱くないですねー、何かで少し刺したような感じがします。」と、やる前から言っている私に、多分頭に「?」が浮かんでいる状態のまま相槌を打ってくれていた海野先生。すみません、超ビビリなもんで・・・。


印をつけた位置にワセリンのようなものをつけてもぐさが付着するようにし、ピンポイントで熱を入れていきます。先ほどのお腹まわりは温灸器の底を使って「面」でじんわり温めましたが、これはもぐさを置いた一点のツボを刺激することで効果を得るもの。
『よくお灸というと、置いたもぐさが熱くなってくるのを我慢するというイメージがあると思いますが、今から据えるのは指先で小さく小さく丸めたもぐさにお線香の先で火をつけ、すぐに指でつぶして消しますから、刺激は本当に一瞬です。』

240330-11.tenpo.jpg
↑ 先生の手元で、これから行うピンポイントお灸の様子を見せてくれました。想像以上に小さいもぐさ!この先が焦げた瞬間、すぐ指で押しつぶすので、熱さをじわじわ感じる暇もなさそうです。

実際に、三陰交へこのお灸を行いました。
先ほど先生が見せてくれたので、恐怖もかなり和らぎました!押し込むときに、少しの刺激があるかないかくらいですが、何度か繰り返すうちに何となく足にじんわりと、じんじんとくるものがあるような、無いような・・・という程度の刺激です。
『慣れている方は、もう少し熱さを感じるくらいが心地良いというケースもあります。その時には、つぶす前にやや時間を置いて、ややしっかり気味に熱を入れます。とはいえ、やけど跡が残ったり、何か足に症状が残るといったことは一切ありませんのでご安心くださいね。』

240330-12.tenpo.jpg
↑ これを繰り返し3回ほど、同じ場所にお灸を繰り返します。お灸は3回、5回、7回など、同じ場所に奇数回繰り返すという決まりがあるそうです。“奇数”は陽の数に分類されそうで、人が生きているうちに消耗する陽の気を補うという考えからきているとか。

この三陰交のツボは、妊婦さんにとてもオススメなツボです。
特にお灸は血流を整える効果があることから、子宮内のコンディションを整えたり、逆子対策だったりとマタニティ期のいろいろなサポートが期待でき、安心・安全なお産につなげるとても有効な手段なんだとか。
実際に海野院長ご自身の妊婦生活を伺っても、毎日のようにお灸を取り入れて、基礎体温を上げてコンディションを整えたり、出産時の出血量を適正に保ったり、産後の子宮収縮を促したりされたそうです。そしてご出産のときは、初産ながら大変スムーズなお産だったとか!

そんな妊婦体験を、より多くの方に広めて少しでもお灸がお産の手助けになるように!という思いを込めて、温灸YURARIでは、妊婦さんへのお灸メニューがとても充実しています。
所要時間はコースによって60分〜90分とありますが、初診の場合でも体に負担がかからないよう最長90分以内でとどめるように配慮しているそうです。
「安産サポートお灸」
(90分程度/5,000円)
胎動を感じてから(週数で言うと16週目位、妊娠5・6ヶ月から出産まで)施術ができるコース。母子共に、より良い・安心安全なお産に向けてのお手伝いをします。
「逆子の対策サポートお灸」
(90分程度/6,000円)
逆子の治療は28週くらいから最大で36週くらいまで施術可能ですが、早い週数の方が戻りやすい(良い環境に整いやすい)というデータがあるようです。誘因といわれている臍帯巻絡・羊水過小・胎盤位置異常などでなければ、早めのケアで戻りやすくなります。寝かたなどの養生のアドバイス、お灸を通して子宮内環境を整え、安心安全なお産に向けてお手伝いをします。
「ご自分で出来るお灸の指導・販売」
体調にもよりますが、ご妊娠中の毎日、ご自身で行なっていただくお灸を指導します。安産のお灸により、子宮内血流アップ・妊娠マイナートラブル軽減・分娩出血量が少ない・赤ちゃん元気・産後の肥立ちが良いといった効果、また逆子対策としても期待できます。60個・900円。
その他、つわり軽減のお灸(60分程度/5,000円)などもあるようです。
この妊婦さんに対して行うコースはすべて、医療機関にてお灸の許可を頂かないと施術できません。確認は口頭だけで大丈夫なので、必ずOKをもらってから依頼してくださいね!
※ご注意/ 緊急を有する症状・判断しかねるものは必ず医療機関での受診をお願いいたします。

4.肩まわりに1とは別の温灸
240330-13.tenpo.jpg

ピンポイントで刺激を与えた後、さらにまた面で温めるべくもうひとつ別の温灸器を使いました。こちらは金属の部分が直接肌に当たらないように、布越しにじんわりと柔らかい熱を加えていきます。

5.鍼
240330-14.tenpo.jpg

その形状や痛みがどんなものなのか気になっていた鍼。
テレビの印象から、ビヨンとたゆんでいる銀色の細長いものが沢山刺さった様子をイメージしていたので、実際に使用するものはちょっと予想外!
最近では衛生面を配慮した使い捨て分包タイプが多く、筒を肌に当てて鍼をトントンと押すことで刺さる仕組みなんだそうです。
しかも、鍼は沢山刺すものだと思っていましたが、今回は2本だけ!
鍼を刺し込むというのは、じわじわと刺激を肌表面から伝えるお灸とは違って、目的とする部分へ直接的に刺激を与えるため、海野先生は1回の施術で多くとも数本までに留めています。それでも充分効果が得られますし、逆に多すぎるとどの鍼が有効だったのか曖昧になるということも。
そのため、いかに的確な位置に刺すかという、その技術が問われます。

240330-15.tenpo.jpg
↑ 刺す位置を洗浄綿で拭き取ってから施術します。まっすぐ刺すのではなく、差し込む角度も技術のひとつ。

鍼を差し込むときは、トントンと筒の上からたたく振動は感じるけれど、刺すときの感覚は全くありません!刺した後にじわじわ痛みがあるといったこともなく、いつ抜かれたのかも分からないほど。
強いて言えば、なんとなーく刺している間はそのあたりの筋肉に違和感があるようなないような・・・。
ちなみに鍼常連者で、もっと差し込んだ感覚があった方がいい!というケースでは、より太いものをチョイスしていくようです(といっても鍼は0.02mmずつサイズアップするので、微妙な調整がききます)。

240330-16.tenpo.jpg
↑ こちらは初心者向けの一番細い0.12mmのもの。髪の毛1本は0.08mm前後ですから、ほぼ同じくらいの細さに見えます。

鍼は大変細いので、抜いた後はほとんど出血や痕など残ることはありません。
ただし美容鍼という顔面に行う施術の場合、顔には毛細血管が多くて内出血してしまうことがあるため、事前に説明と了承を受けることになっているそうです。

240330-17.tenpo.jpg
↑ 2本刺し終えたあとは、私の肩こりや足まわりのだるさを改善するべく、しっかりとした力で長めの手技が入りました。

6.首・頭のツボ押し(手技)
240330-18.tenpo.jpg

肩や下半身への手技に引き続き、髪の生え際や首筋など、頭と首まわりのツボ押しに。
これもまたじっくりと長めで丁寧な施術!うっかり寝そうになってしまいました・・・。

240330-21.tenpo.jpg
↑ 最後は両腕を後ろにまわしたりと全身のストレッチを行い、脈が整っているかチェックして終了!

ストレッチで締めくくったおかげもあって、終わった後はスッキリ!
全身はふんわり温まって、特にどこも痛くもなく心地良い感覚です。
『今日は出来れば出歩いたりせず、ゆっくり過ごしてくださいね。また、のぼせるような感覚があったり、体調にいつもと違った異変があるときには、すぐにお電話をしてください。』

ちなみにこういう鍼灸は、どのくらいの治療間隔を置けばいいのかしら?
『お勤めだったりお子様がいらっしゃってなかなか頻繁に施術出来ないケースもありますし、その方のライフスタイルにあわせて様々です。こちらから案として出させて頂く場合もありますが、例で言えばぎっくり腰のように緊急で改善したい場合は1週間に2回行うこともありますし、一般的には1ヶ月に1回程度、メンテナンス的に半年に1回のケースなども。なお、妊婦さんへの施術は限られた期間の中でのことですので、週数や症状にあわせた治療回数を提案させていただくことが多いですね。』

そうそう、なび息子からの予想外の反応を紹介しましょう。
寝そべって鍼を刺されている様子を見ていたなび長男。私はぜんぜん痛くもかゆくもないんですが、お隣りの部屋からのぞき見ていた彼は、「うわぁぁ!お母さんが何かを刺されている!!!」と相当ショックを受けていたようで・・・。
終わってから、ものすごく私を心配していた一方で、海野先生にはあからさまに怪訝な顔を・・・!

それを察してか、海野先生が「ママは全然痛くなかったのよ。こんなに気持ち良かったんだよ!」となび長男に声をかけて、呼び寄せました。
『子供へスキンタッチすることで、疳の虫(=小児神経症)を軽減したり、風邪に負けないカラダづくりを助ける虚弱体質の改善につなげたりという効果につながるのをご存知ですか?特に脳(神経回路)の成長が著しいこの時期は、高い効果が期待できるんですが、これは特別な器具がなくても、例えばこんなやり方でママが簡単にチャレンジできるんですよ!』
と、なび息子をうつ伏せに寝かせたのです。

その1 ドライヤーで温熱スキンシップ
240330-22.tenpo.jpg
自宅にある普通のドライヤーの熱を遠くから、さらにママの手の甲へ当てて直接の熱を遮りながら、柔らかく温熱効果を与えます。さらにその遮っているママの手で、優しく背中や足、足の裏などをさすります。

その2 スプーンを小児鍼代わりに
240330-23.tenpo.jpg
スプーンの背を使って、優しく腕などの肌の表面をさすります。

この効果をさらに引き出すべく、「お子様メニュー(20分程度・1,500円)」もあるそうで、最初に紹介した小児針という刺さずに使うハリや、心地良い程度の温熱を中心に、痛みの全く無い優しいケアを行うそうです。また、ママとセットで小児鍼を施術してもらえるコースもあるそうなので、気になる方はぜひお問い合わせを!

さて、その夜。
毎晩のようにやっているストレッチのときに、まず今回の効果を実感しました。
最近は腕が後ろに回りにくくなっていたんですが、驚くほど可動域が広がっている!しかも全然痛くなーい!その時、久々に「私、こってない!!」と宣言できるくらい肩まわりがかるーくなっているのに気付きました。
首をぐるっと後ろへ回しても痛いところもなくスムーズだし、首の付け根の緊張もほどけて柔らか!
施術の直後は、少し腰まわりが重だるい感じがあったのですが、それも夜にはスッキリ取れて、前よりぐっと身軽になった思いがしました。

こ、これは!!!

素晴らしいほどの即効性に感動しつつ、翌日以降もしばらく続いた肩まわりに軽さに喜びを噛みしめましたわ。
鍼灸未体験の方はもちろん、ぜひ足のむくみや運動不足で身体が重く感じているマタニティママさん、ぜひチャレンジを!オススメですよー。

●千葉県八千代市の往診専門鍼灸院 温灸YURARI(院長 鍼灸師・海野佐知子)
⇒コース・料金の詳細情報はこちら
【予約・問い合わせ】080-8029-1499(受付時間/8:00〜20:00)
※ご予約は電話にてご連絡ください。メールでの受付は行っておりません。
※ご予約の際にお名前、ご希望の日時、ご住所、症状などをお伺いいたします。またお住まいの場所によっては往診費用(交通費)を頂く場合がございますがご了承願います。
※往診は女性の方のみ(お子様は男女どちらでも可)。奥様がお付添いの上でのご主人への施術といったケースは可。

【診療時間】9:00〜18:00(最終受付/16:30)
【ホームページ】http://yurari-salon.com/
posted by やちなび子 at 00:00 | Comment(0) | やちなび体験!お店レポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月07日

創作粘土人形教室 アトリエK(ラ・バンボーラ CRAY DOLL )

【追記】2012年4月7日
今月4月から、レッスン曜日が増えることになりました!土曜日10:00〜15:00の時間帯のクラスをご希望の方は、ぜひお問い合わせしてみてくださいね。


2011年6月19日
今回のおけいこ体験レポートは、創作粘土のお教室「アトリエK」さんです。
講師の寺園さんから、新たに初心者コースを開設することになったとのご連絡を頂いたのがきっかけでしたが、そもそも“創作粘土”でお人形を作ると聞いても、あまりピンと来ない私。
昔おばが空きビンに紙粘土をまとわせて洋風人形を作っていたので、そういう物かとイメージしていたのですが、今年2月に開催された展覧会のお写真を拝見してビックリしました!

230530-1.okeiko.jpg
↑ 平成23年2月16日〜21日まで勝田台駅構内にあるステーションギャラリーで開催されていた創作人形展。アトリエKの生徒さんと先生が制作した数々の人形が展示されました。

230530-4.okeiko.jpg
↑ 粘土だけではなく、服の一部に布など他の素材も用いながら作られていたり。女性の洋風人形だけではなく、和風人形やピエロ、妖精をモチーフにしたものなど、テーマが幅広いことにも驚きです!

230530-3.okeiko.jpg
↑ こちらは板に粘土を立体的に盛り付けて作られています。油絵のようで、とても粘土とは思えません!

230530-2.okeiko.jpg
↑ 人だけではなく、動物をモチーフにした作品も。

『ゆりのき台でお教室を始めてから14年ほどになりますが、ほとんどPR的なことをしたことが無かったため、今いらっしゃっている生徒さんは初期に集まった方が多くて皆ベテランになりました。私も子育てが一段落しましたし、第2・第4木曜日を新たに“初心者クラス”として開講しようと思いまして。』

長く続けられる趣味を見つけて欲しいと願う寺園さんは、まずは気軽にチャレンジしてみてご自身に合っているか判断できるよう体験レッスンを用意しているとのこと。
1回目に造形、2回目で色付けし完成という内容で、持ち物はエプロンのみ。材料も道具もすべて含まれていて3,500円という「ワンデイ体験コース」の1日目を拝見してきました!

230530-5.okeiko.jpg
↑ お教室の場所は飯綱公園のすぐ近く。八千代市文化伝承館や飯綱神社の駐車場出入口に面した坂道沿いにあります。

玄関を上がって左手にあるアトリエには、長テーブルが置かれています。
お教室は10時からということでしたが、遠方からいらっしゃる生徒さんもいて既に作業が始まっている様子。表向きには10時〜12時半とはあるものの、ご都合によって遅くいらしたり、キリの良いところまで・・・と長引いて作業に没頭する方など、かなり融通が利くスタイルのようです。また、取り組んでいる内容も皆さんバラバラなので、各自の技量や作業ペースによって必要に応じて先生にご指導いただくといった感じで進められていました。

230530-7.okeiko.jpg
↑ 左の生徒さんはこれから市松人形を作るそう。目安となる型紙を見つけたので、それを見本に手足を作っているとこなんですって。右の生徒さんは先日の展覧会の作品をより良くしようと手直し中。乾燥したあとからでも水を使って粘土を足すことで、こうしてマントの長さを調節したり出来るそうです。

さて、この日体験にいらっしゃった方も長テーブルの角で早速粘土を手にしていらっしゃいました。
今回作成するのは、女の子をモチーフにした壁掛けタイプのレリーフとのことで、まずは扱う粘土について説明がありました。
『今日はソフトタイプの粘土を使います。これは放置するとどんどん乾いてしまうので、100均のタッパーなどに保管しておくのがいいですよ。作業している間にも手の温度でパサついてきますので、雑巾などでこまめに手を拭いておくとキレイに仕上げられます。』

230530-8.okeiko.jpg
↑ 粘土はとっても柔らかくて、そんなに重くもないので扱いやすい感じです。

最初に取り掛かるのは女の子の顔づくりから。
粘土をちぎり取って丸めたものを造形していくのかと思いきや、型に埋め込んで使うんですって!
『丸いおだんごから人の顔を作っていくのは相当高度ですし、型は頭の大きさを一定に作れる目安としても便利です。型には男性や女性、子供など種類もいくつかありまして、講師の私も型は利用することが多いんですよ。ただ、型から外したものをそのまま使うわけではありません。先生によっては手直しをせずそのまま利用するケースもあるようですが、私はリアルさを出すために微量の粘土を付けたしたりして表情豊かなお人形に仕上げます。そのほうが一体一体に違いが生まれる面白さがありますしね。』

230530-6.okeiko.jpg
↑ 型から粘土が取り外しやすいように、ラップか写真のようにストッキングの切れ端を敷きこんでから粘土をしっかり詰めていきます。

とても柔らかくキメの細かい粘土なので、鼻先などの細かい部分まで形取られていましたが、確かにこのままではメリハリに欠ける感じがします。
そこで先生は、千枚通しのようなもので目元や鼻の穴、口角を作りこんだり、細長いヘラを使って唇に厚みをつけたりとリアルさを表現!
“子供の顔”というイメージを保ちつつ、丸みや幼さを強調しつつ立体感を出していきました。

230530-9.okeiko.jpg
↑ 型から抜いたばかりの子供の顔。部屋に置かれた他の作品と比べてみると、物足りない印象が・・・。

230530-10.okeiko.jpg
↑ ヘラで押し上げたり、ふっくらとしたまぶたやあごを表現するために小さい粘土を肉付け。
体験者さんに自信がない工程は、お手本代わりに先生が作業してくださるので気楽にチャレンジ出来ます。


出来上がった顔をレリーフの土台に乗せていきます。
基本は粘土と水だけで作り上げていきますが、壁に掛けた時に重さで落ちないよう念のため木工用ボンドで固定しました。
板に乗りやすいよう顔の裏側を平らにするため、ハサミで不要な部分をカットするのですが、初めての作業で体験者さんも一苦労!一部分が盛り上がっていて斜めを向いてしまいました。
けれども先生、「真正面に向いているよりも、かえって動きが出て可愛らしいわね!」と、さらに粘土を敷き込んで立体感を演出することとなりました。

ここまでの作業を見ていても、「こうしなきゃいけない!」という決まりにとらわれることなく、偶然の産物も“作品の個性”として生かされているようです。
体験の内容は皆さん同じように女の子のレリーフにチャレンジするのですが、毎回同じ仕上がりにはならないとおっしゃっていましたが、その場のインスピレーションで作り進められるという自由さも魅力のひとつと言えそうです。

230530-11.okeiko.jpg
↑ さらに首や肩なども粘土を少しずつ付け加えながら作っていきます。「子供らしく表現するために、あまり角ばらない方がいいわね。」とアドバイスも。

より女の子らしくするために、洋服や髪の毛などを可愛らしくプラスしていきます。
どんな雰囲気がいいかしら?と聞かれた体験者さんは、大振りのフリルで髪の毛も巻き毛な感じにしたいとのこと。そこでテーブルにシート代わりのラップを張って、めん棒で粘土を薄く伸ばしたものを作り始めることに。これをカッターで切り分けて、装飾部品として使っていくんですって!

230530-12.okeiko.jpg
↑ 打ち粉がわりに使用しているのは、ベビーパウダー?!これ、先生ご自身のアイディアなんです。

230530-13.okeiko.jpg
↑ 薄く伸ばした粘土を手元で器用に形作って、女の子をドレスアップ。さらにカールのかかったロングヘアも、一本一本頭に付け足して表現していきます。

体験者さんが作業している間、先生にクレイドール作りを始めたきっかけを伺ってみました。

『私の結婚のお祝いに、友人が当時流行っていたビン人形(サイダーなどの空き瓶を芯にして、粘土を付けていく粘土人形とのこと。おばが作っていたモノだ!)を頂いたんですが、どうやって作るの?!とビックリしつつも大変惹かれたのがきっかけでしょうか。主人が転勤族でして、子供もまだおらず長野という見知らぬ土地で持て余してしまった折に、お隣りの方がたまたまクレイドールの先生をなさっていて“あの人形かしら!”と興味を持ち、習い始めたのです。』

のんびり楽しく教わっていらした寺園さんですが、3年ほどで千葉へ再び転勤することに。先生から「東京にはもっとすごい方が沢山いらっしゃる」と聞いて向上心に燃えていた矢先、NHKの趣味番組で創作粘土の会 ラ・バンボーラ会長の高橋節子先生が講師をされている回を観て、すぐさま門を叩きに東京へ!講師資格を取得するまでの6年間ほどは、お二人の小さなお子さんをご主人に預けながら月2回都内へ習いに通い続けたそうです。
特に寺園さんが通っていた学校は大変熱心で、必ず同じ人形を家でもう一体作るように指導されていたんですって!家でもお子さんをおんぶしながらテーブルに向かっていたなんて、自分と重ねてみると卒倒しそうです・・・。
その後ご自宅を中心にクレイドールを教え続けていらっしゃるのですが、その傍らで銀座松屋で開催された全国作家の人形展に参加したり、個展を開かれるなどのご活躍もなされています。

230530-15.okeiko.jpg
↑ 1年間かけて創作し、銀座松屋に出展されたという大作!今はご自宅のリビングに飾られています。

230530-16.okeiko.jpg
↑ クレイドールの劣化について伺ったところ、きちんとメンテナンスすれば70年も持つんですって!この作品も年に1回筆でほこりを掃除してからラッカーをスプレーするなどして維持しているそうです。

寺園さんのとことんやり抜くパワーに圧倒されつつも、こんな言葉が心に残りました。
『創作粘土は何歳になってからでも始められる趣味ですが、やはり若いうちはパワーもやる気もありますし、何より吸収が早い!私も今から他の趣味を探したいと思うこともありますが、さすがにあの頃のような気力には自信がないですもの。
お子さんがいらっしゃる若いお母さんでも、幼稚園や小学校に行っている2〜3時間、しかも月2回ならきっと無理なく楽しんでいただけると思います。』
造形に全く携わることのなかった寺園さんでしたが、こうして自分に合った趣味と出会えたことで、大人になって始めたことでも一生の仕事となるまでに熟達することが出来るんですね。

230530-17.okeiko.jpg
↑ 粘土の上に布を張り付ける技法で、人形に柔らか味をつけてあります。洋風も和風も自在です!

230530-18.okeiko.jpg
↑ こんなモダンな作品や、可愛らしい置物まで。枠にはまることのないクレイドールの幅を思い知らされます。

そうそう、アトリエKでは「ラ・バンボーラ」の講師資格も取得できるようカリキュラムに沿って教えてくれるそうです。ご入会された初心者の方には、講師希望の有無を問わずテキストの初級内容に取り組むところから始まります。いきなり人形を作らせるの?!と心配になるかもしれませんが、一体を完成させるまでにあらゆる基礎的な要素が含まれているので、気付けばグンと技術が身に付くような内容になっているとか。
なお初級を終えた方には、そのまま中級内容に進むも良し、ご自身の気に入った作品に取り組まれても良し、と自由に選択してもらっているとのことでした。

230530-14.okeiko.jpg
↑ 写真は講師資格の証書とテキストの一部。なお、内容はぼかしてありますが、こんな雰囲気で初級、中級、上級などのランク毎に制作する人形の図案が描かれていて、“この作品まで作った”と伝えれば仮にお教室を移っても続きからトライできるようになっているそうです。

他の生徒さん達は、すっかり初級内容は終えてお好きなものをチャレンジされています。
一番最近習い始めた方でも、すでに5年目だそう!引っ越されても通い続けて10年以上になるという方もいらして、それほどまでに惹きつける何かがアトリエKさんにはあるんですね。
『作品を仕上げるまでの過程がとっても楽しいんですよ。おしゃべりしながら、自分のペースで和気あいあいとね。あんまり口が止まらず先生に“手は動かしてー!”なんて声を掛けられることもしばしばなんですけれど!』

230530-22.okeiko.jpg
↑ 子供の人形を作っている生徒さんへ、手の形についてアドバイス。「よくご自身の手を見て。どんなバランスですか?子供の手は少しふっくらさせた方が良いですね。」など、リアリティのある表現を追及していきます。

230530-19.okeiko.jpg
↑ 同時進行でいくつかの人形づくりに取り組んでいる生徒さんも。この猫の置き物も生徒さんが手掛けたんですって!もやは生徒なのか先生なのかといった域だわ・・・。

続けやすい秘密は、趣味にかけられる費用的な面にもあるようでした。
数あるハンドメイド系のおけいこの中でも材料費がかなり安価に収まるらしく、生徒さんに伺っても(ゴージャスにするかどうかの内容にもよりますが)平均的に1体で2千〜3千円程度なんですって。一度使用した材料も使いまわしたりできますし、すべてを粘土で作らず布やレースなど他の素材を取り入れたり、芯に発砲スチロールなどを使ったりもするそう。

230530-20.okeiko.jpg

気付けば体験者さんの作品も、完成へと近づいておりました!
細長い粘土を何本も重ねて髪の毛を仕上げ、さらに帽子も被らせてみたりしているうちに、あっという間にボリューム感が出てきました。
仕上げにお花を飾って、少女の華やかさをプラスしていきます。
体験者さんは「すぐに粘土が乾いて先生のようにうまく丸まらない!」と苦戦中・・・。人によって手の温度が高いと粘土の扱いが変わってくるようですが、そんなときには湿らせた雑巾で手を拭きながら作業を進めると良いとか。

230530-21.okeiko.jpg
↑ 手直しを先生がしてくれるので、初めてでもここまで立派な仕上がりに!!

230530-23.okeiko.jpg
↑ 花の作り方を指導中。大きさが不揃いになっても大丈夫!それもアクセントのひとつです、と声掛けも。

そして作業を始めてから1時間半ほどで、1日目の造形工程が終了しました!!

230530-24.okeiko.jpg
↑ 可愛いー!!!こんな素敵なものが持ち帰られるのだったら、体験費も安いくらいだわ。

230530-25.okeiko.jpg
↑ 2回目にはいよいよ色塗りです。女の子はもちろん板にも色を塗るので、乾く前に汚れをふき取っておきます。天気の良い日なら1日で乾ききってしまうそうですが、湿気が多い場合は数日ほど置く必要があるので、造形後すぐには作業が出来ません。

これに色を塗った雰囲気が分かるように・・・と、先生が作ったレリーフを見せていただきました。
色付けには透明水彩絵の具を使用するそうで、粘土に浸透しやすい専用のものだそう。とても発色がキレイですし、何度も重ね描きしていくことで油絵のような雰囲気を出すことも出来るんですって!
さらに、仕上げにはラッカーという艶出しや保護のためのスプレーを全体にかけたら完成です。
造形でオリジナリティを出し、さらに色付けでより活き活きとしたリアル感を演出できる、何だか1粒で2度おいしいアートです。

230530-26.okeiko.jpg
↑ 体験で作ったものよりも2.5倍ほど大きな台を利用しています。頬の発色や表情の繊細さ、花や髪の毛の細かな作り込みなど、見ていて飽きません。

最近では子供向けのお教室も始めたそうです。
粘土遊びは幼児期には欠かせないほど良い影響をもたらすと言われています。手の感触や指先を使うことで大脳を刺激したり、子供ならではの想像力・発想力をより豊かに膨らませる手助けになるということで、最近は子供に造形や絵画を積極的に学ばせる親御さんも多いですよね。
『もちろんそういった効果は期待できるかと思いますが、まずは子供の“楽しい!”を目的に、自分の手で形を作っていく面白さを経験させてあげられればという発想でお教室を企画しています。ぜひお母さんはもちろん、お子さんにもクレイアートの面白さに触れていただければと思います。』

粘土でアート、ぜひチャレンジしてみてはいかがですか?

【追記】
先日、2回目の色塗り体験を終えられたとのことで、完成した作品の写真を送っていただきました!
台の淵周りには金色のレーステープが巻きつけられて、とても落ち着いた雰囲気ながらも可愛らしい女の子のレリーフに!
やっぱり色が加わると、ぐっと作品の雰囲気が変わりますね。

230530-27.okeiko.jpg

●創作粘土の会 ラ・バンボーラCRAY DOLL アトリエK 047-458-1003
おけいこ情報
【募集対象】初心者〜経験者の方
※年代は幅広く、男性・女性問いません。
※小さなお子様は鋭利な道具もありますのでご一緒いただくのは基本的にご遠慮いただいておりますが、ぜひ若いお母様もお気軽にご参加ください。60歳以上の団塊世代の方々は、年齢とともに頭・手などの五感を使い、病気などにならないよう造形に馴染んでいただけたらと思っています。

【教室場所】千葉県八千代市ゆりのき台 飯綱公園近く
【レッスン日時】@主に経験者の方:第1・第3木曜日/10:00〜12:30 A初心者の方:第2・第4木曜日/10:00〜12:30 B土曜日/10:00〜15:00
※10:00〜16:00(1日コース)もありますのでご相談ください。
※新設クラス H24.4月〜 土曜日/10:00〜15:00のクラスが出来ました
※初心者の方でもベテランコースの日程を選択することも可能です。
※祝日と重なる場合は前後の週に変更することもあります。また夏休み・冬休み前や個展・イベント開催前などは月3〜4回レッスンをすることもあります。

【内容】ラ・バンボーラの初級内容に沿って制作を行うところからスタートし、中級〜上級内容へとステップアップしていきます。初級クラス終了後はご自身が希望する内容を制作しても良し、ラ・バンボーラ講師資格を取得したい場合は、テキストに沿ってお教えします。
【費用】入会金:5,000円、月謝/初級:3,500円、中級:4,500円、上級:5,000円
※材料費が別途かかります(制作内容によって異なりますが、1体完成に約2,000円〜3,000円程度)

★ワンデイ体験コース
簡単に作れる素敵なレリーフを作成。1回目に造形、2回目で色付けし完成まで2回来ていただきます。
※3名〜5名程度集まった時点で開催します。
【費用】3,500円(材料費込み・2回分)

★子供造形教室「アトリエKひまわり」
【募集対象】園児(年中)〜小学生(小6)位まで
【レッスン日時】第1・第3木曜日/15:30〜17:00 又は 16:30〜18:00(1時間半)
※都合により第2や第4木曜日の場合もあります。
【内容】想像力とものづくりの楽しさを粘土造形などを通じて学びます。
【費用】入会金:5,000円、月謝:3,500円(月2回)、諸費用:500円
※別途、材料費有り(粘土代+制作内容によって変わりますが大人クラスほどかかりません)

【講師】寺園清子
posted by やちなび子 at 09:26 | Comment(2) | おけいこ&学び体験レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月31日

長谷工のレンタル収納スペース(トランクルーム)「ライブBOX」

【追記】2012年3月31日 4月末までにご契約いただいた方への特別キャンペーン情報を末尾に追記しました!

2011年7月19日

「家は気に入ってるんだけど、収納がねー。」

上の子が小学生になった友人。
そろそろ子供たちに部屋を与えようと思ったそうですが、渡すのはずっと“物置部屋”にしてきた一室!どう考えても今の住まいでは、荷物が収納しきれないというのです。
せっかく間取りも環境も気に入っているのに、収納のためだけに引っ越そうかと悩んでいる彼女の話を聞いていて、ふと先日うちに来たファイナンシャルプランナーの言葉を思い出しました。

「生命保険の金額は、お子さんの成長とともに見直さないといけません。子供が小さいうちは就学や食費、病気など成人するまでに必要な経費が多いですから、ある程度高額に設定しなければ不安ですが、就職後まで同じ金額にする必要はありませんからね。」

ライフステージに合わせて、保険の補償額を増やしたり減らしたりする。

それと同じように、私たちが生活していく中で、あるときは子供の荷物が増えたりその時に興味を持った趣味でモノが増えるときもあれば、子供が巣立って部屋が余ったり趣味が変わってスペースが不要になることもあるでしょう。
学校やご近所さんとの付き合い、住み慣れた環境を手放してまで、その一時期の収納のためだけに住まいをコロコロ変えるというのも・・・かといって、はみ出し始めた収納スペースの問題は差し迫ってくるし。

保険の補償額みたいに、必要なときだけ収納を増やすことが出来ればいいのに!

230708-1.tenpo.jpg

そこで思い出したのがトランクルーム。
あれなら、必要な分の“収納スペース”を借りられるんじゃない?

八千代市内にはいくつかトランクルームがあるらしいのですが、なんせ一度もお世話になったことがないので、屋外に積まれたコンテナ位しか思い浮かばず。「外に放置してあってホコリが入りそう・・・。」「真夏は熱で荷物が傷まないのかしら?」「防犯面では大丈夫なの?」といったマイナスイメージが先行する中、調べていたら昨年2010年10月にオープンしたばかりのレンタル収納スペース「ライブBOX」にヒット。八千代緑が丘駅近くにあって、しかもコンテナタイプではないときた。
これはぜひ見学してみなければ!ということになり、早速予約の電話を入れました。

230708-2.tenpo.jpg
↑ 八千代緑が丘駅のバスロータリー前の通りをトライアル方面へ向かうカーブ途中にあります。

待ち合わせ場所の現地に着いて拍子抜け!あまりにコンパクトな店構えで、あれ?右の階段を上がった先にもあるのかしら?なんて迷ってしまったのですが、間違いなくこの1階部分のみが「ライブBOX」さんでございます。
収納を謳うような大きなスペースが、一体どこに隠されているのか?そもそも店内に照明ひとつ付いていないし・・・大丈夫かしら?

と、そこに本日ご案内いただく女性スタッフさんが「ご安心ください」と笑顔でお出迎え。
『入室すると自動的に照明がつくシステムになっているんですよ。セキュリティ管理のために出入りの際には必ずカードキーをリーダーにかざして、鍵を解除しなければなりません。さあ、どうぞ。入るとすぐに明るくなりますよ!』

スタッフさんの首から下げられたカードをかざすと、扉は手で押して開けられるように。そして一歩入り込むとすぐ“人感センサー”が作動して、天井の照明が一斉に点灯しました。逆に退室後は、自動的に消灯するんですって。ちなみに現在は節電のため、一部蛍光灯が間引かれているとのことでしたが、言われるまで気付かないくらい適度な明るさが保たれています。

230708-3.tenpo.jpg
↑ 入室する際には、カードキーを店舗右角にあるリーダーにかざします。レンタル収納スペースを契約した方に渡されるカードキーで、24時間いつでも出入りすることが出来ます。

230708-5.tenpo.jpg
↑ 退室する際もカードキーをかざさないと開きません。また、15分以上開けっ放しのときだけではなく、万一室内で危険があった場合はこの緊急ボタンでALSOKのガードマンを呼び出すことも可能です。

『当レンタル収納スペースの特長として(1)安心の防犯対策(2)大切な荷物を守る空調設備&清潔空間(3)使いやすさを考えた多彩なサポート、の大きな3つの柱があります。
契約された方は24時間出入り自由ですが、常駐スタッフはおりませんので警備会社ALSOKによる緊急時のセキュリティ体制を整えています。入室時、退室時ともにカードをかざさなければ扉は開きませんし、15分以上開けっ放しにしていると自動的にALSOKに通報され警備員がかけつけます。荷物を出し入れしやすくするため扉にはストッパーが付いているのですが、うっかり閉め忘れないよう室内にアラームが鳴るよう設定されています。』

230708-4.tenpo.jpg
↑ 外観からは想像つかないほどの奥行きにビックリ!実はこの店舗には46ものスペースがあるんですって。

セキュリティ管理は出入口のほかにも色々!
正面通路の奥にもスペースが広がっていて、迷路のように視界が狭まる場所には防犯カメラやミラーが設置されているほか、すぐにALSOKへ繋がる緊急時ボタンも数ヶ所用意されています。
また、各収納スペースの扉はカードキーとは別に高セキュリティなディンプルキーを採用!これは複製やピッキングが非常に難しいとされているんだそうです。

セキュリティが不十分だったために屋外のコンテナが全て盗難にあってしまったという話もあるようで、やはり安全面を考慮すると屋内のほうが安心出来そう。ただ、場所によってはビルの空きテナントを補うために一時的にトランクルームとして営業している企業もあるようで、せっかく預けても短期で閉鎖されたり空調設備が不十分と感じるケースも少なくないとか。
とはいえ、ライブBOXもセキュリティ管理には務めているものの、あくまでスペースのレンタルであって収納された物の保管責任は所有者となりますからご注意を。

230708-7.tenpo.jpg

大切な荷物を守るのは、防犯面だけではありません。

雛人形や五月人形、冠婚葬祭用に購入した大切な着物。
どれも頻繁に出番があるわけではないので、つい奥に奥にしまい込みがち。実家で昔、使わなくなった二段ベッドを収納棚にして、北向きの物置部屋にお雛様をしまっていたのですが、いざ引っ越しをするとき久々に開けてみたら、すっかりカビだらけになっていたという衝撃的な思い出があるのですが・・・やはり、モノをきちんと維持するためには適切な温度や湿度、換気が不可欠!

その点レンタルBOXでは、年間を通して基準通りに室温・湿度が保たれるよう、大型のエアコンで管理されています。また、カビ抑制のために24時間換気システムを採用しているとのことでした。ちなみに火災警報発令時には、自動で空調がストップするシステムもあるんだとか。
こうして細やかに管理された結果は、2週間ごとに室温と湿度をデータとしてまとめて、ユーザーの方がパソコンからチェック出来るようにしているということですから、自信を持って荷物を管理しているという心意気もうかがえます。

230708-6.tenpo.jpg

そしていよいよ、実際に貸していただくスペースを拝見させていただきました!
どのスペースも同じ幅・広さなのかと思いきや、幅広いニーズに応えるべくSタイプ(約0.7帖)平成23年9月現在満室中、Mタイプ(約1帖/約1.1帖)、Lタイプ(約1.5帖/約2帖)、LLタイプ(約3帖)とバラエティ豊かなスペースが用意されているんです。
2011年8月23日から新たにロッカータイプ(間口60cm、奥行55cm、高さ180cm)が出来ました!(月額利用料金は3,300円)

230708-14.tenpo.jpg
↑ スペースの上には格子が張られて、セキュリティを保ちつつ空調や照明が十分に行きわたるよう配慮されています。

230708-13.tenpo.jpg
↑ フロアの下は絨毯が敷かれています。

共有部分は清掃が入りますが、スペース内はいわゆる賃貸物件と同じく承諾もなく入室できませんから、各人で必要があれば清掃することになります。掃除機が入口近くにあるので、これでいつでも掃除することができます。
また、絨毯に匂いが染み付いたりすると掃除機ではどうしようもないので、基本的にアルコール類や液体などは保管することができないそうです。
ほかにも預けられないものがいくつかありました。
★預けられないもの
・危険物
・高級品
・火気厳禁
・腐敗するものはダメ
・匂いや湿気を発するもの(酒類などこぼした後に匂いが染み付くのでダメ)
・動物、遺骨

230708-15.tenpo.jpg

広々2畳〜3畳タイプは、荷物が多すぎて!という一般利用もさる事ながら、建て替えやリフォームの際にタンスやソファーを置きたいといった“仮置き”ニーズや、法人利用もあるそうです。天井も高いし、普通に賃貸の一室のように住んでしまえそうですね・・・。
『このスペースは物を置くことはもちろん、空間をお貸ししておりますから着替えなどお好きに利用していただいても大丈夫です。ただ、内側から鍵がかけられないようになっていますのでご注意ください。』

230708-12.tenpo.jpg
↑ 1.5帖のスペースで実際に荷物を置いた雰囲気がこちら。ラックや洋服掛けを置くと、使い勝手がアップしそう!

230708-8.tenpo.jpg
↑ 左が1帖タイプで月々8,400円。右は1.1帖で月々8,900円。正方形になっているのもあって使いやすそう!0.1帖アップするだけで随分印象が違います。

皆さん具体的には、どんな使い方をされているんですか?
『コートや季節はずれの衣類、下の子が産まれたときに取っておきたいマタニティや育児グッズ、趣味のスポーツ用品などが一般的ですね。あとは建て替えやリフォーム工事の際に荷物を一時的に保管するため短期間ご利用になられるケースもあります。他にも、友人に部屋を貸すために荷物を預けたり、美容室の方が荷物置き場に利用したいといった例もありましたよ。』

また、3.11の大震災後は今までにない問い合わせが急増しているんですって。
大津波や地震で家とともに大切な思い出までも失ってしまった様子を目の当たりにし、「リスク分散」を目的にアルバムやホームビデオなどを保管したいという方が増えたり、高く積みすぎた余計な荷物が地震で倒れてきて圧死したニュースを見て、住まいの荷物をすっきり片付けるためにレンタル収納を利用したり。
変わったところでは、「被災地から親戚を受け入れるために一部屋空けたいので」という理由や、スペース自体を収納機能にプラスして万一の避難先とするべく水や食料・布団を置いておくといったニーズもあるようでした。

アイディア次第で、使い方は色々広がりそうですね。

230708-11.tenpo.jpg

費用については、毎月のレンタル料金(スペースのサイズによって異なる)に加えて、初回は1ヶ月分の諸費用、保証金(2ヶ月分)が必要になります。なお、毎月銀行引き落としになるのですが、当月と翌月の利用料金(2ヶ月分)は手続きが間に合わないので初期費用に合わせて最初に支払います。
その合計5ヶ月分が指定口座に振り込まれたら契約完了!鍵が郵送若しくは現地にて手渡しされたら、いよいよトランクルームが使えるようになります。
ちなみに保証金は基本的には返金されるようですが、利用状況によって絨毯のしみや壁のへこみ、また上部が網目状になっていてここにはフックなどをかけてはいけないのですが、もし誤った使い方で破損させてしまった場合など修復が必要な場合は差し引かれます。
・・・契約方法の詳細はこちら

もし途中でスペースが手狭になって、サイズアップしたい!ということになっても大丈夫ですか?
『契約途中でサイズを変更する場合は、新規扱いになります。保証金は戻りますが、新規契約時に1か月分の事務手数料が再度かかりますのでご了承ください。』

さらに契約された方には、こんな特典も!
※2012年4月末まで(限定3室) 
新規ご契約の方に限り2012年9月までレンタル料金を50%OFF!
⇒特典内容の詳細はこちら

230708-10.tenpo.jpg

ふむふむ、ライブBOXの設備環境が十分に安心できるということは納得できました。

が、やっぱり主婦としては金額的な負担が気になるところ。
1帖タイプは月額8,400円なので、それならまぁ・・・とも思えるのですが、実際のスペースを見てしまうとせっかく借りるなら1.5帖程度は欲しいなぁと欲が出てしまいます。ですがこちらは、月額11,100円か・・・やっぱり引っ越した方がお得なのかな。

お得かどうかの判断に困ったら、わが家の節約アドバイザーなび夫さんに相談するべし!

『不動産用語に「収納率(しゅうのうりつ)」っていう言葉があって、これは住居に対して備わっている収納スペースの割合を指すんだけどね。収納率の目安は戸建ての場合は最低10%、マンションでは最低8%以上が望ましいとされていて、理想は15%と言われているんだよ。
最近の住宅購入にかかる平均的な価格は3,300万円台、ということは単純計算だけど収納の費用としては8%=264万円、10%=300万円かけていることになる。もしマンションで理想の15%=495万円を実現させようとしたら、8%分を差し引いた231万円分の収納費用が必要になるわけだけど、ライブBOXさんで月額11,100円の1.5畳スペースをこの金額分借りようとしたら、17年3ヶ月分にもなるんだよ。子供たちが巣立った後はむしろ収納率8%程度でも十分生活出来るだろうし、広い家に引っ越さなくても数年間をこの収納スペースで乗り切れれば家計的には無駄なく過ごせるんじゃないかな。』

さ、さすがなび夫さん。
そういう風に数字で言われると、ものすごく納得。

確かに実家の両親も、老後は部屋数少なめのマンションだったら掃除も楽で良いのに、なんて漏らしてたっけ・・・。もちろん部屋数が多くて広々とした家は魅力的だけど、もし収納以外の面で満足しているなら、こういうレンタル貸しスペースっていう選択は経済的にもアリなんだわ!

うちもこれからなび息子たちが大きくなってきたら、検討してみようかな。

【追記情報】2011年10月4日
ライブBOX並びの理容室「アゼリア」さんの駐車場が空いている場合、その駐車場を利用することができるようになりました。(2011年8月1日〜)
230902-1.tenpo.jpg

ロッカータイプ(間口約60cm/奥行約55cm/高さ約180cm)が新設されました!月額利用料は3,300円。(2011年8月23日〜)
230902-2.tenpo.jpg

Sタイプ(約0.7帖)は9月現在、満室となりました。
Lタイプも人気だそうなので、気になるタイプはお早目にお問い合わせくださいね。

【追記】2012年3月31日
※2012年4月末まで(限定3室) 
新規ご契約の方に限り2012年9月までレンタル料金を50%OFF!
⇒特典内容の詳細はこちら

●長谷工のレンタル収納スペース ライブBOX 0120-30-9161
千葉県八千代市緑が丘1-2-8アクトヒルズ八千代1階(東葉高速線八千代緑が丘駅から徒歩3分)
※現地にスタッフが常駐していないため、見学・申し込みはフリーダイヤル0120-30-9161(レジデンシャルサービス)へ問い合わせください。
【ホームページ】http://www.haseko-hln.co.jp/livebox/
posted by やちなび子 at 00:00 | Comment(0) | やちなび体験!お店レポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする